先日の日曜日は、次男高校時代の野球部保護者の
お食事会で、京会席の桜田へ行ってきました。
今回は、女性だけのランチ会なのですが、
久しぶりに皆に会って、色々な話を聞いて話して楽しかった~。
話の内容は、今や息子たちの結婚やお孫ちゃん達の事になっていますが、
それぞれの孫が、同学年になるみたいで、
これからもお孫ちゃん談義は続くのでしょうね~。
お食事もやっぱり桜田は美味しかったです。
まだまだ先の事になりますが、いつかその時の事もね。。(6・24)
オランダベルギー旅行行程 1 出発からアムステルダムホテル
2 アムステルダム市内観光・国立博物館 3 アムステルダム運河めぐり
4 昼食とオランダチューリップ畑 5 オランダキューケンホフ公園Ⅰ
6 オランダキューケンホフ公園Ⅱ 7オランダクレラーミュラー美術館
8 オランダデルフト焼き工房・マルクト広場 9オランダデルフト市内観光
10オランダハーグ 11 オランダキンデルダイク風車
12 ベルギーアントワープ市内観光 13 ベルギーノートルダム大聖堂
14 ベルギーブルージュホワイトアスパラ 15ベルギーブルージュ散歩・市内観光
16 ベルギーブルージュ運河めぐり 17 ベルギーブルージュ愛の湖
18 ベルギーゲント市内観光 19 ベルギーブリュッセルグランプラスライトアップ
20 ベルギーブリュッセル市内観光 21 ベルギーブリュッセルフリータイム
22 ベルギーブリュッセル~帰国・お土産
4月24日(木)
ラディソンBLUホテル アムステルダムエアポート
オランダ・ベルギーの旅1 出発からアムステルダムホテル
からの続きです。
一夜明けて、ラディソンBULホテルでの朝食会場です。
朝、混む前にと早目に降りていった私達。
でも、もう同じツァーの何人かは食べに来られています。皆、早いな~。
珍しい持ち手のコーヒーカップ。穴が空いているんですよ。
何人かのツァーの方たちといっしょに食卓を囲んだ朝食。
どこから来られたんですか~とかお互い聞きながら、
これから8日間、よろしくお願いします。
チーズやハムサラダ、パン、それにオレンジジュース。。
このオレンジジュース、オレンジの搾り機で搾った、搾りたての新鮮ジュースなのです。
この白い機械の中にオレンジを3個ほど放りこんだら、コップ1杯分位の
ジュースが出てくるんですよ。
面白くて、美味しくて、皆で交代しながらオレンジジュース絞り体験。
こんなオレンジジュースは初めてで、皆感激でした。
朝食が終わって、いよいよオランダ観光の始まりです。
バスの中から
今日のオランダは薄曇り、この季節のオランダは天候が定まらなくて
お天気になったり雨になったり、一日の間でもころころとお天気が変わるとのこと。
でも、ここのところ2日間程はよく雨が降ったので、
そろそろいい天気になってきますよとのガイドさんの言葉にちょっとほっとです。
オランダらしい家々や運河が見えてきました~。
WAAG(計量所)」と呼ばれる古城のような建物。
今は、アムステルダムでも人気のカフェになっているそうですよ。
アムステルダムの魅力は、歴史的建造物と現代的な物との融合だそうですが、
確かに、大胆なデザインと色使いのトラムが、
古い建物の中にあって、違和感なくうまくマッチしています。
積み木のおもちゃのような可愛い街並み。このトラムもお洒落ですよね~。
さて、本日最初の観光、アムステルダム国立博物館へやってきました。
アムステルダム国立博物館
改修工事が終わって
10年近く改修されていた国立博物館は、2013年4月(約1年前ですね)
グランドオープンしました。
改修後は、世界初の閉館日なし、365日開いている博物館となったそうです。
レンブラントの「夜警」やフェルメールの「牛乳を注ぐ女」などの名画が
見られるという国立博物館、楽しみです~。
外観の重厚さと対照的に中は明るくて近代的。
エントランスホールは、各国からの観光客でいっぱいでした。
まず目に入ってきたステンドグラス。綺麗~。
ホールのこの壁画は、改修工事で再現されたものだそうです。
さて、いよいよ色々な作品に会いに行きます。
アムステルダム国立美物館のコレクションは、年代別で展示されているそうです。
名誉の間
まずは、17世紀美術が展示されているという名誉の間へ。
最初に目に入ってきたのが、かの有名なヨハネス・フェルメールの
「牛乳を注ぐ女」 (1660頃)
窓からの光が、女の人の顔や白壁を優しい明るさで照らしています。
流れるミルクは、今本当に女の人の手から注がれているようで、
パンや籠も本物のようです。
難しい事はわかりませんが、絵全体から温かく穏やかで包みこんでくれるような
優しい雰囲気を感じました。
本物のフェルメールの牛乳を注ぐ女が目の前にある。。感動の一瞬でした。
これらの展示品は、フラッシュなしなら写真撮ってもいいのです。
日本では考えられない事ですよね。
同じくフェルメールの「手紙を読む青衣の女」 (1662-63頃)
窓は描かれていないけれど、「牛乳を注ぐ女」といっしょ、
画面向かって左側から優しい光がさしています。
女の人が持っている手紙は、どんな手紙だったんだろう。。
なんて、ふとそんな事を思ってしまいました。
次も、フェルメールの「恋文」
手紙を受け取ってちょっと驚いたような女性と、それを見守る女中、
「恋文」とあるからには、ラブレターなのでしょうが、
この絵の中にどんな物語が秘められているのかちょっと気になりますよね。
この作品は、ブリュッセル展覧会に貸し出し中の1971年に盗難に遭い、
2週間後に発見された時は、カンバスから外され丸められて、
大きなダメージを受けていたのだそうです。
フェルメール 小路
フェルメールの2点しか現存しない風景画のうちの1つ(もう1つは「デルフトの眺望」)。
これは、明日行くデルフトの家並み(1658年頃)だそうです。
デルフトの街に行くのが楽しみになった作品でした。
このフェルメールの作品群の横には、レンブラント・ファン・レインの作品が。
なんとも豪華なラインアップです。
レンブラント 「織物商組合の幹部たち」
「ユダヤの花嫁」
レンブラントが晩年に描いた集団肖像画の傑作「織物商組合の幹部たち」や
晩年期の代表作「ユダヤの花嫁」が、平然と事もなげに並んでいます。
人々は、ガラス張りでもなく、ロープが張ってある訳でもない名画を
目の前で観賞し、心ゆくまで写真撮影もできるのです。すごい~。
夜警の部屋
名誉の間の奥には、レンブラントの夜景が飾られた夜警の部屋があります。
レンブラント「夜警」 (1642)
オランダ絵画黄金期の傑作と言われるレンブラント作「夜警」。
国立博物館で一番人気の作品だけあって、
絵の前は、人でいっぱい。
3.8m×4.5mという、市警備団の中隊を描いた集団肖像画の大作です。
斜め上からの強い光による明暗対比や、赤褐色の鮮やかな色彩、
絵に動きがあり物語性を持たせている点などが特徴だそうですよ。
その時は全然気付かず、帰国してから気付いたのですが、
私達、この「夜警」で世界三大名画を見たことになりました。知らなかったな~。。
世界三大名画
レンブラント・ハルメンス・ファン・レインの「夜警」
オランダ国立博物館 ここです。
ディエーゴ・ベラスケスの「宮廷の待女たち」
スペインマドリッド・プラド美術館
エル・グレコの「オルガス伯爵の埋葬」
スペイントレド・サントトメ教会
ベアトリックス女王主催の晩さん会
また、この夜警の部屋では、2013年4月、オランダ新国王即位式を前に、
ベアトリックス女王主催の晩さん会が催され、
オランダをご夫妻で公式訪問中の皇太子さまが出席されたそうです。
晩さん会の様子
http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/b/6/500x400/img_b6e7bd96c63964bd64014ff9948a1252291102.jpg
レンブラントの夜警の絵の前のメインテーブル、
ベアトリックス女王と同じ一番前の席に座られた皇太子さま、
雅子さまは負担を考慮し、宮内庁の方針でホテルで過ごされたそうですが
いつか、雅子さまもご一緒に出席できる時がくればいいですね。
さて、簡単にその他の作品も少しご紹介。
騎手と川のある風景 アルベルト・カイブ
陽気な家族 ヤン・ステーン
こんな感じで絵の前で写真を撮るのもOK~。
デルフト市民とその娘 ヤン・ステーン
花と果物 ヤン・ダヴィス・デ・へーム
この花と果物の絵、ぱっと目を惹く素敵な作品です。
私、この絵、好きだな~。
レンブラントファン 若き日の自画像
これは、若き日のレンブラントの自画像だそうですよ。
デルフト焼の数々も
もちろん他にも、展示作品はいっぱいですが、
ご紹介するのは、とりあえずこれ位に。。
ライクスミュージアムショップ
さて、フリータイムも含めて色々と作品を見た後はライクスミュージアムショップへ。
カフェと併設されているショップです。
気がつけば集合時間まで後8分ほど。。
集合場所から少し離れているので行こうかどうしようか迷っておられた
ツァーの方を誘って、さ~っと買い物へ。 8分あれば行って来れるよ。
大急ぎで、グッズを探してお買い物終了。
集合時間1分前に、無事戻って来れました。
とりあえず、「夜警」と「ミルクを注ぐ女」のグッズだけは
入れておかないとね。
さて、次は
(オランダ・ベルギーの旅3 アムステルダム運河めぐり)へ続きます。