京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

ヨーロッパ木組みの家巡り20ルクセンブルグ市内観光2

2018-05-21 00:17:00 | 海外旅行2017 5月スイス・フランス・ドイツ・ルクセンブルグ旅

旅の旅程は 2017 春色ヨーロッパ木組みの家巡り旅行行程  

ヨーロッパ木組みの家巡り1 関空~チューリッヒ  2 スイスラインの滝
3スイス・シュタインアムライン 4ドイツ・マイナウ島観光1
5ドイツ・マイナウ島観光2  6フランス・ストラスブールライトアップ
7フランス・ストラスブール朝の散歩  8フランス・アルザス・エギスハイム
9フランス・アルザス・エギスハイム2  10 アルザス・コルマール1
11アルザス・コルマール2   12フランス・アルザス・リクヴィル1
13フランス・アルザス・リクヴィル2  14ストラスブール プティット・フランス
15 ストラスブール大聖堂    16ストラスブールイル川クルーズ1
17ストラスブールイル川クルーズ2  18ルクセンブルグ
19ルクセンブルグ市内観光1        20ルクセンブルグ市内観光2
21 ルクセンブルグ夕食・ホテル   22 ドイツ・ベルンカステルクース1
23ドイツ・ベルンカステルクース2 24ドイツ・トラーベントラーバッハ
25ドイツ・黒猫ワイン伝説の街ツェル 26 ドイツ・ケルンライトアップ
27ドイツ・アウグストゥブルグ宮殿    28ドイツ・ケルン市内観光1
29ドイツ・ケルン市内観光2            30ドイツ・ケルン大聖堂
31ドイツ・ケルン・フリータイム1   32ドイツ・ケルン・フリータイム2
33ドイツ・ケルン・フリータイム3    34 帰路デュッセルドルフ・お土産・人々

ヨーロッパ木組みの家巡り19ルクセンブルグ市内観光1
の続きです。

4月30日(月)

ルクセンブルク市は、城壁と渓谷に囲まれた城郭都市。
古い町並みと要塞群が世界遺産であることは
前回も書きましたが。。

今から坂道の石畳を登って、そのルクセンブルグの要塞群
を見にいきます。

しばらく石畳の道を歩くと、ヴェンツェルの環状城壁が
姿を見せました。
14世紀から15世紀にかけて造られた城壁で、
今は一部だけが残っているそうです。

ペトリュス渓谷

ルクセンブルク市内を流れるペトリュス川は、
アルゼット川と合わさりアルゼット川となります。
そして、アルゼット川沿いにできた谷を
ペトリュス渓谷といいます。 うん?なんだか複雑??

緑豊かな深い渓谷、城壁から見下ろすペトリュス渓谷の
グラントの中の街はしっとりと落ちついた様子。

これぞ、なんだかルクセンブルグっていう感じです。

目の前に見えているのは、サン・ジャン教会。

サンジャン教会の塔の後ろにあるのは、ノイミュンスター修道院です。

ポックの砲台

ペトリュス渓谷の断崖を利用、その上に城塞を築き
街をつくった要塞都市ルクセンブルグ。

城壁の先端にあるポックの砲台です。

ここが、963年、ルクセンブルグの
歴史が始まった場所と言われているんですよ。

大国に囲まれたルクセンブルグは、ドイツ、フランス、スペインなどの
国々の支配に隷属しましたが、

その隷属状況は1839年にルクセンブルク大公国として独立するまで
続いたそうです。

 

でも、ポックの砲台は、北のジブラルタルと呼ばれるほどの
防衛力がある天然の要塞だったそうです。

素適な景色

今は、穏やかな時間が静かに流れるこの渓谷の街ですが、
市を囲むヴェンツェルの環状城壁が建設された14~15世紀には、
全長20キロにも渡る「地下道要塞」も造られていたそうです。


ロマンティックでおとぎ話の国の様な景色も、
その後ろには、戦争で苦しんだルクセンブルクの歴史が刻まれているんですね。

向うに見える新市街地には、国際機関や金融機関のビルが建ち並んでいます。

経済大国の現在と要塞を築き他国の侵入を防ごうとした過去、
ここからは、この対比的な景色を一つに見る事ができます。

こういう景色もルクセンブルグの魅力の一つなのでしょうね。

 こちらに見える橋は、ヴィアデュック橋。
アーチが可愛い橋ですよね。

城塞の上から覗きこむこの景色は、可愛いおもちゃの国みたい。

私が思い描いていたルクセンブルグは、
こういう街並みなんですよね。。

ノートルダム大聖堂へ

 さて、ペトリュス渓谷を出て、次はノートルダム大聖堂へ向かいます。

  

陽気で明るい女の子達。
楽しそうで、若いっていいな~。

どこの国でも若い力は国の宝ですね。

ノートルダム大聖堂

ノートルダム大聖堂にやってきました。

ノートルダム大聖堂は、1613年イエズス会修道士によって建てられた、
後期ゴシック様式の建物。


  

天に向かって伸びる尖鋭の塔が街のどこからでも見えて、
ルクセンブルグのランドマークになっています。

教会内部

国の儀式はこの聖堂で行われることになっていて、
ジャン前大公とベルギー王女ジョゼフィーヌ・シャルロットや
大公世子ギョームとベルギー貴族の娘ステファニー・ド・ラノワ伯爵令嬢
などの結婚式もここで行われたそうです。

一昨日(2018年5月19日)イギリスのヘンリー王子と
アメリカの女優メーガンさんが、イギリスのウィンザー城で
結婚式を挙げられましたが、それと同じように、

王女たちがウェンディングドレスの裾やベールを引きずりながら
歩かれたであろう主祭壇に続く道に佇む主人です。

主祭壇

ノートルダムとはフランス語で “我らの貴婦人” という意味で、
聖母マリア様の事を示すのだそうですが、
主祭壇の聖母マリア像は豪華なドレスを着て、
イエス・キリストを抱いておられます。

主祭壇のステンドグラスは壮大で綺麗。。

神聖な雰囲気の中で

教会を囲むステンドグラスもとても綺麗。。

そっと席に座って、じ~っと祭壇を見ていると
クリスチャンではないけれど、
心がす~っとしてくるような気がします。

このままもう少しじ~っと座っていたい感じ。。
歩き疲れているからじゃありませんよ。。

 ダルム広場

 ノートルダム大聖堂を出て、ダルム広場に戻ってきました。

 美味しそうなケーキ屋さん。

 人出は少し減ったようですが、露店はまだ出ています。

ギョーム大公世子

お土産屋さんに大公一家の写真が置いてありました。

こちらのハンサムな王子さまは、
1981年11月11日 生まれのギョーム大公世子。
次の大公さんですね。
ちなみにうちの長男と同い年です。

ルクセンブルクの現大公アンリ大公と妻マリア・テレサ大公妃の
長男で、ベルギー貴族の娘ステファニー・ド・ラノワと結婚。
先ほどのノートルダム大聖堂で結婚式を挙げられました。

とっても素適で仲の良いお二人ですね。 

 現大公アンリ大公の後継者として、これから活躍されていく事でしょう。

憲法広場

次に行ったのは、 憲法広場。

憲法広場には、第一次世界大戦戦没者の慰霊碑があり、
その先端にはゲレ・フラと呼ばれる黄金の女神像が立っています。

慰霊碑は、第二次世界大戦中にナチスによって破壊されましたが、
第一次と第二次の二つの大戦の犠牲者を弔うために、
1985年に再建されたのだそうです。

黄金の女神は、勝利と栄光のシンボルである
月桂樹の冠を掲げています。 

憲法広場近くには、観光客の駐車場やインフォメーションボックス、
大きなホテルもありますよ。

 憲法広場の幾何学的な模様の庭園も素敵。

また、この憲法広場からの眺めも素敵なんです。

ルクセンブルクの見どころのひとつ、アドルフ橋が見えます。

アドルフ橋は、ルクセンブルク大公のアドルフが
在位していた時代に築かれ、
当時は、世界最大のアーチを持った石橋だったそうです。
高さ42メートル、長さ84メートルもあるそうです。

でも、工事中で。。通れる事は通れるのですが、
脚組や工事壁が見えてちょっと残念かな。。

アドルフ橋の向こうに見えるのは、ルクセンブルク国立銀行 の時計塔。

経済大国ルクセンブルグの象徴ですね。

 

さて、いまからこのアドルフ橋を渡って夕食に向かいます。

ヨーロッパ木組みの家巡り21 ルクセンブルグ夕食・ホテル
に続きます。 

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