旅の始まりはこちらから 1 イタリア ローマ
旅のスケジュールは こちら
1ローマ・コロッセオ・フォロロマーノ・トレビの泉
2 バチカン市国・サン・ピエトロ大聖堂
3シエナ・カンポ広場 4ピサの斜塔
5 フィレンツェ 6ベネティア
7ベネツィアゴンドラ 8ミラノ
9 フランスモンサンミッシェル 10メトロ・エッフェル塔
11パリ市内観光 12ベルサイユ宮殿~帰国
2004年 7月2日(金)
今日はいよいよ、楽しみにしていたフィレンツェの市内観光です。
バスを観光地近くに停める事ができない為、
バスを降りてから、添乗員さんの後を15分ほど付いて歩き、
世界遺産の街、フィレンツェにようやく到着です。
花と芸術の都 フィレンツェ
さすが、「花の都」フィレンツェ、街の至る所が花々で溢れています。
果物や野菜さえも、アートの一部のよう。。
芸術の都では、何もかもが芸術に見えてしまうのが不思議です。
ウフィッツィ美術館
イタリアの観光ガイドは、資格のある人しかできないので、
今までの観光地でも、添乗員さんがガイドをする事はできませんでした。
私達4人に対し、運転手さん、添乗員さん、現地の観光ガイドさんと、
3人の方が私達をお世話して下さっていたのです。
添乗員さんが笑いながら、
「このツァーは完全に赤字ですよ~。」なんて言っていましたが、
このウフィッツィ美館前では、なんと現地のガイドさんが二人も
待っていて下さいました。
日本語を話す無資格ガイドさんが、有資格ガイドさんの下について、
私たちを案内して下さったのです。
つまり、お世話する方とされる方が4:4になってしまい。。
ラッキーだけど、なんだか申し訳ないような。。
ウフィッツィ美術館です。
ウフィッツィ美術館は、16世紀中頃、コジモ1世が
フィレンツェ公国の役所として建てた建造物だそうで。。
海の泡から誕生したヴィーナスが貝殻の上に立つ、
有名なボッチィチェッリの「ヴィーナス誕生」が
展示されている美術館です。
やっぱり、本物を見る感動というのは大きいですね。
館内は写真撮影禁止の為、これは貰ってきた写真です。
そして、これは、ウフィッツィ美術館から見た
アルノ川にかかるヴェッキオ橋。
この橋の上には、宝石商がいっぱい並んでいるんですよ。
ヴェッキオ宮殿
14世紀後期から15世紀にかけてルネッサンス文化が花開き、
メディチ家の台頭とともに隆盛を極めたフィレンツェ。
広場に面したヴェッキオ宮殿は、600年たった今でも
市庁舎として使われているそうで、驚きです。
ヴェッキオ宮殿鐘楼の高さは、94メートル。
こちらは、その市庁舎の玄関。
なんて素敵な天井の装飾~。
こんなにも豪華な文化財を、市民の日常生活の為に
使っているなんて、ちょっと日本では考えられませんね。
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂
赤茶色の煉瓦、八角形の屋根がフィレンツェのシンボルでもある
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(ドゥオーモ)です。
イタリアゴシック建築を代表する建物と言われているドゥオモ。
花の聖母寺院とも呼ばれています。
白大理石を基調に緑、ピンクの大理石によって装飾されている
ドゥオモの美しさは目を見張るばかり。。
今日本で、岐女短の女子学生や、京産大の男子学生、
はたまた、どこかの野球部の監督さんまでもが、
壁に落書きをしたといって、問題になっているのは
この大聖堂なんですよ。
こんなに素晴らしい聖堂に落書きなんて。。
あまりにも大人気ない行動に、同じ日本人として
とっても残念な気がします。。。
でも。。正直言って、イタリアは至る所が落書きだらけでした。
さすがに世界遺産級の建物には、あまり見かけませんでしたが
町の壁なんか、これでもか~っていうくらい落書きがありました。
日本人も、もちろん反省して、今後こういうことがないように
気をつけないといけないと思いますが、
イタリアの人も、せっかく素晴らしい文化遺産に囲まれて
暮らしているのですから、
落書きに対して、もう少し厳格な気持ちを持ってもらえたらなって。。
そう、思いました。
さて、いつまでも、いつまでも見ていたい気分ですが、
これから昼食まではフリータイム。
待ち合わせ場所を決めて、買い物に出かける事になりました。
フィレンツェは露天商も有名。
皮の鞄、服、靴、雑貨などが結構安価で売られています。
フェラガモ本店
途中、新婚さんにばったり会って、いっしょに
フェラガモ本店に行く事になりました。
フェラガモの本店はフィレンツェにあったんですね。知らなかった。。
アルノ川沿いにあるフェラガモ本店。
中に入ると、背の高いすらっとしたモデルさんのような
イタリア人の若い女性が対応してくれました。
私が鞄を見ていると、彼女が、さっとその鞄を取り出し、
自分で持って、素敵でしょう~と言うように見せてくれます。
白いシャツに黒いパンツスーツのすらっとした彼女が持つと
もう、とっても素敵に見えて。。。
。。という訳で、右側の鞄、今、うちの家のクローゼットに
ちょこんと収まっています。
今日の昼食はピザ。
お店の窯で焼いた、大きなあつあつのピザが一人一枚。
冷たいビールに、チーズたっぷりのピザ、おいしい~。
続いて、ポーク、ポテト、アイスクリーム。。
もう、お腹いっぱいです。
ミケランジェロ広場
バスでミケランジェロ広場にやってきました。
小高い丘の上にあるこの広場からは、
フィレンツェの街並みが一望できるのです。
花の聖母寺院のクーポラが見えます。
その左側には、ジョットの鐘楼(ドゥオモの一部)も見えています。
絵葉書で見たことのある、絵葉書そのままのフィレンツェの姿が
眼下に広がっています。うわ~っと、もう感激でした。
ベニスへ
途中、免税店に寄ったりしながら、バスで約3時間、
ベニスのホテルに到着しました。
こじんまりとした、アットホームな感じがする可愛いホテルです。
ワインと、バジルソースのパスタ、地中海シーフード、
ポテト、ティラミスの夕食を終えた後、主人と二人で
近くのお店に、ジェラートを買いに出かけました。
町のジェラート屋さん
小さなかわいい、町のジェラート屋さん。
「チャオ~」「チャオ~」とお店に入っていくと、
「チャオ~」と、お店のおじさんもにっこり。
色々なジェラートがいっぱいあって、何にしようかな~。
レモンを指差して、「ウノ、ペルファボーレ」(一つ、どうぞ。)
青りんごを指差して、「ウノ、ペルファボーレ」
いくらですかのイタリア語は忘れてしまって。。
「How much ?」
ジェラートを一つずつ貰って、「グラ~ツェ」(ありがとう。)
そして、最後は 「アリベデルチ~」 (さようなら)
ご主人も、「アリベデルチ~、○#△#○*#▽#*~~」
最後になんか言ってくれたけど、それはわからずじまい。。
でも、こんな簡単なイタリア語で、ジェラート買えました。嬉しい~。
シエナのパリオ
ホテルに帰って、テレビをつけると、シエナの映像が。。
7月2日。。。今日がシエナのパリオの日なのです。
昨日見たシエナのカンポ広場に人が溢れ、
本当に裸馬が走っています。
このすごい人、人、人。
いつか、シエナにゆっくり滞在して、このパリオも見てみたいね~
そんな話をしながら、イタリア語でぺらぺらっと話す、
ニュース番組の映像を見ていました。
でも、それまでに、ちょっとイタリア語勉強しないとな~。。
さぁ、明日はベニス観光、ゴンドラにも乗ります~。
(6 イタリア ベネティアへ続きます)
生活の中に美的センスが溢れているんですね❤
たんぽぽさんがきっとこの街で、幸せそうな顔で
笑っておられたんだろうなぁ~と思いました。
超VIP待遇の観光ガイド、1人に1人はさすがに
有りがたいというよりも恥ずかしさもありますよね。
申し訳ないって思われる奥ゆかしいたんぽぽさんは
やっぱり私の憧れの女性です(*^.^*)
イタリアは落書きが多いんですね、
それはとっても悲しい事ですね・・・
日本ではこれをきっかけに落書きが減ることを祈ります。
フェラガモバック、クローゼットから出てお出かけ
されているのかしら?
旅行の大切な思い出が詰まったバッグ、サイズも
日本人に合いそうで素敵です❤
素敵な都市ですね
街も綺麗ですし歴史を感じます
お料理も美味しいですね
ヴィーナスの誕生見られたんですね。
いいですね~!
その目を譲って欲しいです(笑)
ほんとに素敵な街、
きっと夢見心地だったでしょうね。
落書きは悲しいですね。
素晴らしい文化遺産も
だいなしになってしまうのに。
たんぽぽさんの記事ですが、ベッキォ橋に特に興味が。
18世紀を舞台にしたちょっとクセのある?フランス映画にこんな橋が使われていたんです。
あら~、まだこういう橋が残ってるんだ、とビックリです。
(↑バルさんと一緒(笑))
だんだんイタリアに行きたくなってます
私、若い頃は外国はあまり行きたいと思わなかったのですが
今になって だんだん心が動いてます
たんぽぽさんの文章に惹かれてるのでしょうね♪
それにツアーは忙しいイメージしかなかったのですが
こんな優雅なツアーもあるんですね
たんぽぽさん昨日の
↓ ビサの斜塔をしっかりさせてられますね
ご主人より軽々と…(笑)
てなわけはないですよね(笑)
まだまだ続きがあるのが楽しみですう~
いつもいつも、ブログを読んでいただき、
コメントもありがとうございます。
芸術の街、フィレンツェ。。
何もかもが、芸術的で、ほんと素敵な街でした。
くまこさんに憧れの女性なんて言ってもらえて、
もう、どうしていいやら。。オロオロ。。
本当に憧れてもらえるような、そんな女性に
なれればいいのですが。。
イタリアの落書きは、ほんと驚きでした。
こんな綺麗な街なのに、どうして。。と
思うことが多かったです。
今回の事件がきっかけとなって、イタリアの
落書きが減っていってくれるといいですよね。
フェラガモのバックは、何回か使いましたが、
そういえば。。最近はクローゼットの中で
眠ってますね~。
また、起こしてあげないと。
お久しぶりですね。
ブログ読んでいて下さってありがとうございます。
イタリア料理に詳しい、ryuji_s1さんなら、
フィレンツェの街も、よくご存知なんでしょうね。
イタリアの料理は、どこでもおいしかったです。
絵画を見たり、絵を描いたりすることの好きな
kazuさんなら、イタリアはきっと、
宝の山の国だと思います。
なんといっても絵画がガラス張りでなく、
そのまま目の前に見れるのですから。。
絵の具の盛り上がりなども、そのまま伝わってきます。
素人との私でも、本物を前にすると、
やっぱり感動でした。
落書きは、本当に残念でした。
観光客、イタリア当局、イタリア国民
みんなの意識改革が必要ですよね~。
フランス映画にベッキォ橋が。。
どんな映画か、ちょっと見たい気がしますね~。
古い建物を、ただの文化財とせずに、
今でも使っているというのも、すごい~と
思いました。
日本じゃ、考えられないよね。