京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

8月16日 大文字の送り火

2024-08-17 16:00:00 | 日常日記

昨夜の京都は大文字の送り火でした。
関東・東北地方に台風7号がきていて心配しましたが
思ったほどひどくなかったと長男から連絡が入り
ちょっとほっとしています。
被害にあわれた方、どうかお大事にしてくださいね。

コロナ前の大文字の送り火

コロナ前は息子達家族や親せき、友人達が来て
賑やかで楽しい大文字をしていました。

屋上で、主人担当のバーベキューや焼きそば、
じゃがバターにナスの生姜漬け、とうもろこし。。

私は、エビフライやから揚げ、サラダにちらし寿司
ビーフンなどを気合を入れて作り。。みんなでワイワイ。
母が特製の焼き豚を作ってくれた年もありました。

大文字送り火の日、懐かしの屋上。

皆で、食べて、飲んで、話して、ギターで歌って。。
楽しかったな~。

でも、そんな賑やかな大文字は、
2019年の夏を最後に、なくなってしまいました。

2020年、2021年の部分点灯

2019年12月1日、中国武漢で原因不明の肺炎患者が発症
したことから始まったコロナ感染。

2020年、2021年の大文字送り火点火は、
コロナ感染が拡大したため、規模を小さくして、
一部分だけの大文字の点火となりました。

仕方のないことですが、やっぱり寂しかったです。

部分点火の予定

1か所しか点かない文字も多かったです。
それでも、中止にならずによかったです。

2020年の大文字送り火の様子はこちらです。

  2020年大文字 

2021年の大文字送り火の様子はこちらです。

  2021年の大文字

 

2022年8月16日
一人ぽっちの大文字

2022年の大文字送り火は、主人が入院して2週間ほどの頃。
はじめは10日くらいで退院できると聞いていたのに
大文字の日も退院できずにいました。

   主人の入院

この年の大文字は、3年ぶりの全点灯(火床全部が点火)
の大文字で
嬉しかったけど、

主人は入院中、母は屋上まで上がれず、
コロナ感染が収まっていない中訪ねてくる人もなく、
初めて一人ぼっちで屋上から見た寂しい大文字でした。

賑やかだったころの大文字の夜を思い出しながら、
屋上で一人、写真を数枚だけ撮って階段を下りました。

2023年8月16日 母の初盆

昨年2023年の大文字は
2022年末に亡くなった母の初盆の送り火でした。
この日は、屋上で主人と二人焼肉をしました。

母を亡くして8か月、私は2月に膝の怪我をして、
体調も悪く、仕事も引退することを決め、
心身ともにしんどかった頃です。

そんな中屋上で焼肉をしようか~という事になったのですが、
お肉を焼いてみたら、味はいいんだけどなんだか薄い。。

私、間違って焼肉用のお肉ではなく、
すき焼き用のお肉を持って上がってきてしまった
ようなのです。

主人は、このまま焼肉でいいよと言ってくれましたが、
なんか、せっかくのお肉がもったいないですよね。。

冷蔵庫におネギとお豆腐があったので、
途中から焼肉をすき焼きに変えました。
やっぱり、すき焼き用のお肉は、
すき焼きの方がおいしいです。

あらめとお揚げを炊いて、大文字の送り火を。
初盆の母、父に道案内をしっかり頼みました。

2024年8月16日

そして、今年2024年の大文字送り火。

昨日は、台風7号の影響もあってか、
結構風が吹いて涼しかったです。

今年の大文字送り火も主人と二人でした。


月明かりの中の大文字。
ここには映っていませんが、
観光用か取材用のヘリコプターが4~5機飛んでいました。
昔にはなかった光景です。

これが、10機、20機。。となったらちょっと問題。
そうなるまでに、何か規制ができるでしょうね。



夕飯は下で食べて、屋上には送り火を見に
上がってきただけの私達。

屋上で食べるというのは、下から色々な物を持って上がり、
用意しないといけないので。。実はちょっと大変なんです。

8月14日お墓参りに行って、その時は大丈夫だったのに
夜からちょっと体調を崩してしまった私。
15日は朝のウォーキングも休みました。

16日は復活したけど、やっぱり疲れが残っているし
この日は無理をしないことに。

それでも、大文字の日にいつも母が用意していた
あらめの炊いたんは作りましたよ。
あらめ炊きがあると、大文字の火であの世に帰る魂が
道に迷わないのだそうです。

後は、うなぎちらしと肉団子とおすまし、
そうそう、母の好きなすぐきのお漬物も用意しました。

まだ新米の母は無事にあの世に帰ったかな。
ま、父がついているので大丈夫でしょうね。

 

来年もまたこんな大文字なんかな。。と言ったら
主人は、いや、来年はきっと賑やかにできるよと
言ってくれました。

人は呼びたいけど、呼んでおもてなしするだけの
体力も気力も今はないし。。

またいつか賑やかな大文字の送り火になったらいいな~
そう思いながら、消えゆく大の字を見つめていました。

 

最後までお付き合い頂き
ありがとうございました。

たんぽぽのお花
ぽちっと押してく.ださいね。

いつかクロアチア旅行の続きを
書こうと思ってますので
こちらでお願いします。↓

 

いつもご訪問ありがとうございます。

 

 


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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ハムちゃんさんへ (たんぽぽ)
2024-08-20 15:07:49
ハムちゃんさん、母の事ありがとうございます。
ハムちゃんさんは、お母様がご存命なんですね。母は、あまりにもあっけなく逝ってしまって。。(._.)
でも、ご高齢で回復の見込みのないままのご入院もお辛いですね。どうかお大事にしてくださいね。

以前からブログを読んで頂いていたとのこと嬉しいです。(*^^)v
中欧旅行のブログを参考にして、ハムちゃんさんもご旅行されたなんて。。旅行記を書いた甲斐があります。嬉しいです。中欧ヨーロッパよかったですよね~。(^^)v

今は同じ京都にお住まいとのこと。
送り火は、そうですよね、子供の頃からの行事なんですよね。私も祖父母と一緒の大文字を思い出してしまいました。

ブログ、なかなかのマイペースになってしまいますが、アップしていくつもりです。また、よろしくお願いします。(*^^)v
返信する
Unknown (ハムちゃん)
2024-08-19 13:07:23
> たんぽぽ さんへ
> ハムちゃんさんへ... への返信

早速返信頂きありがとうございます。大変嬉しいです。
 
お母様のことお悔やみ申し上げます。
実は私にも今年94になる母がおります。倒れてより1年半ほどになり、回復の見込みのないまま入院しています。
以前よりお母様との生活を大事にされているたんぽぽさんのご様子に素晴らしいご家族だと思っておりました。

2013年の中欧のご旅行のブログの際にたんぽぽさんを知りました。そのブログを参考にして我々も三国を旅しました。
その当時は京都に居をおいておりませんでしたが、生まれはこちらですから、懐かしくブログを拝見しており、送り火も子供の頃からの行事です。
そして数年前に京都に戻ってきました。
たんぽぽさんとは反対側のはらいの山裾のあたりにいます。護摩木をお供えに行ってきましたよ。

ブログを楽しみにしていますので、ドンドンアップしてくださいね。元気を頂戴していますので。応援しています。
返信する
ハムちゃんさんへ (たんぽぽ)
2024-08-19 11:17:01
ハムちゃんさんへ
ハムちゃんさん、
コメント嬉しく読みました。ありがとうございます。(*^_^*)

今年の6月15日、1年半の時が過ぎて でブログを再開しました。
何度も見に来て頂いていたなんて。。本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。
おっしゃる通り、私たちの病気、母の死、足の怪我。。その他にも色々とあってパソコンを触ることもしていませんでした。(>_<)

でも、改めて自分のブログを見直した時、私の楽しかった時間がここにあると思い、ゆっくりと再開することにしたんですよ。(^^)

ハムちゃんさんも京都の方なのかな~。捻挫した足お大事にしてくださいね。お互い一日一日を大切にしていきましょうね。これからもよろしくお願いします。(*^_^*)また、コメントしてくださいね。
返信する
小梅さんへ (たんぽぽ)
2024-08-19 11:09:51
小梅さんへ
小梅さん、おはようございます。

今日の京都は曇り空。少し暑さもましで、ウォーキングもちょっと楽でしたよ。
身体の調子心配して頂いてありがとうございます。疲れやすくなったのは事実ですが、普通に暮らしています。
また、旅行にも行こうと思っていますよ。(^^)v

今年も五山の送り火が終わりました。
あらめの炊いたんは、母から引き継いでこれからも続けますね。
父はちゃんと母をエスコートしているかしら。。('_')♡
でも、父は母の事が大好きだったので、頑張ってると思います。

→2012年11月7日 父の27回忌に思う に父の思いを書いてます。よかったら読んでみてね。(*^^)v
https://blog.goo.ne.jp/tanpopo_2007/e/0ee0eff834f59bd04c1ecfa9a24d1899

来年はちょっとだけ賑やかな大文字になったら嬉しいかな。(^^)
返信する
Unknown (ハムちゃん)
2024-08-19 08:00:58
ブログを開始されたこと本当に嬉しく、元気を頂戴しました。ありがとうございます。
何度拝見しても、クリスマス飾りのままで、何かお辛いことがあり更新できないお気持ちなのだと思ってました。
長い間、閉ざされたままのブログに諦めかけていましたが、今朝「再会」
送り火、ベランダより今年も眺めました。送り火の思い出は長年積み重さねられて、毎年感慨深くなりますね。
私も同世代、5月に捻挫した足がまだ痛く、一日一日を大切に過ごそうと思っています。たんぽぽさんも御身お大切にしてくださいね。ブログ楽しみにしています。
返信する
Unknown (小梅)
2024-08-18 22:27:54
朝晩の暑さは少しはマシになったけど日中はまだまだですね。
お身体の調子は如何ですか、くれぐれもご無理なさらないでね。

今年も無事に五山の送り火が終わりましたね。
あらめの炊いたんは帰られる魂が道に迷わないようにですか、意味を聞いていると京都の方々が亡き方々を大切に想う気持ちが伝わってきます。
たんぽぽさんのお母さまはお父さまのエスコートもあるしたんぽぽさんお手製のあらめ炊きもあるから安心ですね(*^^)v

来年は賑やかにご先祖をお送りできたらいいですね(*^^*)
返信する
hirarin さんへ (たんぽぽ)
2024-08-18 09:25:59
屋上までの階段がだんだんしんどくなってきています。母も最後の年は上れなかったです。(-.-)
大も妙法も船形も見れるので、またみんなが集まってくれたらと思っています。でも、若い人に動いてもらわないと無理ですね。私は、かつての母の様に座っているだけがいいな。(*^^)v

食べられて歩けるのが、確かに基本ですね。食の質の大切さを感じています。昔は好きなものを好きなだけでしたが。。(^_^.)

いつかリアル大文字の送り火を見に来て下さいね。(^^)v
返信する
Unknown (hirarin)
2024-08-18 07:09:12
お元気で屋上まで上られて五山送り火見られて良かったですね。
私も食事の用意もだんだん億劫になってきてます。でも、食べられて歩けたら上々。
16日はは比較的涼しかったので、今年こそは(電車30分なのにまだリアルで見たことがなく)行きたいなと思いつつ、日が暮れてしまいました。
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