夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

春の妖精 ニリンソウ

2016-04-16 21:05:23 | 日記・エッセイ・コラム

                                       春の妖精  ニリンソウ

 

 

 ニリンソウ 二輪草

            スプリング ・エフェメラル ⇒ 春の妖精

ニリンソウのように一斉に開いて早春の林を彩り、花が終わると枯れて姿を消す植物を春の妖精と言います。

ニリンソウは、林や藪の中などやや湿った所少し日陰の場所を好むようです。

我が家では黄素馨や小手毬、千両、万年青、藤袴、シャガなどの和風の植物の日陰にひっそりと咲きます。

 小さくて、愛らしい花です。

引っ越して来て早々に、ご近所の花友だちの老婦人に頂きました。

    

                                 2016年4月16日

                      熊本大地震の被災者に心よりお見舞い申し上げます。

               熊本、大分、福岡等大きな揺れが続いているようですが、

               皆様どうぞ落ち着いて行動なさって下さいね…

  

災害で一番大切なのは、物よりもまず生命を守ること

             落下物から、 ヘルメット、帽子、タオル、大きな鍋、カバンなどで、頭を守って下さい。

     避難する時の格好は、長袖、長ズボン、運動靴、軍手。

     荷物は必要最小限。

     常備薬。保険証。お薬手帳は病人には必需品。

家の中で今直ぐに出来る事

タンスや冷蔵庫、食器棚等の上に物が置いて在ったら、直ぐに下に降ろすこと。

少しの揺れでも、物が落下して、頭を怪我します。

不要な物は片付ける。この際思い切って棄てる。

私は、五年前偶々、震央近くの富士宮市の病院に入院中震度6.5強を経験しましたが、病室のベッドもロッカーも簡単に移動しました。

数千のカルテが棚から落ちる音は、それこそ前代未聞のザーッ!と言う轟音でした。

酸素ボンベ等もドシンドシンと転倒して、床に転がっていました。

あんなに立派な建物でもそうですから、普通の家では、家の中がグチャグチャになってしまいます。

 

 部屋の入り口の引き戸を手が入る位少し開けて置くこと。

家が軋むと開かなくなってしまいます。

 常時、薬缶、大きめの鍋、水筒などにお水を汲み置きする。

ポットには何時もお湯が満タンに入っている様にして置く。

 

 明日の着替え、貴重品袋を枕元に置いて寝る。

玄関に靴を履きやすいように並べて置く。

車は前進で直ぐ発進出来るように駐車して置く。

これらは私が物心付いて以来ずっと実行していることです。

    富士山麓の旧家では、富士山の宝永の大噴火以来、防災に対する備えは脈々と受け継がれています。

梅干し、お茶漬けのもと、ふりかけ、パックの御飯。

長期保存の効くパンや、ドーナツ。

クッキーやクラッカー、缶詰めやレトルト食品等は何処の家庭でも保存食品として常備していることと思います。

子供たちの為には、お菓子やジュースも用意してあげて下さいね…

お年寄りには羊羹や飴。駄菓子等。甘い物は心が落ち着きます。

私は米のポン菓子が食べやすいので、ペットボトルのお茶と一緒に準備しています。

                みんなで知恵と力を出し合って、この困難な状況を乗り越えて行きましょう。

             何よりも被害がこれ以上大きくなりませんように。

道路の割れ目にこぼれ種で咲くスミレ

東日本大震災で出来た道路と塀の割れ目に咲く白いタンポポ