富士山麓の初冠雪
山小屋辺り迄紅葉しています。
山の家裏庭からの富士山
初冠雪とは、夏が終わった後で、初めて冠雪した日。
初冠雪の定義とは?!
本当に理解に苦しみますが、甲府地方気象台から気象台職員が目視して富士山に冠雪を確認した時に、初冠雪と言うのだそうです??!?
今年は、9月25日に、静岡県側からは良く見えたのに、偶々甲府気象台からは山頂付近が雲に遮られて見えなかったので、明治27年観測開始以来
、最も遅かった昭和31年の記録に並んだそうです!
こんなところにもまだ明治27年1894年以来のお役所仕事の融通の効かない体質が残っているようですね…
122年前におそらく明治政府の役人が決めた??かもしれない決まりが、日本一の富士山の一年に一度の日にも適応されているとは?!
静岡県側や、富士吉田市等初化粧を確認した多くの市民たちの眼よりも甲府地方気象台職員の眼が、初冠雪を決定するとは!?
古い体質を改善することなく受け継ぐだけと言う、所謂お役所仕事の弊害を感じます。
同じ山梨県富士吉田市では、9月25日に富士山の雪化粧が見えたらしく、独自にГ初雪化粧宣言」を発表したようです!!
喧嘩を売るつもりは全くありません。
が、気象庁は地震や噴火台風等直接市民生活の安全に直結する官庁です。
矛盾を感じる国民の声に真摯に応えて欲しいと思います。
以前小型の台風と言う表現があった時に、小型なんて言うと小さいから大丈夫と、
その表現を聞いた途端に市民たちの頭の中で台風が小型化してしまって、肝心の台風への備えがどこかに行ってしまうのではないかと危惧したことがありました。
事実その通りになって現在は使用されていません!
因みに、
※夏が終わったとは、一日の平均気温が最も高かった日
(一時的に気温が高かった日ではない)が過ぎたと定義。
それ以前に富士山に雪が見えるのは、なごりの雪
富士山古道道標の大銀杏も黄葉して、山里の秋が深まって行きます。