夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

父親の五十年目の命日に

2016-12-25 14:30:43 | 日記・エッセイ・コラム

                        父親が亡くなって半世紀

末広がりの富士山

2016年12月24日 富士霊園に墓参に向かう道中で撮影しました。

                 護られて生きています!

今日は私の父親の五十年目の命日です。

亡くなった父親が46才。

遺された母が68才。

妻が43才。子供は、私が13才。兄は21、18、16才と教育にお金の掛かる時期でした。

私たち兄妹は奨学金や特待生制度等を利用して大学迄卒業させて頂きました。

逆縁の辛い思いをした祖母は、父の死後10年頑張って昭和51年に死去。

私の母親も江戸時代に建てられた古民家の自宅を新築して、念願の新居に住んでほんの数年で68才の若さで急逝してしまいました。

 

半世紀の間には言葉に出来ない色々な事が在りました。

がとにもかくにも、私は63才のおばあさんになって六人の孫に恵まれて、幸せに暮らしています。

亡くなった父親や母親だけで無く、お逢いしたことのない御先祖様や、

一緒に暮らした祖父母、ご縁の有った皆様方のお陰様だと思っています。

大きな三つ葉に守られている小さな四つ葉のクローバーです。

 山の家の座敷

障子に映った庭の黄素馨の影…

落ち着いた気持ちになります。