夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

えっ?どっちが、入院したの?!

2017-06-29 09:30:28 | 日記・エッセイ・コラム

                 えっ? どっちが入院したの?!

テレビから流れて来る、『違うだろう~』『おまえ』とか『このハゲ』

『ばーか』等聞くに耐え難いO田真由子様の罵声を耳にして

               入院出来ない闘病者の実情を知って欲しくて書きました。

今回の真由子様の報道を耳にした後、ある打ち合わせの時、私が

Г怖ろしいね…あの人。」と言ったら、「入院したそうですよ。」と女性スタッフ。

Г秘書が百人辞めたそうですよ…。」と男性スタッフ。

瞬間的に、

私はてっきり、思い遣りを欠いた彼女の言動に傷付いた元秘書の方が、心身症になってしまって、入院したのだと思い込んでしまいました。

ところが入院したのは、真由子様の方だと聞いて、今度は唖然としてしまいました。

              病気で、本当に 困っていても、 なかなか入院出来ないんです。

私は線維筋痛症と言う難病で何年も闘病生活を送っています。

が、一睡も出来ない程疼痛が酷くても、家で脱力で倒れて、

運良く救急車で搬送して貰うことが出来ても、

専門の医師のいる病院にはなかなか入院出来ません。

病室やスタッフが足りないからです。

 多くの患者さんは、藁にもすがる思いで、近所のある程度線維筋痛症の知識と理解のある主治医の紹介状を持って、高速道路や新幹線を使って先ず受診。

予約を取れても次もまたその先生に診て頂けると言う保証はありません。

かなりのお金と時間を必要とします。

そうこうしている内に、だんだん症状が深刻化してしまいます。

何も適切な治療を受けていないのですから、自然の成り行きでしょう…

 私のように、夫を始め息子やお嫁さん等家族の助けを借りて、専門医のいる三重県の私立の大学病院迄

通院して、適切な加療を施された人間等数少ない恵まれた患者の一人だと思っています。

 多くの患者さんは、経済的、或いは体力的な問題等で自宅近くの医院や病院を頼って通院加療で、

 闘病生活を送っています。

    私も現在は市内の人間としても優れていると思う、数人の優れたお医者様に診て頂いています。

                病院は政治家たちの失態の噂が世間から、鎮まる迄の隠れ場所じゃありません!

 人の噂も七十五日。

マスコミが騒がなくなって、世間のほとぼりがさめる迄入院して、身を隠していなさい!

誰の指示か知りませんが、

あの矜持の甘利さんも入院なさっていましたね~……

   先生方の入院先の特別室は、 高級ホテルのスィートルームではありません!

厚生労働省の元官僚だった方ならば、当然承知していると思うのですが…

本当に、入院加療が必要な多くの患者たちが、病状が悪くなるのを我慢して、ベッドが空くのを待っているのです!