マスク 仮面
先日のにっぽんあーとますくに続く記事です。
アメリカのコメディ映画 マスクは何回見ても可笑しくて笑える傑作だと思います。
冴えない男が、不思議な緑色の仮面を着けた途端、超人的能力を持った怪人に変身すると言うお話。
人間の願望を面白おかしく、適切に表現していて、私も不思議なマスクを欲しいと思います…
が、所詮はマスク。マスクは仮面。マスクを被った自分は、本当の自分ではありません。
仮の面。
仮面に過ぎないのです。
身分を隠す為に被った仮面。
旅先のベェネチアで、イタリアの仮面舞踏会用の仮面を見ました。
美しく装飾された仮面は、本来美しい姿であろう紳士、淑女を仮の姿に偽る為に、造られました…
現代日本のマスク
これは、もう衛生用品として現代日本人の必需品です!
咳、くしゃみ。
花粉症。
ベェネチアから、イタリア船でエーゲ海アドレア海クルーズに出航する船着場で、
車椅子に乗った私が衛生上の理由でマスクをしていると、外国人の女性が、Гエイズじゃないの?」と大きな声で喚き始めましたので、慌ててマスクを外しました。
私は、種々雑多な外国人の強烈な臭いや、澱んだ運河の泥臭い悪臭が苦手…
勿論エイズではありません!
よく犯人の顔の特徴は、Г黒っぽい帽子を被って、白い大きなマスクをしていた。」と報道されますが、
仮面のマスクも、衛生用品としてのマスクも形は全く違っていますが、マスクって
弱い自分を守る為にあるのですね!