カモピー
2020年4月10日 (金) 自宅脇 水路にて
ケビン撮影
カモピーの座っている場所は、潤井川から取水している水路の中。
元々は稲作用農業用水路で、豊富な水量があります。
毎年春には、『春掘り 』と言って、周辺地区の住民総出で水路を清掃します。
※水田を耕作しているか否か、農業をしているか否か等一切無関係で全戸参加の市の行事です。
全戸参加と言っても、高齢化社会進行中ですので、強制ではないようです。
今年は、4月5日(日)の予定でしたが、コロナウィルス感染予防の為に中止になりました。
只今、支流水路への水門を閉じて水を止めていますので、落ち葉だけで無く、
観光客等が何気なく捨てている空き缶やゴミ等が溜まって汚くなっています。
一つ一つは小さくても集まると、こんなに汚れて不潔な状態になります。
綺麗な水が豊富に流れている時には、
潤井川川添いの桜の名所から流れてくる花筏が美しい水路。
何時もは、周辺住民の力で綺麗な環境が維持されて来た水路。
一旦、事が起こると美しい水路の維持さえ難しくなります。
皆の力を合わせて、協力して作業をする事も困難になります。
結果、底には普段見え難い物。
汚れた汚泥や底に沈んでいた不燃物等が姿を現します。
底の汚泥を見せているこの小さな水路が
現代社会を象徴していると思うのです。
普段も汚泥はそこに溜まっているのです。
が、私たちは表面を流れる桜の花筏や、
川添いに咲く美しい桜並木、土手の菜の花等は見ますが、
川底の汚れ迄は気にしていません。
都会の華やかさの底に潜む危うさ
一見華やかに見える都会生活の底辺に存在している貧困層
都会生活の基盤を支えて働く人々。
夜の繁華街の灯りなんて、緊急事態宣言を出さなくても、
地方の町ではとっくの昔に消え去っています。
地方の何々銀座は、要請なんかされなくても
昼間からみんなシャッターが閉まったシャッター通り。
街に 人通りが少なくなったとテレビニュースで言いますが、
地方に住んでいる者にとったら、
夜9時10時過ぎに人々が沢山表に出ている方が不思議な位です。
不要な電気が勿体無い!
都会の夜の明るさの為に地方に原発を作るなんて何を考えているんだか。
今、大震災が発生したらどうするんでしょうか!?
正面から見ると、覆面プロレスラー !?
先が黄色の黒い大きなマスクをした監視鳥!?
まるで人間界を睨んでいるように見えますね~