夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

二月初午

2012-02-13 22:30:49 | 日記・エッセイ・コラム

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由比本陣公園にあるかやもり稲荷で撮影しました。

鳥居がすごく低くて、頭を下げて参拝します。

旗は、二月初午にお稲荷さんに奉納します。

     二月初午の思い出

私の実家にもお稲荷さんが祀ってありました。

石で出来た古い祠でした。実家の墓地に天正年間の墓石がありますが、それよりもずっと古びていましたので、数百年は経っていると思います。五十年前までは、お茶工場の南の裏に在ったのですが、父の死をきっかけに、場所を屋敷の北側に移動しました。

新築に伴い、現在はまた屋敷の西側に移動しているようです。

子どもの時は、二月初午の朝、近所で家にお稲荷さんを祀っているお宅に旗を持って行くと、お赤飯とお菓子、ミカンなどを頂いてとても嬉しかったのを覚えています。

旗は、赤、黄、緑、紫などの色紙を糊で張り合わせて、笹竹で作った竿に通します。

我が家では、旗に筆で、横書きで奉納

縦書きで、真ん中に正一位稲荷大明神

左側に、平成二十四年二月初午夢見るタンポポおばさんと言うように書いていました。

Г嫁に行くなら、お稲荷さんと堀抜き井戸と蔵のある家」と言うのは、実家のある地域では、昔、嫁入り前の女の憧れでした。

水道も十分整備されていない時代でしたので、井戸は理解出来ますが、お嫁入りに、お稲荷さんは必要なのでしょうか?

きっとお稲荷さんを祀っているというのは、蔵にお米が有るのと同じように、旧家で経済的に豊かな証拠だったのでしょう。

信仰心が厚い家とか、神様が守って下さっている屋敷という意味合いもあったのかも知れません。

一番最初が蔵ではなくて、お稲荷さんですからね!

私は生家にお稲荷さんも堀抜き井戸も蔵もあったのに、お稲荷さんも堀抜き井戸も勿論蔵なんて無い人(家も無かった)に嫁いで、旗を奉納することも無く、子どもの頃の二月初午を懐かしんでいます。


のんびりお休み

2012-02-12 22:31:17 | 日記・エッセイ・コラム

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好天気に誘われて、みんなで甲羅干し


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富士川の河口でサーファーに会いました。

趣味で、楽しい休日を過ごしたようですね。

富士山を背景にカッコいいですね。

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由比の広重美術館で版画にチャレンジしているケビンです。

何度も色々な色を重ねて仕上げます。

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ノンビリとお休み。たまには良いですね!

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天気も良く、風も無く、暖かくて、富士山の裾野まで良く見えます。


出入り口

2012-02-11 21:45:33 | 日記・エッセイ・コラム

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私が家の庭からの夕陽

シルエットは銀木犀の樹


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庭から富士市街を越えて、駿河湾を望む夕景


                      出入り口

出口が先で、入り口は後。

先に労働を出して、お金が入って来る。

出さないと入って来ない。

お賽銭を少しだけ出して、沢山のお願い事をお祈りしても駄目だそうです。

愛情も出さないと受けることが出来ない。

出し惜しみをすると詰まってしまうそうです。(便秘?)

知恵などは出さないと、新しい考え方は入って来ませんね。


2012-02-10 21:53:05 | 日記・エッセイ・コラム

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              「世の中広いようで狭い。」

私は、広島県在住のたんぽぽさんと言う方が管理している

       脳幹出血からの帰還    という掲示板を毎朝見ています。

私が元気になるきっかけを作って下さった一番大切なホームページです。

たんぽぽさんが、毎日全員にお返事をして下さるのですよ!

掲示板には、日本だけで無くアメリカからも投稿があります。

患者さん本人だけで無く、介護して下さっているご家族からの投稿もあります。私はみなさんと毎日お会いしているように感じています。

殆ど外出の機会の無い引きこもり気味の私が、外の世界の同じような病気の方々と触れ合える大切なホームページです。

私も元気な時は、富士山や、季節の花々、静岡県の名産品などの写真を投稿しています。

そこで、まっちゃんという方が手術をして、色々なことが出来るようになって、とても元気になっていらっしゃるのを拝見して「治って来て良かったな」と思って、私の親戚にも福島県で同じ様な手術をしている医者がいますと一言書きました。

そしたらなんと2009年2月にまっちゃんが手術を受けた時に、親戚の医者が手術に立ち会っていたと言うのです。

私も調べてみました。間違いありませんでした。

私がたんぽぽさんの掲示板に出会う前に、もうご縁が有ったのですね。

まっちゃんは、一年間私の撮影した富士山の写真を楽しみに見て下さっていたそうです。好きな写真は保存までして下さったそうです。

     余程我が一族と縁があると思います。

Г世の中広いようで狭い。」本当にそう思いました。


凛と聳え立つ富士山

2012-02-09 22:14:41 | 日記・エッセイ・コラム

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自宅裏庭からの富士山頂


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今日の富士山は、青空に凛と聳え立っています。

天気も良く、美しい姿に誘われて、大勢のカメラマンがひっきりなしに訪れて盛んに写真を撮っていました。

自宅前への路上駐車。無断で人の敷地内への立ち入り。ゴミ。煙草の吸い殻。早朝からの話声。エンジンのかけっぱなし。道路に三脚。椅子に腰掛けて富士山の雲等の良い状態を待つ。

慣れっことはいえ、落ち着かなくて、ゆっくり休むことが出来ません。

お行儀が悪いのや、一言の挨拶も無いのは、女性の方が多く、図々しい感じがします。

         大勢の人に感動を与えて凛と聳え立っている富士山。

                         堂々としています。