


ソチオリンピック
羽生結弦選手が金メダルです!
おめでとうございますーー

(画像:MSN産経ニュースより)
就活生だけじゃない。
フィギュアスケート選手もES攻略してるんだって?
というヒントをどうぞ。
★★★定期更新は★★★
原則週2回(水・日)+増刊で予定です。
2月もがんばっていきましょ。
★★★☆☆☆☆★★☆☆
■フィギュアのelement score(要素点)
オリンピック関連の記事で、フィギュアスケートの採点方法が解説されています。
そのなかで発見したのがelement scoreだ。
※本日の当ブログではこのelement scoreをESと略していきます。
・・・【element score】(要素点)・・・
フィギュアスケートの得点のうち、要素点は技のbase value(基礎点)とgrade of execution(出来栄え点)からなる。芸術的要素が問われるprogram component score(プログラム構成点)との合計で勝負を競う。
element scoreのなかで、ジャンプは種類と回転数によって基礎点が決められ、演技後半で基礎点が1.1倍となる。
・・・・・・
(読売新聞2014.2.15五輪特集から解説を抜粋)
フィギュアスケートのES攻略のポイントは
「演技後半で基礎点が1.1倍となる」という部分にあるみたいだ。
就活のESで言い換えると
「採点基準を理解して、得点源を押さえて書こう」ということになるよ。
■得点源を計算して挑む
トリノ五輪金メダリスト荒川静香さんの解説をそのまま引用します。
「(二位のカナダ選手)チャンは転倒のような大きなミスはなかったが、ジャンプの着氷でいくつか乱れていた。決定的だったのは、後半の3回転ー1回転ー3回転ジャンプの最後が、2回転に終わったところだ。基礎点が1.1倍になる後半では、3回転と2回転の差は大きい。
羽生はシーズンを通じて、後半にジャンプを集めた厳しい構成に挑戦し、試合でこなしてきたことで、課題のスタミナ不足を克服。それが今回の結果に結びついた。
プログラム構成は綿密に計算され、ジャンプやスピンの出来栄えでも加点できる。一度いい演技をすると、審判の期待値は上がる。精神的に負荷のかかる状況で、いい結果でこたえ続けたことでプログラム構成点も上がっていった。この積み重ねも勝負を分けた。」
(前掲2014.2.16五輪特集より)
フィギュア選手はジャンプの技術をただ練習するだけでなく、そのジャンプがきちんとESの得点源になるよう、演技の流れを綿密に計算して要所要所で演技をしているわけだね。
フィギュアESの攻略ポイントの一つは「計算力」かも。
■羽生選手の計算力
羽生結弦選手の言葉を読む限り、「計算力」は本当に大切だね。
※※※
中野:
演技中でも、頭の中で計算できる人?
羽生:
計算しながらやる、というよりも、シミュレーションして、このジャンプをコケたらこうしよう、成功したらこうしよう、ってのが全部頭の中に入ってます。
※※※
中野友加里「トップスケーターの流儀」双葉社 2013年から
元フィギュアスケート選手の中野友加里さんが羽生結弦選手に質問した意図は
「高得点を出すためには計算してジャンプする能力が必要」
ということを確認させたかったのかもしれません。
☆☆就活ES作成のヒント☆☆
“得点源”を把握して、そのポイントを計算して書いていこう。
“その企業では得点源にならない”という項目があるんだ。
企業ごとに得点源は違うわけだから事前にチェックをしていこう。
エントリーする企業の得点源を
フィギュアスケートの得点ESに置き換えてみよう。
たとえばこういう具合だね。
【base value】は“学歴や成績、基礎能力”
・企業ごとに比率がずいぶん違うぞ。
・このリサーチを確実にして、無駄な応募を減らそう。
(リアルに勝てるかどうかの見きわめ)
・このウェイトが6割以下の企業なら次の2つで確実な得点アップで勝負をかけよう。
【grade of execution】は“企業が求める志望理由”
・どういうジャンプが得点源だろうね。
・企業の好みをリサーチするんだ。それにあわせなきゃ得点にはならない。
【program component score】が“自己PR”
・面接の評価もこのカテゴリーに入ると思うよ。
・実はこのウェイトは“全体得点では低め”なことが多いから注意しよう。
まだまだ続くソチオリンピック。
就活エントリーも続きます。どちらも応援だ!

(画像http://visa.tumblr.com/tagged/japanから)
ではまたね
2014.2.16
★★★定期更新は★★★
原則週2回(水・日)+増刊で予定です。
2月もがんばっていきましょ。
★★★☆☆☆☆★★☆☆
☆就活の息抜きはこちら☆
東京メトロ・リラックマ線が行く~tarebonkumaのブログ~


