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就活準備の授業■どんな科目も役に立つ■ぱんきょう政治学の記憶

2014-09-07 19:55:25 | 日記
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やっぱり勉強の秋が来ました。
スタンダードな勉強をオススメします。
就活の基礎は、やはり大学の授業であります。


(画像Tumblrより)

そういうヒント。


★★★定期更新は★★★
原則週2回(水・日)+増刊で予定です。
9月にむけてファイト
★★★☆☆☆☆★★☆☆


■勉強の秋は、授業にこそ集中してみよう。


大学の勉強をおろそかにしない、ということが
やはり一番の就職活動の準備にもなると思ってます。


知的な活動を活発にする、というアドバイスからどうぞ。


※※※※

確かに学校の授業というのは、退屈でさぼりたくなる場合が多いものである。だが、しっかりと授業に出て講義を聴き、レポートをまとめる。その上で試験を受けて単位を取った場合と、そうでない場合とでは、ある科目についての外観的知識や理解度に、後々雲泥の差が生じる。



例えば、ろくに授業にも出ず、他人のノートを借りてかろうじて単位を取ったような科目の分野について、何かのおりにその知識を求められたとしよう。おそらく、理解の基礎ができていないことに気づくであろう。しかし、しっかり授業に出て講義を聴き、毎週ノート整理もし、関連事項も調べ、レポートをまとめるという勉強をしていれば、将来、知識の再確認もスムーズに進み、自信を持って語れるものである。



大学生であれば、たとえ教養科目であり、自分の将来の専門の範囲外であったとしても、熱心に講義を聴いて勉強し、確実な基礎をつくるのが懸命であろう。


その時、少し面倒だなと思っても、それは、社会に出てから大いに役立つことになるかもしれない。しっかりと勉強したことは、確実に自分自身の知的地平線を広げ、将来どこかで生かせる機会も必ずあるに違いない。

※※※※
渡部昇一「ものを考える人、考えない人」1999年 三笠書房 初版から



■文学部の学生で、政治学を選んだ一人。


文学部で教育学専攻だったtarebonが、どうしても取得しなければいけなかった一般教育科目※の中に「政治学」がありました。


※1991年までの国公私立大学では、専門科目のほかに一般教育科目(当時の学生は「ぱんきょう」と呼んでいました)を必修で取得しなければいけなかったわけです。

※1991年に大学設置基準の一部改正が行われて、90年代の大学では専門科目が重視される一方で「ぱんきょう」科目はどんどん削られてしまいました。
→「一般教養の削減:ゆとり教育の大学版」とも言われ、現在では再び教養科目が増えつつあります。


当時、青山学院大学法学部の教授だった近藤申一先生※の「政治学」の講義に
文学部の学生は少なく、法学部にも知り合いがいない状況だったtarebonであります。



※1932年横浜生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了。拓殖大学助教授。青山学院大学教授を経て、早稲田大学政経学部教授。担当講座は「西洋政治史」。著書は『イギリス議会政治史(上)』(敬文堂)。『ユダヤ大事典』(共著。荒地出版社)など。
(早稲田大学エクステンションセンターHPより転載)




専門の教育学や教員免許取得のための国語関係の科目ならば知り合いも多いしノートも借りられたわけですが、知り合いがいなかった「政治学」の単位を取るためにはどうしても「しっかり授業に出て講義を聴き、毎週ノート整理もし」という状況になったわけです。



■三権分立は当たり前の仕組みではない。


そういうわけで
必死になって学んだ近藤申一先生の政治学の講義で、今でも覚えている言葉があります。


・・・・・・

三権分立は必ずしも最適なシステムではない。もともと独裁を防ぐために考え出されたシステムにすぎないわけだ。つまり将来は三権分立よりも優れた政治システムが生み出されるかもしれないのだ。

・・・・・・

短い言葉ではありますが、とても印象に残ってます。




現在の世の中の仕組みは
政治でも経済でも「あたりまえに完成された状態」というわけではない。


というわけです。



現状の物事を固定的に「当たり前なのだ」と理解してしまうよりも
将来にむけて「より良い変化」を期待すると予測しておく態度は

個人の生活・人生設計でも大切なことではないだろうか。



学生時代に、そんな認識を深めるきっかけとなったのが
専門外の「政治学」の講義で学んだ言葉からなのであります。



■いろいろな思考のヒントを見つけよう。


自分の専門領域や得意分野を大切にして、なお他の分野にも関心を深めていくと、他の分野の知識がヒントになって、自分の認識力が広がることがあります。


就職に直接関係なさそうな科目、専門に結びつかない科目、そういう科目であっても「しっかり授業に出て講義を聴き、毎週ノート整理」を続けることは決して無駄じゃない。


勉強したことが生きてくる瞬間が、就職後いつかは必ずやってくるからです。



※※※※

考える幅を広げる上で重要なのが一般教養である。

人間の知とは奥深いものである。目の前の経営課題に立ち向かうとき、数百年前の一言が役に立つことがごく普通にある。古代に起こった歴史物語が現在にそっくりあてはまることがたくさんある。

芸術感覚が戦略立案に使えることも当たり前にある。

※※※※
大久保幸夫「キャリアデザイン入門」日経文庫2006年初版から



~~今月の就活サブテーマ~~

■■秋は○○の季節■■


勉強でも芸術でも食欲でも何でもいいのですが
秋はいろいろな活動が身を結びやすい季節でもあります。


自分自身の将来にむけて、就職活動を実り豊かなものにする準備を始めよう。

~~~~~~~~~~~~

ではまたね。

2014.9.7



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