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今週、母校の高校は文化祭がありました。
文化の秋。芸術の秋というわけです。
前回はスポーツを取り上げたので
今回は文化・芸術に関係して博物館から就活のヒントを書いてみようと思います。
上野にある国立博物館
画像:大林組HPより
http://www.obayashi.co.jp/history/columns/back004
この建物の建設に携わったであろう祖父の話からいきます。
★★★定期更新は★★★
原則週2回(水・日)+増刊で予定です。
10月にむけてファイト
★★★☆☆☆☆★★☆☆
■大林組の代表作でもある国立博物館の施工
tarebonが小さい頃、よく母方の祖母と上野に買い物に出かけました。
上野にある国立博物館の前を通ると
「(戦死した)おじいさんは大林組でこの立派な建物を立てたのヨ」
という話を何度も聞かされました。
大林組という建設会社の社名と
国立博物館が大林組の施工であることを知ったのは
その時が最初でした。
※※※※
初代の博物館は、1881(明治14)年に完成した赤レンガ造2階建ての洋風の建物だった。しかし、この建物は関東大震災によって大きな損害を受け、使用に耐えられなくなってしまう。復興には巨額の資金が必要となることから、計画が具体化したのは1928(昭和3)年のことだった。
そして1930(昭和5)年、設計案が公募されることとなった。
(中略)
1932(昭和7)年、いよいよ大林組の手によって工事が始まった。発注者からは、最高水準の精度管理で工事に臨むことが求められた。それは、建物の中に陳列されるものが、考古学的に価値の高い遺物や仏像、絵画、古文書、工芸品など、まさに「日本の宝」とも呼べる貴重な品々ばかりだからだ。そこで基礎や躯体、仕上げに至るまで大林組の持てる最高の技術が投入された。
※※※※
大林組HPより
全文参照はこちら
戦前、国立博物館の完成は日本中の話題になり
(今で言えば東京スカイツリーの完成と同じような反響)
大林組の名前は一躍有名になりました。
■建設業界の仕事の誇り
母方の祖父の生前の経歴を詳しく調べてみると
大正13年に神奈川県立工業学校建築科を卒業して
同年4月に大林組に入社したことがわかりました。
昭和12年に召集されてその後戦死していますので
時期的には祖母のいう通り
大林組で国立博物館の施工に携わっていた現場の技術者の一人なのだろうと思います。
※※※※
1937(昭和12)年11月、5年もの歳月をかけ、施工人員が延べ90万人にも及んだ工事はついに竣工の日を迎えた。震災による被害から実に14年の月日が流れていた。
翼を広げ、中空にそびえ立つような堂々とした外観は、多くの人々の注目を浴びた。また、四季を通じて、室内の湿度や温度が最適に保たれる最新の設備は、世界の博物館を通じて初めての試みだと高く評価された。
2001(平成13)年には、この建物自体が重要文化財に指定されるなど、時代を経てもその価値はますます高まっている。
※※※※
(前掲 大林組HPより)
たぶん祖母にとって国立博物館の建物は
祖父が大林組で仕事をしていた証のような、誇りある存在だったのでしょう。
建設業界の仕事は、具体的な建築物として
仕事の成果がカタチに残りますから。
■カタチに残せる仕事の魅力
建設業界というのは全産業の中で一番裾野が広いところです。
大林組のようなゼネコンから始まって、サブコン、ディベロッパー、設計、住宅・・と
業界研究の見本市と言っていいでしょう。
特に建設業界を志望していなくとも、就活のときに学べる知識として
一通り建設業界を学んでみるのもオススメです。
・・・・・
「自分たちの携わる仕事が、歴史を経て文化財になったりする」
ということを感じられる仕事もいいものだね。
それはもちろん建設業界に限らず、どんな業界でも自分たちが誇りとし
多くの人の役に立つ「カタチに残せる仕事」はできると思います。
この秋から就活スタートする皆さんは
まずはいろんな業界を研究してみましょう。
・・・・・・
~~今月の就活サブテーマ~~
■■秋は○○の季節■■
勉強でも芸術でも食欲でも何でもいいのですが
秋はいろいろな活動が身を結びやすい季節でもあります。
自分自身の将来にむけて、就職活動を実り豊かなものにする準備を始めよう。
~~~~~~~~~~~~
ではまた。
2014.9.14
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★★★☆☆☆☆★★☆☆
☆就活の息抜きはこちらで☆
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文化の秋。芸術の秋というわけです。
前回はスポーツを取り上げたので
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上野にある国立博物館
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http://www.obayashi.co.jp/history/columns/back004
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■大林組の代表作でもある国立博物館の施工
tarebonが小さい頃、よく母方の祖母と上野に買い物に出かけました。
上野にある国立博物館の前を通ると
「(戦死した)おじいさんは大林組でこの立派な建物を立てたのヨ」
という話を何度も聞かされました。
大林組という建設会社の社名と
国立博物館が大林組の施工であることを知ったのは
その時が最初でした。
※※※※
初代の博物館は、1881(明治14)年に完成した赤レンガ造2階建ての洋風の建物だった。しかし、この建物は関東大震災によって大きな損害を受け、使用に耐えられなくなってしまう。復興には巨額の資金が必要となることから、計画が具体化したのは1928(昭和3)年のことだった。
そして1930(昭和5)年、設計案が公募されることとなった。
(中略)
1932(昭和7)年、いよいよ大林組の手によって工事が始まった。発注者からは、最高水準の精度管理で工事に臨むことが求められた。それは、建物の中に陳列されるものが、考古学的に価値の高い遺物や仏像、絵画、古文書、工芸品など、まさに「日本の宝」とも呼べる貴重な品々ばかりだからだ。そこで基礎や躯体、仕上げに至るまで大林組の持てる最高の技術が投入された。
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母方の祖父の生前の経歴を詳しく調べてみると
大正13年に神奈川県立工業学校建築科を卒業して
同年4月に大林組に入社したことがわかりました。
昭和12年に召集されてその後戦死していますので
時期的には祖母のいう通り
大林組で国立博物館の施工に携わっていた現場の技術者の一人なのだろうと思います。
※※※※
1937(昭和12)年11月、5年もの歳月をかけ、施工人員が延べ90万人にも及んだ工事はついに竣工の日を迎えた。震災による被害から実に14年の月日が流れていた。
翼を広げ、中空にそびえ立つような堂々とした外観は、多くの人々の注目を浴びた。また、四季を通じて、室内の湿度や温度が最適に保たれる最新の設備は、世界の博物館を通じて初めての試みだと高く評価された。
2001(平成13)年には、この建物自体が重要文化財に指定されるなど、時代を経てもその価値はますます高まっている。
※※※※
(前掲 大林組HPより)
たぶん祖母にとって国立博物館の建物は
祖父が大林組で仕事をしていた証のような、誇りある存在だったのでしょう。
建設業界の仕事は、具体的な建築物として
仕事の成果がカタチに残りますから。
■カタチに残せる仕事の魅力
建設業界というのは全産業の中で一番裾野が広いところです。
大林組のようなゼネコンから始まって、サブコン、ディベロッパー、設計、住宅・・と
業界研究の見本市と言っていいでしょう。
特に建設業界を志望していなくとも、就活のときに学べる知識として
一通り建設業界を学んでみるのもオススメです。
・・・・・
「自分たちの携わる仕事が、歴史を経て文化財になったりする」
ということを感じられる仕事もいいものだね。
それはもちろん建設業界に限らず、どんな業界でも自分たちが誇りとし
多くの人の役に立つ「カタチに残せる仕事」はできると思います。
この秋から就活スタートする皆さんは
まずはいろんな業界を研究してみましょう。
・・・・・・
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■■秋は○○の季節■■
勉強でも芸術でも食欲でも何でもいいのですが
秋はいろいろな活動が身を結びやすい季節でもあります。
自分自身の将来にむけて、就職活動を実り豊かなものにする準備を始めよう。
~~~~~~~~~~~~
ではまた。
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