鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1495回】 自社のこだわりとお客様が求めていることとのバランス

2015年02月03日 | 住宅コンサルタントとして
こだわりを持つことは、悪いことではありません。

こだわりが全く無い人というのは、自分の軸が無いとも言えるでしょう。

ただ、必ず押さえておかなくてはならないのは、

「自分のこだわりよりもお客様が求めていることを優先して考える」

ということ。

商売の結果は、お客様の支持率の結果のあらわれです。
お客様から支持されなければ、結果は絶対についてこないのです。

お客様に何から何まで迎合すると、
これまた何の特徴も無い商品しか生まれなかったり、
自社のこれまでのこだわりと矛盾が生まれる商品ができたりする可能性があります。

ですから正確に言うと、自社のこだわりとお客様が求めていることとのバランスを見て、
商品を開発したり、サービスを変えたり、
マーケティングやセールスを進化させなければなりません。

「自分たちの考えが絶対である」といった思い込みは一旦捨てて
お客様の嗜好を素直に感じて柔軟に変化できる会社でありたいですね。
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