鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1497回】 気が小さいことは、ビジネス上プラス

2015年02月05日 | 住宅コンサルタントとして
成功し続けている人に共通するポイントは、
「気が小さい」「ビビりである」ということだとつくづく思います。

住宅営業マンで、受注にムラがある人は、
契約見込みのお客様ができると安心し、
無事契約になると、ちょっと気を抜いたりします。

またある程度、商談中のお客様がいる場合も、
「まあこの中から何件か、契約してもらえるだろう・・・」
と安心しがちなのですね。

だから契約が数ヶ月続くと、契約できない月が数ヶ月続く、という感じになります。

一方気が小さい営業マンの場合、
契約見込みのお客様がいたとしても、そのお客様に何らかの出来事が起こり、
家づくりをストップしなければならなくなることも可能性としてあり得る。
だからそのときに備えて、もう数件の見込みをつくっておかないと・・・。
というような感じで動かれているのです。

契約して下さるお客様が継続してくると、商談中のお客様がドンドン減ってきます。

そうすると不安でしょうがない。

だから限られた時間の中で少しでも新規のお客様の接客をしようと
既契約のお客様との商談を工夫して、新規のお客様との商談時間を増やそうと、
モデルハウス待機の時間を最大化していたりするのです。

気が小さいこと。
繊細なこと。
これらはビジネスで成功し続ける上で結構大切なポイントかと思います。
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