鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2396回】 地域一番店になる会社

2017年07月22日 | 住宅コンサルタントとして
本当にありがたいことですが、
クライアント様の中でダントツ地域一番店となっている住宅会社が、かなり増えてきました。

また、地域一番店を狙えるポジションを取られているクライアント様も多数、おられます。

地域でダントツの一番店になると、かなりアドバンテージをとって商売ができます。
ですから、商売をする上で目指すは、そのエリアにおけるダントツの一番店。

一番店になっている会社には、ある特徴があります。
それをまとめると、次のようになるかと思います。

・ビジネスモデルで他社と差別化できているし、差別化のために投資ができる
・スタッフの人間性が高い上に、スタッフの人間性を高める努力を惜しまない
・新卒や未経験者が育つしくみが社内にある
・トップがすなおで謙虚、勉強好き

この要素から一つでも外れていると、一番店にはなれないような気がしています。

まずビジネスモデルですが、総展出展や見学会のみで回している会社だと
もう地域一番店になれない時代です。

自社独自のビジネスモデルを確立できていない会社は、受注が伸び悩み、苦しくなっていくでしょう。

そしてスタッフの人間性が高くなく、しかもスタッフの人間性の向上に本気になっていない会社は、
逆にそこに本気の会社に勝つことはできません。

商品や営業で差別化がドンドン難しくなっている時代ですから、
スタッフの人間性で勝負しないと厳しくなっています。

また人で苦労する時代ですから、人を育てるしくみがないと、
出来る社員さんの退社と共に一気に受注が厳しくなります。

トップがすなおで謙虚でないと、変化に適応できず、
トップの凝り固まった発想で物事を推し進めることとなり、
お客様の支持が上がっていかなくなります。

この4つのポイントを押さえていただいている会社は、本当に地域一番店になっておられます。

昨日もとあるクライアント様の新しいモデルハウスや事務所の地鎮祭にお伺いしておりましたが、
もう地域一番店になるしかない、という手応えしかありません。

地域一番店になる会社には共通のポイントがある。

皆さんの会社はあてはまりますか?
コメント
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