鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2404回】 情緒的な部分で差が出る

2017年07月30日 | 住宅コンサルタントとして
自分がお客様の場合、どんなお店に繰り返し、足を運びたいと思いますか?

どんなお店を応援したいと思いますか?

いろんな価値観の方がいるかと思いますが、
私なら、商品の品質が良いだけでは、そのお店を繰り返し利用しようとは思いません。

どれだけ商品やサービスのクオリティが高くとも、
そのお店のスタッフさんから溢れてくるおもてなしの心、
こちらへの思いやりや気遣いを感じられなければ、
そのお店に何度も足を運ぼうとは思わないのです。

逆にこちらのことをとても大切に思って下さったり、
おもてなしの心を感じられる。
また、目指しているビジョンや価値観に共感できたりすると、

「そのお店を応援しなくては!」

という気持ちになってしまいます。

商品やサービスが良いのは当然。
それ以外の情緒的な部分で差がつく時代にますますなっていくでしょう。

何だか、このお店のスタッフさんと接していると、ほっこりとした気分になる。
とても心地よい時間を過ごさせてもらえる。
何か、すごくここのお店、ここのスタッフさんが好き。

そんな風にお客様に思っていただけるようになるために最も大切なことは、
やはりそのお店のオーナーの姿勢なのだと思います。

愛に溢れ、感謝の気持ちを常に忘れず、謙虚に仕事に向き合うオーナー。
その背中をスタッフさんは必ず見ているのです。

情緒的な価値がますます重要になってきています。

皆さんの会社では、お客様から本当に好かれていますか?
コメント
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