鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2395回】 お客様を好きになること

2017年07月21日 | 住宅コンサルタントとして
この仕事をさせていただいてもうすぐ12年。
自分にとって天職ですし、今も変わらず、毎日楽しく仕事をさせていただいております。

日々の仕事の中で私が日々、意識していることがあります。

それは、クライアント様の良いところを意識すること。
そしてクライアント様、スタッフさんを好きになることです。

どんな企業も、どんな人も、世の中に完璧なものはありません。
長所も短所も必ず持っています。

私の人間力がイマイチだからだと思いますが、
何も意識しないと、どうしても短所が目に入ってきてしまうことも・・・。

だから良いところを意識するようにしています。

「話を聴く態度はイマイチやけど、お客様に対するスタンスは素晴らしいよな!」
「否定的な発言が多いけど、人に対する思いやりはハンパないよな!」

など、良いところを意識するようにしていくと、
自然とクライアント様、それからスタッフさんを好きになれるのです。

いろんな問題に対する解決策提案をすることが自分の仕事ですが、
どれだけ正論をお伝えしても、受け入れていただけなければ無意味。

こちらの提案を受け入れていただけるようになるには、やはり好かれないとダメなのです。

こちらが好きになると、自然と相手もこちらの発言に耳を傾けてくれるようになる。
これは営業マンならば、誰もが経験したことがあるのではないかと思います。

こちらがクライアント様のことを大好きになると、
不思議と素直にこちらの提案を受け入れて下さるようになる。

だから良いところに目が行くように意識しています。


住宅営業マンも、売れて売れて売れまくっている営業マンは、
好きになれるお客様のストライクゾーンが広い方だと個人的に思っています。

逆にお客様の好き嫌いが激しい営業マン、ストライクゾーンが狭い営業マンは、
数字が上がらないことをお客様の質のせいにしたりしますが、
それって、何かが違うような気がしませんか?

人の良いところに自然と目が行くことを美点凝視と言いますが、
皆さんは美点凝視ができているでしょうか?
コメント
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