コンサルタントの使命は、クライアント様の業績を高め、
クライアント様がより良い会社となることだと思っております。
そしてお客様の満足度はより高くなり、
働いて下さっているスタッフさんの人生が充実するようになれば、
これは本当に素晴らしいことだと思い、そこを目指して私自身、
仕事をさせていただいております。
そのために、コンサルタントが出来ることとして、
さまざまな情報・ノウハウをまとめ、
クライアント様が理解でき、実践できるように加工して、
お伝えさせていただくことが、私の仕事だと思っています。
ただ、企業が業績を高める上で重要なのは、
そのノウハウを活かすだけの筋力を日頃からつけておく、
ということです。
素晴らしい武器を手に入れても、
その武器を使いこなす力が自身になければ、
その武器は絵に描いた餅になってしまうことは、
理解していただけますよね?
例えば、社内のカレンダーが未だに2020年のままであるとか、
毎回、ホワイトボードを使用することを分かっているのに、
ホワイトボードのマーカーのインクが切れているものを置いているとか、
待ち合わせ場所・時間を指定しているのに、
その時間にその場所に来ていないとか・・・。
毎回、コーヒーを飲む際に、
砂糖もミルクも使わないことを分かっているのに、
未だに砂糖もミルクもつけて出されるとか、
お客様がご来場されてから掃除を始めるとか・・・。
基本的なことが出来ない会社さんの場合、
ノウハウをどれだけ学んで知っても、
それを使いこなせないということです。
掃除がまともにできない人に、
おもてなしなんてできないですよね?
挨拶ができない、お礼を言うことができない人が、
お客様に好かれる訳、ないですよね?
業績を高めたいと思うのであれば、
いきなり専門的で高度なノウハウを学ぶより前に、
まずは自分たちの基礎体力を高め、
基礎知識を高めておかなくてはならない、
ということを理解しておく必要があります。
バイクレースで、コーナーを曲がるためのテクニックを学ぶ前に、
まずはコマなし自転車を乗れるようになるバランス感覚が必要、
ということに例えれば、理解できますよね?
業績を高めたいのであれば、、まずは基本的な筋力をつけましょう。