鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3307回】 お客様は、一生お付き合いができる会社かどうかを見ている

2020年01月19日 | 住宅コンサルタントとして

一生に一回の家づくり。

 

ちょっと見る目があるお客様であれば、

どの会社に家づくりを託すかを決定するのに、

いろんな点で各社を比較します。

 

もちろん、センスや性能、価格、保証なども

お客様は自分なりに調べて比較検討しますが、

最終的にどの業者に決めるかで、ウエイトが高いのが、

 

「この会社と一生付き合っていけるか?」

 

ということだと思います。

 

誠実で、考え方がしっかりとしていて信用できる。

10年後も20年後も間違いなく、誠実に対応してくれる。

 

そんな会社かどうかを担当スタッフの言動を通じて、

お客様は冷静にジャッジしていると思います。

 

このお客様の心理を理解できない、

センスがない経営者や営業マンは、

自社がお客様から選ばれない理由を

 

「ウチの価格が高いから」

「ウチの営業マンのレベルが低いから」

「他社の価格が安いから」

「お客様の見る目が無いから」

 

などと、価格や営業マンやお客様のせいに考えたりするのです。

 

でもそれは、思いっきりピントがずれています。

 

何気ない会話。

会社を訪れた際に感じられる空気感。

他のスタッフさんとのやり取りを通じてわかる、会社のレベル。

などなど、総合的にお客様は、「長いお付き合いができる会社か?」を

チェックしているのです。

 

すなわち、住宅会社は商品力や営業力を磨くだけでは不十分で、

お客様から信用していただける、

人間力を磨いていかなくてはならないのです。

 

皆さんの会社は、お客様の目から見て、

信用される人間力があるでしょうか?


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