鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1201回】 仕事の回転数

2014年04月15日 | 住宅コンサルタントとして
住宅営業マンとしての基本的スキルに関して、分野は結構広いですが、
それらをマスターすることは、時間をかければ可能です。

しかしながら、同じスキルをマスターし、同じだけの経験をある一定数、積んだ後に
営業マン個々の差が歴然と出たりします。

スキルも経験も同じ。
仮に同じ人間性を持っていたとしても、結果に差が出ます。

その最大のポイントは、時間や回数に対する意識の差です。

自分が担当しているお客様に対し、
当社で家づくりをやっていただけるか否かのお返事を残り何回でご決断いただくか、
という意識を持って日々の仕事がどれだけ出来ているのかが重要です。

お客様は、後何回、打ち合わせが続くのか?
次に何をやってその次に何をやるのか?
そもそも、住設やクロスの打合せに何回程度、費やすのか?
これらの予備情報をほとんど知りません。

ですから、何回程度で決めていただくのか、こちらの希望をお伝えするかしないかで、
打ち合わせの回数や機関がギュッと縮まる可能性が高いのです。

そしてその回数が決定すれば、
その回数内でお客様が決断出来る材料を事前におつくりし、
商談に挑んでみる。
そして自分達が事前におつくりしたり用意したりすることを改善し続ければ、
イメージ通りの打合せ回数になっていきます。

こうして1つの契約やお引き渡しにかける時間を短縮していき、
仕事の回転数を上げていくことが、仕事が出来るようになる、ということです。

驚異的な数字を継続して出し続けている人の発想は、回転数を上げることだったりします。

皆さん自身、回転数を上げる意識は高いですか?
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【第1200回】 起業1200日目を迎えて

2014年04月14日 | 住宅コンサルタントとして
このブログは、今日で1200回目。
ということは、私が起業して今日で1200日ということになります。

1200日という期間、クライアント様に生かせていただいた。
ビジネスパートナー様に支えていただいた。
家族に仕事に打ち込める環境をつくってもらった。

いろんな方々に助けていただいて、今日に至った訳です。

本当に、本当にありがとうございます。

1200日前と比較して、自分はどこが成長出来たのか?
何を発見出来たのか?
どんな成果をクライアント様に出していただけたのか?

こう考えると、全然、納得できるレベルではありません。

その時は、自分がベストだと思うことをご提言していたつもりですが、
今思えば、「あの時、こういうご提言をしていれば、違った展開になっていたかも・・・」ということも
情けないことですが、あります。

こうしたことをしっかりと反省し、クライアント様に

「絶対に今よりより良い会社になっていただきたい!」

という気持ちは、年々、強くなっているような気がします。

そのために、もっといろんなことを学びたい。

いろんな企業様や繁盛店様を見て、共通するルールを見出すこと。
先人の素晴らしい方の考えや取り組みを本や講演会で学んだり、直接お会いして教えていただくこと。
圧倒的に量をこなすこと。
そして大切なのは、継続することです。

節目を迎えるたびに自分のことを見つめ、反省し、
足りない部分を補う努力を欠かさず、学ぶことを継続していけば、
少しは成長できるかな、と思っています。

皆さんは、最近、どんな節目を迎えましたか?
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【第1199回】 日頃からどれだけ取り組んでいるか?

2014年04月13日 | 住宅コンサルタントとして
リフォームイベントを企画した時、
数多くのOB様で溢れる会社もあれば、会場が閑散としている会社もあります。

そして会場が閑散としている場合、経営者は営業マンに

「OBさんに電話して、来てもらうようにお願いしなさい!」

という感じで指示を出したりするのですが、それをいくらやってもお客様が会場に足を運んでくれない・・・。

こういうことが良くあるわけです。

どうしてこうなるのか・・・?

答えは簡単で、日頃からの取り組みが足りないからです。

典型的な例でよくあるのが、自分に都合が良いときだけ連絡をしてくる人。

全然連絡が無い昔の同級生とか知り合いがいきなり電話をかけてきて

「久しぶり!ところで、保険ってどうしてる?」
「俺、実は保険の代理店で働きだしたんだけど・・・」

と、一方的に自分の欲求を満たしたりするのです。

保険屋さんの話に例えれば、よく分かっていただけるかと思いますが、
住宅会社さん・工務店さんの世界でも、これとよく似たことをやっている訳です。

日頃、こちらから連絡をせず、アフターの依頼を受けても動きが悪い。
そのくせ、自分達のイベントの前だけ電話をかけてきて、「来て下さい」と言われる。

お客様からしたら、「あの会社って、いつも自分都合だよね!」という感じです。

いざという時に、お客様に足を運んでいただこうと思うのであれば、
日頃からお客様と良好な関係をどれだけ構築しておくのか、ということです。

では良好な関係を構築するために、何をすればいいのか?

理想は時間を作って顔を出すことだと思いますが、
OB様が数多くおられる場合、なかなかそれが出来なかったりします。

ここに商売のセンスが出ます。

皆さんの会社では、日頃からお客様と良好な関係を構築するために、どんな取り組みをされていますか?
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【第1198回】 部下からの報告

2014年04月12日 | 住宅コンサルタントとして
最近、自分の長男に身長を抜かれた、鬼山住宅コンサルティングの鬼山です。

長男はこの4月で中学3年生になりましたし、身長も私より大きくなっていますが、
やはり我が子はいくつになっても可愛いものです。

なかなか話をしてはくれませんが、朝起きてきた時の「おはよう」と
私が仕事から帰宅した際の「お帰りなさい」と言ってくれることが、とても嬉しいです。
(←完全に親バカ、というかバカ親)

さて、皆さんの会社では、上司と部下の仕事上でのコミュニケーションはうまく取れていますか?

いろんなクライアント様でよく耳にするのが、

「ウチのスタッフはなかなか報告をしてこないんです・・・」

という、経営者や経営幹部の方のお話・・・。

「報告・連絡・相談が大事」というのが、日本のビジネスの世界では当たり前なのに、
それを普通に出来ないスタッフが結構いる、ということなのでしょう。

私自身、最初に働かせていただいたメーカーで、このことを本当にしつけてもらいました。

というのは、当時、会社では営業マンは毎日、日報を出さなくてはならない、
というルールだったのですが、それを私はまともに出来なかったのです。

更にお客様との間で起こったさまざまなことに対しても、上司にマメに報告出来ませんでした。

当時の上司が本当に素晴らしかったのですが、
そんないい加減な私に、何度も何度も根気強く報告を求めて下さいました。

「なぜ、報告をしないんだ!」

というような指導ではなく、営業から帰ると上司が毎回呼び出してくれるのです。

手帳を持って、打ち合わせのテーブルに来るように呼び出してくれて、
そこで一日の活動の報告をして、適格なアドバイスをしていただく、ということが
何か月か続きました。
(その際、私の話が脱線するので、よく怒られました)

もともと、出来が悪く、会社のルールすら守れなかった私。
それを辛抱強く、毎日しつけてくれた、ありがたい上司。

部下の報告が無いのは当たり前。
無理やり報告をせざるを得ないしくみをつくるのが上司の仕事のような気がしています。
あくまで自分自身の経験からですが・・・。

こうして当たり前のことが当たり前に出来る組織にしていくことが、
経営者の仕事なのかもしれません。

皆さんの会社では、報告のルールはどのようになっていますか?
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【第1197回】 組織づくり、人づくり

2014年04月11日 | 住宅コンサルタントとして
何故かある日突然、無線LANでつないでいるプリンターがパソコンとつながらなくなり、
非常に困っていましたが、今朝、突然それがつながるようになって、ちょっとホッとしている、
鬼山住宅コンサルティングの鬼山です。

日々、パソコンを使って仕事をしておりますが、
実はアウトルックの設定すら出来ない私・・・。

キーボードを打つスピード、パワポやエクセル・ワードを使って資料をつくる速さは抜群なのですが、
実は機械系が大の苦手です。

京都・滋賀にお住まいの方で、こんな私にアウトルックの設定の仕方を教えてやろう、
という、慈悲の心に満ちた方がもしおられれば、ご一報くださいませ。

さて、何度もこのブログの中でも書いているかと思いますが、
やり方・手法をマスターしてある一定の業績となり、スタッフの数が増えていくと、
しっかりとしたマネジメント体制を構築すると共に、
自社のDNAを持ったスタッフが育っていくような組織にしていかなくては、
安定的に発展していかないと感じています。

いわゆる、組織づくりと人づくりです。

能力と経験のある中途社員ばかりで組織をつくっていくと、
組織の一体化というものが非常に難しいと思います。

大手ハウスメーカーさんの中でも、
一流どころは中途社員をあまり採用していないか、
もしくは全く採用していませんよね。

一方。商品力があってここのところ業績が順調に上がってきている、とあるメーカーの場合、
中途社員を採用しまくっていますが、なかなか定着していない様子。

ある一定の規模になると、商品力や営業力、集客力だけで業績が決まってこないということです。

しっかりとした組織をつくる際、重要なのは、まずは自社のビジョンを明確にすることです。
そしてそのビジョンを達成するために戦略を構築することです。

戦略が出来たら、それに沿って行動できるようにしくみをつくることです。

このしくみがしっかりと回っているのか?
問題がないかを定点チェックし、問題があれば改善するようになってくると、
それまでの社員さんごとの仕事や成果の大きなバラつきが、小さくなってきます。

すなわち、業績が読みやすくなってくるのです。

まずはここを目指していくべきかと思うのです。

そのために必要なのは、しくみの進捗が分かるように数字で見える化することです。

当たり前に感じる方が多いと思うのですが、これが徹底できている会社は、
実は住宅業界では少ないのです。

クライアント様とこうした体制をつくっていければ、と個人的に思っています。
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【第1196回】 仕事を通じて、若いうちに本質を学ぶ

2014年04月10日 | 住宅コンサルタントとして
大学時代、それから社会人になって3年目を迎えるまでの頃の自分は、
今の自分から見ると、なまけものでぐうたらで、しかも自己主張が強い、
とんでもない奴だったと思います。
(今の私も大して変わっていないかもしれませんが・・・(汗))

ただ社会人になって、最初に入社させていただいたメーカーで、
目の前の仕事に自分なりに一所懸命取り組んでいく中で、
先輩方からいろいろと教えていただきながら、少しずつ成果が出てくるようになりました。
すると仕事がとても楽しく感じられるようになったのです。

そして仕事をさせていただく中で、安定して業績を出し続けようとすると、
一度取引が始まったお客様とのご縁を切らさないように、仕事の品質を高めなくてはなりません。

そのために目安となる数値目標を決めて、
それを達成するためにいつまでに誰が何をどうやるのか?
その効果をどのように測定していくのか?
こうした仕事の基本を徹底的に学ぶ機会に恵まれました。

数値で現状の仕事の進捗や品質を押さえる。
まず目標を数値で設定し、その達成のために逆算してどうすべきかを考える。
上司に指導を受けるために、その途中経過を分かりやすく書面にまとめる。

仕事をしていく上でとても大切なことですが、
当時はパソコンもなく、手書きで報告書類を作成していたので、
右脳で仕事の本質的な部分を感じまくっていたのだと思います。

その名残か、いまだに私は議事録はノートに手書き。
アイデアをまとめる時も手書きだったりします。

40歳を超えてつくづく感じるのは、社会人10年目まで勤めさせていただいた、
最初の会社で学ばせていただいたことに対するありがたさです。

正直、その機会があったからこそ、
今、こういうお仕事をさせていただけているのだと思います。

そして私が最近、強く思うのは、クライアント様のスタッフさんで、
まだ社歴が浅い、若い新卒の方に、仕事の本質的な部分を少しでもお伝えすることが出来たら、
そしてその方たちが素晴らしいビジネスパーソンになっていただければ、ということです。

昨日もクライアント様のスタッフさんを前に、
仕事の品質を高めるための考え方、進め方をお伝えする機会をいただいておりましたが、
感度が素晴らしい若いスタッフさんが結構おられました。

少しでもその方たちの心に、昨日お伝えさせていただいたことが残ればなぁ、と思います。

まだ脳が柔らかく、素直に吸収できる若い間に、
仕事の本質を伝える機会をたくさんつくっていただければ、
若い方がドンドン成長され、会社、それから世の中に貢献してくれるようになるでしょう。

一人のオッサンとして、そうしたことのお手伝いが出来れば、こんなに嬉しいことはありません。
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【第1195回】 大した努力をしていないのに売上が上がっている時が一番危険

2014年04月09日 | 住宅コンサルタントとして
以前にもこのブログの中で書いたかもしれませんが、

「成果<自分たちの努力・取組」

という構図であれば、個人的にOKだなぁ、と思っています。

自分達が100努力して、成果が50~60程度であれば、残りの40~50が自分達の筋肉となって、
より足腰が強くなるような感覚を持っているからです。

しかしながら、「成果>自分達の努力・取組」となっていると、非常に危険だと思っています。

2~3年後に、業績が急落するでしょう。

しかも大した努力もせずにこれまで業績が良かった会社が陥りやすいのが、

「業績が下がったのも一時的なものだろう。すぐに回復するよ!」

と、成果に対して楽観的になってしまうことだったりします。

ですから、業績が下がって半年、下手をすると年単位で何の手も打たず、
あまりにも業績回復が起こらないので、そこで事実が分かり、本格的に改革に取り組むのです。

すると、業績が回復するまで3年とか5年とかかかってしまい、
よほど体力がなければ、会社の維持が出来なくなってしまう(=倒産)のです。


増税前の駆け込みや東北地方だと震災復興の特需があり、
この業界の多くの企業が、実は「成果>努力・取組」となっているような気がします。

自分達の現状を経営者は俯瞰して冷静に見なければいけません。

そして必ず「成果<自分達の努力・取組」という力関係になるように、
今の成果以上の努力を積み重ねていかなくてはなりません。

社員さんの中には、今、良い結果が出ていることを実力だと思ってしまう方もいますから、
経営者が冷静に、「何で今、ウチの会社は好調なんや?」と感じ、分析しなくてはなりません。

結果以上に努力を積み重ねていて、初めて安定成長が可能となります。
常にそこを意識して、行動していたいものですね。
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【第1194回】 大クレームの原因

2014年04月08日 | 住宅コンサルタントとして
個人的な話ですが、昨日の夜、あるサービスを提供してくれている会社の担当者、
並びにその上司による、家に来ていただき、クレームを言っておりました。

担当者があまりにいい加減なので、担当を変えて欲しいというお願いと、
そもそも契約時に担当者と交わした約束がちゃんと履行されるのかどうかを
上司に直接、確認するためです。

そもそも、この担当者にお願いごとをすると、口では『調べて折り返し連絡します』と言うのですが、
その後、全く返事が無いことが何度かあったので不信感が溜まっていたのです。

担当者に直接、「担当を変わって欲しい」と依頼をしたのにも関わらず、
全く本気にしてもらっていない感じだったので、会社に直接、メールで連絡し、
担当を変えて欲しいという依頼をして、昨日の運びとなったのでした。

これって、残念ながら住宅会社でも耳にする話ですよね・・・。

担当者ではらちが明かず、その上司、場合によっては社長が呼び出されるケースのことです。

これ、私自身が感じたのですが、こういうことが起こるのは
そもそも担当者が契約を急ぐがあまり、契約時にちゃんと情報を伝えていないから、
ということに原因の大半があるのだと思います。

こちらの要望を口約束で「出来ます!」と言って契約を急かす。
その際に、本来契約前に伝えなくてはならないルールやリスク、支払い条件のことなど、
情報をちゃんと説明していないのですね。

更にはトラブルがあった際の対応があまりにもいい加減で、
お客様の立場に立って行動出来ていないので、火に油を注ぐことになってしまったり、とか・・・。

私の場合もそうでした。

契約前、契約時に良いことばかり言って、本来、お伝えしなければならないことを言わない。
更にお客様が噴火することが分かっているのに、爆発前に誠意を持って対応せず、
その状況から逃げる、もしくは結論を先延ばしするのです。

本人に悪気は無いとしても、結局、お客様の立場からすれば、
許すことが出来ないくらいの感情になってしまうのですね。

本当に勉強になりました。

契約前、すなわちお金のやりとりの前に、ちゃんと伝えなくてはならないことをお伝えすること。
そしてトラブルが発生した際は逃げずに、誠心誠意、スピードを持って対応すること。

これさえできていれば、お客様は許して下さいます。

皆さんの会社では、こうした当たり前のことが出来ていますか?
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【第1193回】 増税後の世の中の流れ

2014年04月07日 | 住宅コンサルタントとして
4月1日に消費税が5%から8%に上昇しました。
市場に大きな影響を与えるような出来事が合った場合、お客様の心理や行動の変化を掴み、
そこから先を予測して手を打っていくことが重要だと思います。

で、私は昨日、休日でしたので、家の近くの竜王アウトレットに行ってきました。
(←単なるお買い物です)

ちなみに先週末もお休みを利用して、京都にお買い物に行っておりました。

先々週末、すなわち増税前と、先週末、すなわち増税後で何が変わったか?

私の主観ですが、増税前には若い世代の方がお買い物に走っていたような気がします。
それに比べて、増税後はご年配の方の姿が目に付くなぁ、と感じます。

実際、昨日はアウトレット内の回転寿司屋さんで昼食をいただいたのですが、
私たちの周辺はシニア層ばかりだったような気がします。

高級なネタをバンバン頼んでおられるシニアの方々を見て、
増税後の影響も最小限なのではないか、と期待してしまいます。

アウトレットの店内でも、シニアの方の比率が非常に高い気がしました。
増税前、京都の百貨店は若い世代の方で溢れていたのと対照的です。

またもう1点、非常に感じることがあります。
昨日も夕方からジムに行ったのですが、明らかにジムに来ている人が増えている。

ランニングマシーンなんて、満員で利用できなかったですもん!
こんなの、初めてです。

4月は増税後ということもあって、ゆとりのあるシニア層がゆっくりお買い物。
そしてそれ以外の方は家の近くでお金がかからないようにしているのでは、と思います。

住宅展示場もこれまで動いていた人は別にして、
4月から新たに動き出す人は少ないのでは?と感じました。

こういう時期に、次にどう仕掛けていくか?
個人的にはアイデアが浮かんできていますので、
何社かのクライアント様で実際に実行していただく予定です。

増税後の世の中の流れ。
皆さんはどんなことを感じられましたか?
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【第1192回】 数字の質問に即答出来るか?

2014年04月06日 | 住宅コンサルタントとして
昨日はリフォーム事業を本格的に立上げて1年半のクライアント様にお伺いしておりました。

専任スタッフは1名で、そのスタッフが営業・現調・積算・発注・現場管理と全て行っているのですが、
1月から4月までの売上が3000万をラクラク超える状況で、とても良い感じなのです。

もともとの本業は別なのですが、リフォーム事業に参入して1年半。
まだ参入して間もない頃、とにかく本社が地域の一等地にあるので、
そこをショールームにすることをご提案し、即決していただきました。

まだほとんど売上が上がっていない状態で、多額の投資をしていただき、本社をショールームに・・・。

でも、ここが大きな転機でした。

そこからイベントを辞めて、折込チラシのみに切り替え、
毎回、平均して電話が30本程度鳴り、そこから12案件が成約になるという結果が出ているそうです。

リフォームの経験者ゼロで、しかも専任スタッフ1名なのですが、
地域で着実に理想的なマーケティングが構築出来ていると思います。

更にこの秋には、新築事業にも参入していただきます。
これも、おそらくはうまくいくと思います。

というのは、やはりこのクライアント様の経営者の経営センスが素晴らしいからです。

経営者が企業を経営していく上で、絶対に求められる要素としては、
「決断力」と「投資の重要性」を理解していること、それから「数字に強い」ことだと思うのですが、
これらをしっかりとお持ちなのです。

昨日も数字に関する数字をいろいろと質問させていただいたのですが、
全て即答出来る訳ですね。

これ、とても重要な要素なのです。

今、ご縁を頂戴しているクライアント様で、やはり100棟、20億を超えている企業様は、
圧倒的に数字に強く、数字に関する質問ならば即答出来る方ばかりです。

現状を数字で理解し、改善策に関しても全て数字で考えられる力があるからこそ、
数字の質問に即答出来るのでしょう。

皆さん自身、数字に強いですか?
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【第1191回】 当事者意識

2014年04月05日 | 経営者として
経営者に向いているタイプってあると思います。
その逆に、経営者に向いていないタイプもあると思います。

経営者に向いているタイプとして、いろいろと挙げられると思いますが、
個人的に思うのは、「当事者意識があること」と「危機感があること」です。

その逆で、経営者に向いていないタイプとして挙げられるのは、
「当事者意識が無い」ということと「危機感が無い」ということです。

会社を経営していると、社内や協力業者さん、お客様との間でいろんなことが起こりますが、
発生したことに対し危機感が無く、どこか他人事のような感覚で捉えがち…。
そんな経営者が経営する会社の業績は、やはり上がっていかないのです。

そもそも、会社とは努力もせずに自然の成り行きのまま、経営していると、潰れるようになっています。
そうならないように、経営者は当事者意識を持って全責任を負い、
改善を積み重ねていかなくてはなりません。

あくまで個人的意見ですが、小さい頃から自分で決断してこなかった方、
親が全てレールを敷いてその上を走ってきた方は、当事者意識が薄いような気がします。

将来、どんな自分になりたいのか?
それを実現させるために、何に取り組むのか?
どんな習い事をして、どの学校を受験するのか?
今年、何にチャレンジするのか?

何でもいいので、自分で決めて自分で行動できる、意思ある人間に育ってもらわないと、
なかなか優秀な経営者にはなれないと思うのです。

更に問題を起こしても自分で解決させるということも、経験させておかなくてはなりません。

親が子離れできず、いつまでも口を出し続け、手を差し伸べ続けると、
どんなことが起こってもどこか他人事で、誰かが解決してくれるだろうと考えがちな
経営者になってしまうような気がします。

私にも子どもが2人いますが、最も意識しているのは、自立した人間になってもらいたいということ。
全て自分ごととして捉え、目の前のことに真剣に取り組む大人になってもらいたいと思っています。
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【第1190回】 これまでの環境に感謝

2014年04月04日 | 住宅コンサルタントとして
起業して3年3か月。
経営コンサルタントになって8年8か月。
社会人になって18年。

本当に充実した毎日を過ごすことが出来ております。

毎年、仕事運に関しては良くなっていると強く感じますが、
これまで自分に降り注がれてきたことが、全てプラスの方向に働いているなぁ、と思うと共に、
こうした境遇に感謝です。

社会人になって最初に就職した会社では、関西採用にも関わらず、
最初の赴任地は北海道の旭川でした。

しかも旭川で仕事をさせていただいて僅か半年で、同じく北海道の北見市に転勤の辞令が・・・。

北見市というと、人口10万人ちょっとの都市で、当時はマクドナルドが無いくらいの街でした。
当然、営業所のメンバーは少なく、
更に会社として工事をしてくれる職人さんもアフターメンテナンスをやってくれる部隊も無く、
工事の職人さんは釧路市や旭川市から来ていただいておりました。
ですので、施工日の当日の変更など、お受けできる訳もなく、
絶対に施工日をずらさないような事前打ち合わせが出来るようになりました。
更にはアフター対応は当然、自分達でやるしかなく、施工やメンテナンスの知識が自然とつきました。

でもそのおかげで、現場知識が格段に上がりました。
これが、最初の赴任地が札幌や大阪などの都会で、いろんな部隊が整っていると、
そうした専門部署の人たちに仕事をお願いするだけで良い訳で、
結果、現場知識はつかなかったと思いますし、
クレーム対応で一般のエンドユーザーさんと直接会話することもなかったと思うのです。

更に北海道に行ってわずか2年の間に、旭川→北見→旭川→北見と転勤辞令が出て、
単純な数合わせとしか見られていない(要するに必要戦力とみられていない)ことがありましたが、
その結果、「今に見てろ!」と反骨精神を持って仕事に取り組むことが出来ました。

その後、紆余曲折を経て経営コンサルタントを目指そうと思いましたが、
転職の面接で2回、落ちました。

でも、2回も落とされた中で、

「本当に自分がやりたい仕事は何なのか?」

ということを真剣に考えられたのだと思います。

ですので、3度目のトライで入社を認めていただいて、入社したその日から
働く際の覚悟や目の色が違っていたと思います。

当時は相当、「気持ち悪い奴だ!」と言われていたと思いますし、
先輩(といっても年下の方が多かったのですが・・・)に「教えて下さい」と頭を下げても

「お前に教えて、俺に何のメリットがあるんや?」

という、厳しいお言葉を先輩からいただいたり、
エエ歳こいて転職したのでなかなかなじめなかったりしましたが、
だからこそ反骨精神も持てましたし、
結果で認めてもらうしかない、と猛烈に仕事に打ち込めたのだと思います。

最初から都会の恵まれた環境で働いていたら・・・。
大した成果も出していないのに戦力だと認めてもらっていたら・・・。
転職の際、落ちていなかったら・・・。
転職した際にやさしくあたたかくむかえられていたら・・・。
今の自分は無かったと思うのです。

今、頑張っているのに結果が出ていない。
人事上、恵まれた環境にない。
職場の環境が自分にとって、あまり良くない。
そうしたことが、長い目で見たら、とてもプラスになることも多々、あると思います。

だから今の環境と真剣に向き合い、今出来るベストな仕事をしていく必要があるのだと思います。

そして、今の自分は恵まれている、ツイてる、とポジティブに考えることが、
自分の未来を良くしてくれるのだと思います。

今日も1日、頑張って参りましょう!
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【第1189回】 自分の器を大きくし続ける

2014年04月03日 | 住宅コンサルタントとして
人間は動物の一種です。
ですから、動物的本能がビジネスの世界でも随所にあらわれるなぁ、と個人的に思います。

動物の大半は群れで過ごします。
ですから、フリーランスとして個人で働くよりは、ある組織に属して働いている方が安心です。

また私も経験がありますが、
ビジネスパーソンとして自分より能力の高い人の下では働くことが出来ますが、
自分よりも能力が劣る人の下で働くことはストレスが非常に溜まります。

動物の世界であれば、ボスに決闘を挑むのでしょうが、人間の場合、そうはいきません。

自分より能力の高い人に働いてもらうことは、正直、難しいのです。
ですから、人の上に立つのであれば、
自分の人間としての器、もしくは自分の仕事の能力を高め続けるしかないのです。

経営者、それからマネージャーになるということは、
ひたすら自分を磨き続け、自分の器を大きくするための努力を惜しんではならない、ということです。

そしてちゃんと努力をしていても、残念な別れがやってきたりします。
結構、辛いです。
こうした辛さを乗り越えていくことで、人の痛みが分かったり、辛さに対して強くなったり・・・。

これがまた、自分の器を広げることにつながります。

ちっちゃいちっちゃい自分の器を少しでも広げられるよう、私も頑張っているつもりなのですが、
ちっちゃいことでイライラしたりと、全然進化を感じられない今日この頃。

でも、あきらめずにチャレンジしていきたいと思っています。
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【第1188回】 今の結果があるのは、過去の努力の賜物

2014年04月02日 | 住宅コンサルタントとして
住宅ビジネスにおいて、今、調子が良いとしたら、
その要因は1~3年前から取り組んできたことが正しかったということだと思います。
その逆で、今、調子がイマイチだとしたら、
それ以前にやってきたことが間違っていたか、量が足りなかったかだと思います。

住宅会社をコンサルティングさせていただく際、
私がご提案をさせていただくことは、もう本当に基本的なことばかりです。

自社の社員さんやそのご家族、それから協力業者さんに愛され、信頼される会社になること。
OB様を大切にしながら、定期的に触れ合う機会を設けること。
良い家を建て、良い家が建てられる会社だという情報発信をすること。
お客様が潜在的に求めている商品を開発すること。
鮮度の良い情報を外部に発信すること。

ここ数年は、奇策はゼロで、もう本当に基本的なことしかご提案をしておりません。

ただ、そこのポイントを愚直にやっていただいているクライアント様の
消費税増税後の受注状況は落ちていなかったり、
一時的に落ちていたとしても3月、4月、5月と一気に飛躍するくらい、好調です。

「良い会社だなぁ・・・」
「良い家を建てる会社だなぁ・・・」
と市場のお客様に認知していただける活動をただただ、愚直に積み重ねるのみなのです。

で、問題はここから先で、受注数が伸びてきた時に
こうした基本的な部分がおろそかにならないか、いうことに注意しなければなりません。

受注棟数が伸びようが、やるべきことをしっかりと行える会社が、
更になる飛躍を成し遂げることが出来るのです。
逆にちょっと棟数が伸びると、忙しいことを言い訳に、
これまでやってきたことをおろそかにする会社が、結果的に伸びないのです。

どれだけ忙しくとも、やるべきことを愚直に行う。
それが3年先の我が社をつくるのです。

忙しさを言い訳にして、やるべきことがやれていないことはありませんか?
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【第1187回】 数字の作り方を知る

2014年04月01日 | 住宅コンサルタントとして
営業マンも事業責任者も経営者も、最終的には数字を出さなければなりません。

会社を運営していく上で必要な販売費および一般管理費を上回る粗利益額を稼がなくては、
会社は赤字になります。

ですから、営業マン、事業責任者、経営者は、
数字に対する意識をしっかりと持っていなくてはなりません。

そして優秀な営業マン、事業責任者、経営者と
そうではない営業マン、事業責任者、経営者との違いのひとつは、
数字の作り方を知っているかどうかだと思います。

例えば、年間12棟の目標を持っている営業マンであれば、
それを達成するために、今期何をやらなくてはならないかということを挙げられるかどうかです。

紹介をいただけるようになるために、自分の交流の輪を広げるのか?
OB顧客を年間30回訪問し、OBさんから可愛がってもらえる関係性をつくるのか?
自分の建築の知識を高め、提案力をつけ、成約率を上げるために、何をするのか?
また建築デザインの勉強をするのか?
競合他社を調べるのか?
新規のお客様を何組接客すれば、目標を達成できるのか?
会社が企画してくれるイベントで何組程度のお客様を接客できるのか?
会社で十分なお客様との出会いを用意してもらえなかった場合、どこで不足分を補うか?

こうしたことを考え、ドンドンと手を打っていくことを繰り返していくと
数字の作り方が見えてくるようになります。

数字の作り方が見えるとどうなるかというと、狙った数字を達成できるようになるのです。

優秀な営業マンや事業責任者、経営者になるためには、
数字を作れること以外にもいろんな要素があるかと思いますが、
この数字の作り方が弱いと、いつまでたっても目先の数字を追いかける悪循環に陥ってしまいます。

私は個人的に、前々職の営業マン時代に、この部分を徹底的に学ばせて頂く機会がありました。
その経験は、今でも非常に役立っています。

数字の作り方。
皆さん、それから皆さんの会社はお持ちですか?
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