鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1198回】 部下からの報告

2014年04月12日 | 住宅コンサルタントとして
最近、自分の長男に身長を抜かれた、鬼山住宅コンサルティングの鬼山です。

長男はこの4月で中学3年生になりましたし、身長も私より大きくなっていますが、
やはり我が子はいくつになっても可愛いものです。

なかなか話をしてはくれませんが、朝起きてきた時の「おはよう」と
私が仕事から帰宅した際の「お帰りなさい」と言ってくれることが、とても嬉しいです。
(←完全に親バカ、というかバカ親)

さて、皆さんの会社では、上司と部下の仕事上でのコミュニケーションはうまく取れていますか?

いろんなクライアント様でよく耳にするのが、

「ウチのスタッフはなかなか報告をしてこないんです・・・」

という、経営者や経営幹部の方のお話・・・。

「報告・連絡・相談が大事」というのが、日本のビジネスの世界では当たり前なのに、
それを普通に出来ないスタッフが結構いる、ということなのでしょう。

私自身、最初に働かせていただいたメーカーで、このことを本当にしつけてもらいました。

というのは、当時、会社では営業マンは毎日、日報を出さなくてはならない、
というルールだったのですが、それを私はまともに出来なかったのです。

更にお客様との間で起こったさまざまなことに対しても、上司にマメに報告出来ませんでした。

当時の上司が本当に素晴らしかったのですが、
そんないい加減な私に、何度も何度も根気強く報告を求めて下さいました。

「なぜ、報告をしないんだ!」

というような指導ではなく、営業から帰ると上司が毎回呼び出してくれるのです。

手帳を持って、打ち合わせのテーブルに来るように呼び出してくれて、
そこで一日の活動の報告をして、適格なアドバイスをしていただく、ということが
何か月か続きました。
(その際、私の話が脱線するので、よく怒られました)

もともと、出来が悪く、会社のルールすら守れなかった私。
それを辛抱強く、毎日しつけてくれた、ありがたい上司。

部下の報告が無いのは当たり前。
無理やり報告をせざるを得ないしくみをつくるのが上司の仕事のような気がしています。
あくまで自分自身の経験からですが・・・。

こうして当たり前のことが当たり前に出来る組織にしていくことが、
経営者の仕事なのかもしれません。

皆さんの会社では、報告のルールはどのようになっていますか?
コメント
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