鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1201回】 仕事の回転数

2014年04月15日 | 住宅コンサルタントとして
住宅営業マンとしての基本的スキルに関して、分野は結構広いですが、
それらをマスターすることは、時間をかければ可能です。

しかしながら、同じスキルをマスターし、同じだけの経験をある一定数、積んだ後に
営業マン個々の差が歴然と出たりします。

スキルも経験も同じ。
仮に同じ人間性を持っていたとしても、結果に差が出ます。

その最大のポイントは、時間や回数に対する意識の差です。

自分が担当しているお客様に対し、
当社で家づくりをやっていただけるか否かのお返事を残り何回でご決断いただくか、
という意識を持って日々の仕事がどれだけ出来ているのかが重要です。

お客様は、後何回、打ち合わせが続くのか?
次に何をやってその次に何をやるのか?
そもそも、住設やクロスの打合せに何回程度、費やすのか?
これらの予備情報をほとんど知りません。

ですから、何回程度で決めていただくのか、こちらの希望をお伝えするかしないかで、
打ち合わせの回数や機関がギュッと縮まる可能性が高いのです。

そしてその回数が決定すれば、
その回数内でお客様が決断出来る材料を事前におつくりし、
商談に挑んでみる。
そして自分達が事前におつくりしたり用意したりすることを改善し続ければ、
イメージ通りの打合せ回数になっていきます。

こうして1つの契約やお引き渡しにかける時間を短縮していき、
仕事の回転数を上げていくことが、仕事が出来るようになる、ということです。

驚異的な数字を継続して出し続けている人の発想は、回転数を上げることだったりします。

皆さん自身、回転数を上げる意識は高いですか?
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