鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1187回】 数字の作り方を知る

2014年04月01日 | 住宅コンサルタントとして
営業マンも事業責任者も経営者も、最終的には数字を出さなければなりません。

会社を運営していく上で必要な販売費および一般管理費を上回る粗利益額を稼がなくては、
会社は赤字になります。

ですから、営業マン、事業責任者、経営者は、
数字に対する意識をしっかりと持っていなくてはなりません。

そして優秀な営業マン、事業責任者、経営者と
そうではない営業マン、事業責任者、経営者との違いのひとつは、
数字の作り方を知っているかどうかだと思います。

例えば、年間12棟の目標を持っている営業マンであれば、
それを達成するために、今期何をやらなくてはならないかということを挙げられるかどうかです。

紹介をいただけるようになるために、自分の交流の輪を広げるのか?
OB顧客を年間30回訪問し、OBさんから可愛がってもらえる関係性をつくるのか?
自分の建築の知識を高め、提案力をつけ、成約率を上げるために、何をするのか?
また建築デザインの勉強をするのか?
競合他社を調べるのか?
新規のお客様を何組接客すれば、目標を達成できるのか?
会社が企画してくれるイベントで何組程度のお客様を接客できるのか?
会社で十分なお客様との出会いを用意してもらえなかった場合、どこで不足分を補うか?

こうしたことを考え、ドンドンと手を打っていくことを繰り返していくと
数字の作り方が見えてくるようになります。

数字の作り方が見えるとどうなるかというと、狙った数字を達成できるようになるのです。

優秀な営業マンや事業責任者、経営者になるためには、
数字を作れること以外にもいろんな要素があるかと思いますが、
この数字の作り方が弱いと、いつまでたっても目先の数字を追いかける悪循環に陥ってしまいます。

私は個人的に、前々職の営業マン時代に、この部分を徹底的に学ばせて頂く機会がありました。
その経験は、今でも非常に役立っています。

数字の作り方。
皆さん、それから皆さんの会社はお持ちですか?
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