鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1199回】 日頃からどれだけ取り組んでいるか?

2014年04月13日 | 住宅コンサルタントとして
リフォームイベントを企画した時、
数多くのOB様で溢れる会社もあれば、会場が閑散としている会社もあります。

そして会場が閑散としている場合、経営者は営業マンに

「OBさんに電話して、来てもらうようにお願いしなさい!」

という感じで指示を出したりするのですが、それをいくらやってもお客様が会場に足を運んでくれない・・・。

こういうことが良くあるわけです。

どうしてこうなるのか・・・?

答えは簡単で、日頃からの取り組みが足りないからです。

典型的な例でよくあるのが、自分に都合が良いときだけ連絡をしてくる人。

全然連絡が無い昔の同級生とか知り合いがいきなり電話をかけてきて

「久しぶり!ところで、保険ってどうしてる?」
「俺、実は保険の代理店で働きだしたんだけど・・・」

と、一方的に自分の欲求を満たしたりするのです。

保険屋さんの話に例えれば、よく分かっていただけるかと思いますが、
住宅会社さん・工務店さんの世界でも、これとよく似たことをやっている訳です。

日頃、こちらから連絡をせず、アフターの依頼を受けても動きが悪い。
そのくせ、自分達のイベントの前だけ電話をかけてきて、「来て下さい」と言われる。

お客様からしたら、「あの会社って、いつも自分都合だよね!」という感じです。

いざという時に、お客様に足を運んでいただこうと思うのであれば、
日頃からお客様と良好な関係をどれだけ構築しておくのか、ということです。

では良好な関係を構築するために、何をすればいいのか?

理想は時間を作って顔を出すことだと思いますが、
OB様が数多くおられる場合、なかなかそれが出来なかったりします。

ここに商売のセンスが出ます。

皆さんの会社では、日頃からお客様と良好な関係を構築するために、どんな取り組みをされていますか?
コメント
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