鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1188回】 今の結果があるのは、過去の努力の賜物

2014年04月02日 | 住宅コンサルタントとして
住宅ビジネスにおいて、今、調子が良いとしたら、
その要因は1~3年前から取り組んできたことが正しかったということだと思います。
その逆で、今、調子がイマイチだとしたら、
それ以前にやってきたことが間違っていたか、量が足りなかったかだと思います。

住宅会社をコンサルティングさせていただく際、
私がご提案をさせていただくことは、もう本当に基本的なことばかりです。

自社の社員さんやそのご家族、それから協力業者さんに愛され、信頼される会社になること。
OB様を大切にしながら、定期的に触れ合う機会を設けること。
良い家を建て、良い家が建てられる会社だという情報発信をすること。
お客様が潜在的に求めている商品を開発すること。
鮮度の良い情報を外部に発信すること。

ここ数年は、奇策はゼロで、もう本当に基本的なことしかご提案をしておりません。

ただ、そこのポイントを愚直にやっていただいているクライアント様の
消費税増税後の受注状況は落ちていなかったり、
一時的に落ちていたとしても3月、4月、5月と一気に飛躍するくらい、好調です。

「良い会社だなぁ・・・」
「良い家を建てる会社だなぁ・・・」
と市場のお客様に認知していただける活動をただただ、愚直に積み重ねるのみなのです。

で、問題はここから先で、受注数が伸びてきた時に
こうした基本的な部分がおろそかにならないか、いうことに注意しなければなりません。

受注棟数が伸びようが、やるべきことをしっかりと行える会社が、
更になる飛躍を成し遂げることが出来るのです。
逆にちょっと棟数が伸びると、忙しいことを言い訳に、
これまでやってきたことをおろそかにする会社が、結果的に伸びないのです。

どれだけ忙しくとも、やるべきことを愚直に行う。
それが3年先の我が社をつくるのです。

忙しさを言い訳にして、やるべきことがやれていないことはありませんか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする