鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1192回】 数字の質問に即答出来るか?

2014年04月06日 | 住宅コンサルタントとして
昨日はリフォーム事業を本格的に立上げて1年半のクライアント様にお伺いしておりました。

専任スタッフは1名で、そのスタッフが営業・現調・積算・発注・現場管理と全て行っているのですが、
1月から4月までの売上が3000万をラクラク超える状況で、とても良い感じなのです。

もともとの本業は別なのですが、リフォーム事業に参入して1年半。
まだ参入して間もない頃、とにかく本社が地域の一等地にあるので、
そこをショールームにすることをご提案し、即決していただきました。

まだほとんど売上が上がっていない状態で、多額の投資をしていただき、本社をショールームに・・・。

でも、ここが大きな転機でした。

そこからイベントを辞めて、折込チラシのみに切り替え、
毎回、平均して電話が30本程度鳴り、そこから12案件が成約になるという結果が出ているそうです。

リフォームの経験者ゼロで、しかも専任スタッフ1名なのですが、
地域で着実に理想的なマーケティングが構築出来ていると思います。

更にこの秋には、新築事業にも参入していただきます。
これも、おそらくはうまくいくと思います。

というのは、やはりこのクライアント様の経営者の経営センスが素晴らしいからです。

経営者が企業を経営していく上で、絶対に求められる要素としては、
「決断力」と「投資の重要性」を理解していること、それから「数字に強い」ことだと思うのですが、
これらをしっかりとお持ちなのです。

昨日も数字に関する数字をいろいろと質問させていただいたのですが、
全て即答出来る訳ですね。

これ、とても重要な要素なのです。

今、ご縁を頂戴しているクライアント様で、やはり100棟、20億を超えている企業様は、
圧倒的に数字に強く、数字に関する質問ならば即答出来る方ばかりです。

現状を数字で理解し、改善策に関しても全て数字で考えられる力があるからこそ、
数字の質問に即答出来るのでしょう。

皆さん自身、数字に強いですか?
コメント
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