日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

その時だけと思え

2017年06月07日 | 生活・ニュース

 山口県を含む九州地方は昨日梅雨入りした。昨夜半から夕方までの市内の雨量は50から90㍉、降り方は静かで梅雨の雨を感じさせる。日本列島は関東以西も梅雨入りしたと発表された。静かな降り方でしっかり地面を潤し、夏場の渇水が発生しないよう祈りたい。

 昨日までと変わらないのに梅雨の雨に打たれたからか、庭の紫陽花のピンク色が何となく鮮やかに見えのは思い過ごしか目の錯覚かどちらだろう。ようやく支柱にツルが巻き始めた朝顔、その葉を上向きにして気持ちよさそうに雨を受けている。

 そんな雨の中、登校する児童らの列、後ろから眺めると赤、黄、青、紫、白など色とりどりの傘の花が揺れ動いて進んでいく。雨音を消すような大きな声の会話を残しながら。狭い裏通り、赤色の軽自動車がその後ろをゆっくりと進む。出勤を急ぐだろうが児童らへの安全を思う心遣いをほほえましく眺める。

 出かけるとき、そんなに大きくないカタツムリが朝顔の横支柱で雨を喜ぶかのようにゆっくり動いている。その支柱には水滴が横並びしている。梅雨らしくていい構図と思いついたが、10分ほどで帰るから帰ってから写真を撮ろう、そう思い急いで帰宅した。が時すでに遅くその姿は見えなかった。その時その瞬間は2度とやってこない、改めて先延ばしの愚かさを言い聞かせながらシャッターを押した。
コメント (2)
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