(舞岳山頂付近の尾根に咲くシャクナゲ 遠景は五家原岳)
4月27日に多良山系の舞岳(867m)に登った。舞岳へのルートは地図(国土地理院)には載っていない。黒木から舞岳への尾根を登ることになるが、その間標識は一切ない。初めて登ったときには、登り口を見つけるのに苦労した。(登る前から遭難?)だが、一度尾根に入れば踏み跡があるので迷うことはない。途中にある岩場にロープが渡してあるだけで、目印のテープなどは一切ない。
山頂には、それであることを示すを示す小さなプレートがあるのみだ。
(舞岳山頂)
この舞岳コースは、数ある多良山系の中で、私が最も好きなコースだ。特にこの時期はシャクナゲとミツバツツジが目を楽しませてくれる。標識がないだけに多良山系の穴場とも言える。ただ、登りは結構急である。約80分で山頂だが、1時間ほど登ったところに展望がきく岩場がある。
この周辺にもシャクナゲが咲いているので絶好の休憩ポイントになる。
(休憩ポイントからの眺め 黒木方面)
帰りは、中山峠、西岳、西野越を経て黒木へと下りた。
途中、オオキツネノカミソリの群生が夏の開花に向け葉を生い茂らせていた。
実に久しぶりに、リハビリも兼ねて本格的な山道を歩いてみた。けがした右の足首は大丈夫だったが、それをかばっていたのだろうか、左の膝が痛くなり下山するのに苦労をした。連休の後半には、シャクナゲとヤマシャクヤクを見に五家原岳の方からアプローチしたいと考えている。