今年の大晦日も雪がちらちらと舞っている。
昨年も確か雪だった。
タイヤにチェーンを巻いて帰省する息子を駅まで迎えに行ったのを覚えている。
「犬はよろこび庭かけまわり…」
私も犬の気があるのだろう、いまだに雪が降ると興奮する。
血が騒ぐ。無性に山に登りたくなる。
寒いけれど、そこには美しい世界が待っているからだ。
「枯れ木残らず花が咲く」
冬枯れの木々はもちろんのこと、汚れたものすべてを純白の雪でおおい隠し
最高に美しい白銀の世界がそこにはある。
というのは「衣食に憂いのない」人間の言い分であって、
木々にとっては試練の冬、試練の雪であろう。
下の写真は、多良岳のシャクナゲである。
葉っぱを折りたたみ傘のように下に折り曲げたたずむシャクナゲ。
高度を上げるにつれ、その意味が分かってきた。
木々に積もった雪は見た目には美しいが、
木々には相当の重み、負担なのである、時には枝が裂けるほどの。
シャクナゲは葉っぱを下に折りたたむことで、
雪の負担を軽減し厳しい冬に耐えていたのである。
冬でも葉を落とすことのない常緑樹の冬を生き抜く術であろう。
暖かくした部屋の中から舞う雪を見ていると、昔のことが思い出される。
普段は仕事で忙しくしていても、雪が降ると血が騒ぎ、
子ども達を一度だけ雪を見せに山に連れて行ったことがあった。
下の写真は、仁田峠の駐車場で雪を集めてミニかまくらを作ったときのものである。
その息子も来春からは社会人。
最後の冬休みということで、
年末年始は友達と最後の学生時代の思い出を作るという。
元旦には帰ってこれないというが、それもよかろう。
寂しい気はするが、息子の成長と門出を祝いたい。
ただ、いつでも迎えに行けるようにタイヤチェーンは準備している。
昨年も確か雪だった。
タイヤにチェーンを巻いて帰省する息子を駅まで迎えに行ったのを覚えている。
「犬はよろこび庭かけまわり…」
私も犬の気があるのだろう、いまだに雪が降ると興奮する。
血が騒ぐ。無性に山に登りたくなる。
寒いけれど、そこには美しい世界が待っているからだ。
「枯れ木残らず花が咲く」
冬枯れの木々はもちろんのこと、汚れたものすべてを純白の雪でおおい隠し
最高に美しい白銀の世界がそこにはある。
というのは「衣食に憂いのない」人間の言い分であって、
木々にとっては試練の冬、試練の雪であろう。
下の写真は、多良岳のシャクナゲである。
葉っぱを折りたたみ傘のように下に折り曲げたたずむシャクナゲ。
高度を上げるにつれ、その意味が分かってきた。
木々に積もった雪は見た目には美しいが、
木々には相当の重み、負担なのである、時には枝が裂けるほどの。
シャクナゲは葉っぱを下に折りたたむことで、
雪の負担を軽減し厳しい冬に耐えていたのである。
冬でも葉を落とすことのない常緑樹の冬を生き抜く術であろう。
暖かくした部屋の中から舞う雪を見ていると、昔のことが思い出される。
普段は仕事で忙しくしていても、雪が降ると血が騒ぎ、
子ども達を一度だけ雪を見せに山に連れて行ったことがあった。
下の写真は、仁田峠の駐車場で雪を集めてミニかまくらを作ったときのものである。
その息子も来春からは社会人。
最後の冬休みということで、
年末年始は友達と最後の学生時代の思い出を作るという。
元旦には帰ってこれないというが、それもよかろう。
寂しい気はするが、息子の成長と門出を祝いたい。
ただ、いつでも迎えに行けるようにタイヤチェーンは準備している。