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TENZANBOKKA78

アウトドアライフを中心に近況や、時には「天山歩荷」の頃の懐かしい思い出を、写真とともに気ままに綴っています。

ブリキの塵取り

2022年05月31日 | 畑・園芸・工芸・片付け
野良仕事のかたわら、小屋の整理をしています。
よく使うものは吊り下げていますが


その中に


ブリキの塵取りがあります。


錆びていますがいまだ現役です。
このブリキの塵取りは、私が中学2年生のとき技術の授業で作ったものです。
とっくに処分していいような代物ですが、父がとっておいてくれたのでしょう。
お礼を言いたいのですが、父は今はもういません。



48年前に製作した
ブリキの塵取り

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ツバメ対策 防鳥ネット

2022年05月30日 | 畑・園芸・工芸・片付け
実家の小屋にツバメがやって来て困っていました。
昔の小屋は開けっ放しだったのでツバメが巣を作ってもよかったのですが、今の小屋は夜にはシャッターを下ろします。ましてや、今の私は二拠点生活をしていますので1週間ほど実家に帰らないこともあります。ですから、今の小屋にツバメが巣を作るとツバメは小屋の中で餓死することになります。

小屋を開けて野良仕事をしているとツバメが入ってきて、巣が作れないかと物色します。
そこで、ツバメの幸せを願い、ツバメ対策を講じることにしました。

まず、百均で見つけた「鳥おどし」




ツバメにはまったく効果はありません。
平気で吊している「鳥おどし」の横を飛んできます。


キラキラ光るCDなどを吊せばいいと聞き、「鳥おどし」の下にCDを追加で吊しましたが、何事もなかったようにツバメは侵入してきます。

ボツ!


こんなこともありました。
実家から諫早に帰るために戸締まりをしようとしたらツバメが入っていました。
外に追い出そうとしたら、こともあろうに屋根裏部屋に逃げ込んだのです。

屋根裏


追いかけて登るはめに


屋根裏の梁にとまっています。


帰る時間が迫っていたので、私も必死に追い出そうとしました。
ところが、ツバメはパニックになったのでしょうか、自分(ツバメ)が入ってきた登り口に向かいません。屋根裏の窓も開けてやりましたが窓にも向かわず、梁から梁へと逃げ惑うだけでした。

30分も格闘しましたがダメでした。
結局、実家にもう一泊することになりました。
ツバメも命からがら逃げ回ったので、のどが渇いただろうと思い、水を屋根裏に運びその日は暮れました。

はたして、翌朝。
小屋のシャッターを開けると、ツバメは下(1階)に下りていました。
シャッターを全開にしたら、今度はそこから逃げていきました。

あれだけ恐い思いをしたので、もうツバメはこの小屋には来ないだろうと思っていたらまたやって来ました。
今回の件で、「ツバメには学習能力がない」ということが分かりました。

追い出す前に「入れないこと」
出入り口に防鳥ネットを張ることにしました。

またまた百均


1m×2m 勝手口に取り付けました。









問題はシャッターの所です。
1.8m×2.7m
ジャストサイズがなかったのでキュウリネットを張ることにしました。


作業開始


シャッターに連動させるため、シャッターの細かい穴に止めました。


吊り上げてみると


左右に隙間ができました?
もう一度品物の袋を見てみると
「約180㎝」と「約」がついていました。
ネットを180㎝で裁断すると、そこがちょうどネットの格子とは限らないわけです。

そこでもう一工夫!
マグネットクリップで左右を引っ張らせました。





完成です。



「ツバメは幸せを運んでくれる」とか、「ツバメの巣は幸運の象徴」などといいますが、今の住宅(小屋)事情では、ツバメに巣を作らせるわけにもいかないのです。
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クンシランの株分け

2022年05月24日 | 畑・園芸・工芸・片付け
花が終わったクンシランの鉢


超過密状態です。
去年からユリまで同居しています。

簡単には鉢から抜けそうにありません。
長丁場を覚悟し、あらかじめ蚊対策をしました。


株分けの鉢の準備







さて、鉢から抜こうとしますが、予想をはるかに上回る固さです。
抜けません!


「うんとこしょ、どっこいしょ。それでもカブは抜けません」
応援の「犬」や「ねずみ」は来てくれません。

ネットに載っているあらゆる手段を試しました。
抜けない場合の最終手段は「鉢を割る」ですが…

割る前の最後の抵抗です。


「火鋏」を鉢に沿って差し込むることにしました。
厚さの薄い「火鋏」だからこそ、鉢と株の隙間にねじ込むことができます。
勿論、根を傷めるのは覚悟の上ですが、どうせ根は切るのですから。

地道に一周突き刺すのはとても根気のいる仕事でしたが、大成功!
ついに株は抜けました。



(「火鋏」は使うのは、tenzanbokka78オリジナルのアイディアです。)


株分け開始




クンシラン


ユリ(子どものような「上山のユリ」の子孫)



クンシランは鉢に移し替えました。




株分けに失敗して根がなくなった1つは水栽培にしてみました。
上手くいけばいいのですが



ユリは地植えです。


それぞれの成長が楽しみです。
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とても質素な車中泊

2022年05月23日 | 山(県外)
5月1日~3日 大分県佐伯市宇目のユネスコエコパークの山に遠征しました。
夏木山や木山内岳など、大分と宮崎の県境の奥まったところにある山なので、その登山口近くで車中泊しました。
そのときの様子です。

5月1日
「道の駅宇目」を過ぎ、藤河内渓谷への道に入ったら看板がありました。

「藤河内湯ーとぴあ」6㎞

まずは入浴のために「藤河内湯ーとぴあ」に立ち寄ります。


夏場は5時までの営業なので助かります。


そこの駐車場の看板


「車中泊可」の字が目に飛び込んできました。
でも、この日は予定通り、登山口近くの藤河内渓谷駐車場で車中泊です。

さらに山奥へと入っていきます。


ここが藤河内渓谷の駐車場


携帯の電波が届かない山奥です。


トイレ完備は有り難い


早めの夕食

山登りが主なので、炊事には時間をかけません。来る途中に買ったお総菜で済ませます。

長旅の疲れもあって7時に就寝…
寝ようと思ったのですが、シュラフを忘れていることに気づきました。
毎回何かを忘れるのですが、こともあろうにシュラフを忘れるとは…

仕方がないので山の装備で何とかしました。
上は薄手のダウン、下は雨合羽で寝ましたが…


数時間寝たら寒さで目が覚めました。
困りました。
ザックをあさったら、緊急用の防寒シートがあったのでそれを掛けました。




しばらくはこれでよかったのですが、深夜の寒さには耐えられません。

困ったあげく名案が浮かびました。
下に敷いているマットの中に挟まって寝てみました。



寝心地はよくありませんが、再びまどろむことができました。
もし寝られなかったら、登る前に遭難でした。

5月2日
朝 これまた簡素な食事

おにぎり、みそ汁、ヨーグルト、牛乳

この日は夏木山から五葉岳、お姫山、乙女山までの往復、10㎞の行程でした。
14:30に下山し、再び「藤河内渓谷湯ーとぴあ」に向かいました。

昨日も目にした「車中泊可」の看板


尋ねたところ、「テントを張るなら近くのキャンプ場またはオートキャンプ場へ、純粋な車中泊なら1000円」ということでしたので、ここで車中泊することにしました。

まず汗を流し


一人静かに夜までの時間を過ごしました。





ビールは温泉の売店で。簡単なつまみ付きで350円!



駐車場全景 貸し切り


水場


流しがあったので、洗い物もここでできました。
(帰ってからのゴミの分別が楽!)



山の中での車中泊は風呂やトイレがないこともありますが、ここは温泉、トイレ、水場があるので私的には最高でした。しかも他に誰もいなかったので、存分に静かな時間を楽しむことができました。
(シュラフがなかったので夜中は寒かったが…)

5月3
この日は、観音滝から木山内岳に登り、その日のうちに長崎まで帰りました。

長州港から見た故郷の山
多良岳


そして雲仙、眉山



今回はシュラフを忘れるチョンボをしましたが、以上が私の車中泊スタイルです。
地味で質素、でも自分では満足しています。ワンゲル時代の合宿がこんな感じでしたから。



登山の様子は → 5/2 「乙女山のアケボノツツジ」
         5/3 「観音滝から木山内岳へ」
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国見岳のミヤマキリシマ・アゲイン

2022年05月20日 | 山(県内)
また国見岳に登ってきました。
今が盛りのミヤマキリシマをつれ合いにも見せたくて、きのう一緒に登ってきました。

ロープウエイを横目に



縦走路にはいると


この景色が好きです。

九千部、吾妻岳、堤防道路、その先に広がる多良の山々

今が旬の






視線の先にはこの山


国見岳を目指しての稜線歩き














このトンネルを抜けると山頂です。


紅葉茶屋


今はお茶屋はありませんが、ここでお昼


ここは普賢岳への分岐ですが、協議の結果普賢岳はパスすることにし、アザミ谷を帰ります。





ここまで来ると仁田峠はすぐです。
今季2回目のミヤマキリシマ鑑賞登山でした。
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NHKさん、大丈夫ですか?

2022年05月19日 | 日常

昨晩の「ニュース7」(5/17放送)

お天気コーナーでとりあげた「今月の日照時間を振り返ります」の中で、東京都が他の地域より少ないということを言っていました。

そのときの画面です。

次に、グラフが出てきました。

なるほど、東京都は少ないですね。

でも、極端すぎないかな…

画面を見ていて思わず

「えっ?」と、声を上げました。

NHKでもそんなことをするの?

資料として、このグラフの提示はまずいのではないでしょうか。

広告などで、商品の性能をよく見せるためにこの手のグラフを使う企業がありますが、NHKは公共放送でしょう。

途中に100時間のメモリが打ってありますが、グラフの左端は0ではないのです。

数値自体には間違いはないのでしょうが、こうすることで東京都の日照時間の短さを強調することができます。危機感を訴える上では効果があると思いますが、このようなグラフの使い方はあまりにも誤解を招くことにつながらないでしょうか。

0から途中を省略する場合は、省略したことが分かるように二重の波線を引くのが普通です。そうすれば見る人に省略の旨が伝わります。

7時半になり、「クローズアップ現在」が始まりました。

テーマは「カラクリが⁉️氾濫するNo.1広告」で、No.1を算出する統計的手法に問題があるというものでした。

欲しい結果(No.1)が出るように「恣意的調整」がなされ、巷に氾濫している○○No.1が公正な結果ではないという主張でした。

先ほどの「ニュース7」で誤解を招くグラフをNHKさんが使っていた後だけに、なんとなくスッキリしない思いがしました。

天気コーナーのグラフでは、視聴者に誤解を与えないように、左端を「70時間」と明示する必要があったと思います。

怪しい統計のカラクリを世に問うNHKさん、あなたのところは大丈夫ですか?

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ミヤマキリシマ咲き誇る雲仙の山々

2022年05月18日 | 山(県内)

「雲仙でもミヤマキリシマが咲いている」と、一昨日、TANEさんから情報をもらいました。


さて困った。
泊まり込みで実家の剪定作業をしていたので、手元にザックがありません。
でも山に登りたい…

えい、ザックなど無くても山には登れると、ウエストバックに必要最低限のモノを詰めて山に向かいました。

弁当は?
登る前に喰えばいい。

雨具は?
天気は快晴!

晴れていても持っていくのがワンダラーの矜持ではないのか?
… 今日だけは特別!

防寒着は?
半袖ベストで十分!

登山靴は?
たまたま車に積んでいた!

そんなわけで、お茶1本、ベスト、コンデジ、スマホ、タオルだけ持って山に向かいました。


仁田峠駐車場


満開のミヤマキリシマを眺めながらまず腹ごしらえ。


ロープウエイの誘惑を断ち切って、ゆっくりと妙見を目指して登っていきました。







妙見神社



木々の切れ間から国見岳が顔を出しました。


気持ちのよい稜線歩きが続きます。


平成新山を見ながら


憧れの「両手に花」




これから登る国見岳


岩場






妙見岳方面



国見岳を満喫した後は普賢岳を目指します。

鬼人谷手前で、私よりも軽装備の人と遭遇


立岩の峰を越えて


普賢岳山頂


 




国見岳



帰りはどんどんとばして、40分で仁田峠に帰り着きました。


雲仙は地元の山なので何度も登りましたが、こんなにきれいなミヤマキリシマを見たのは初めてのことです。
今日、毎日新聞に「雲仙ツツジがみごろ」と載りました。


今度の週末は大勢の人で賑わう(ごった返す)ことでしょう。花の最盛期に、しかも静かな平日に登ることができ夢のようでした。
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リビングからの眺め

2022年05月13日 | 畑・園芸・工芸・片付け
今日も雨です。
雨の日は家でのんびりと過ごします。
部屋から外に目をやると、今年初めてのドクダミが咲いていました。



雨に濡れながらひっそりと咲いています。


つれ合いがドクダミの花が好きなので、このエリア(フェンス付近)だけドクダミを残しています。



写真左手にオオタニワタリが見えています。


思い出のオオタニワタリです。
別の場所にあったのをここに移したとき、腰を傷め1週間も寝込むはめになったあのオオタニワタリです。1年前の連休のことでした。

このオオタニワタリ君のせいで、去年の連休は台無しになりましたが、彼が元気に育ってくれたので、まあいいか…
その彼はいつの間にか子孫も残しています。


ジュニア君アップ


実はこのジュニア君は、狭いブロックの穴から顔を出しているのです。


右手に目をやると


4月16日に植えたキュウリがフェンスの高さまで大きくなっています。




- 植えたとき -



桜が散り、ツツジが終わり、彩りがなくなったリビングからの眺めですが、先月は色鮮やかでした。

先月の眺め


ツツジとイチハツが目を楽しませてくれていました。

咲き誇るツツジ(4/20頃)


イチハツ




そして4月末 
花の色は移りにけりな…
ツツジは色あせ、そして散りました。







今は、派手さはありませんが、これからしばらくはドクダミの白い花が癒やしてくれます。



そして夏に向け、野菜の生長も楽しみです。



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初心者マークの畑仕事

2022年05月11日 | 畑・園芸・工芸・片付け

セカンドライフの柱は3本です。
・吉井勇研究
・山歩き
・畑仕事

今回は畑仕事のことです。
初心者マークですので、なかなか上手くいきません。

4/3 耕耘

タケノコイモの植え付け


4/11 野菜づくり教室に参加


野菜の苗をもらいました。

4/12 土づくり
野菜づくり教室で習った通りに土作りをしました。
1㎡あたり苦土石灰200gと習ったので、はかりで計っています。


下の写真は昨年11月に、初めて植えたタマネギです。
中性です。葉が枯れてきたのでそろそろ収穫と喜んでいたら…



葉が枯れているのは「ベト病」という病気だそうです。これも先日の野菜づくり教室で勉強しました。
タマネギはまだまだ小さいままです…

これはもっと悲惨


ニンジンも蒔いたのですが、発芽したのはたった3本…
種が悪かったのかな…
発芽率3/150なので2%

出ていない穴に再度タネを蒔きました。

4/13 デコポンの移植


4/28 カボチャの移植



風よけの行灯


5/9
タケノコイモ順調


カボチャの摘芯、ワラを敷き


昨年もカボチャを作りましたが、たったの2個しか収穫できませんでした。野菜づくり教室で先生に質問したら、本葉が5~8枚で親ツルを止ると教えてもらったのでさっそく実践しました。

キュウリのネット立て



キュウリも昨年作りましたが、収穫量がとても少なかったです。
その原因も分かりました。
「葉が7枚になるまでは実をならせない」のがポイントだそうです。
早くに実をつけさせると、そこに養分が行き、根や本体の生育が悪くなるそうです。

ナスを秋まで成らせるための方法や甘いトマトの作り方など、野菜づくり教室で習ったことを試しています。

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古本の消臭

2022年05月10日 | 吉井勇
先日、吉井勇全集を買いました。


包みをほどいて、思ったより本の状態がよくて喜んでいたのですが…


古本独特の匂い、いや、それ以上の、強烈なカビの匂いが染みついていました。
部屋中にその匂いが充満し、家族から苦情が出ます。

そこで、消臭を試みました。

部屋干し


「外でしてよ!」
「はい…」

外で日光消毒(日焼け覚悟)をしながら風通し


外箱も


本体もですが、外箱もかなり匂いが染みついています。
何日か外で風に当てましたが、染みついた匂いはなかなか取れません。

ネットであれこれ調べ次なる手段です。

作戦1 新聞紙


新聞紙に匂いを吸い取らせるというものです。
本の大きさに切った新聞紙を中に1枚1枚挟み込むとより効果的と書いてありますが、550ページに必要な新聞紙は225枚、それの全8巻となると…
考えただけで挫折しました。
とりあえず外側だけ包みました。

コンテナに入れた新聞紙の包みを見て
「仕出し屋さんみたいね」
「ところで、それどこに置いとくの?」

次なる作戦に

作戦2 消臭剤
本を消臭剤と一緒にビニール袋に入れ密封しました。


消臭剤


今のところ、効果は実感できません。
時間がかかるのかな…
頑張れ、消臭剤!


作戦3 本の消毒(?)機械
今、コロナ対策で、図書館に本の消毒機械が置いてあります。それを使わせてもらいました。



機械の中に立てて本を入れてスイッチを押すと、機械の中で風がながれるのでしょうか、ページがぱらぱらとそよいでいます。この機械は滅菌するためのものなのでしょうが消臭も期待できそうです。
この機会を通すと、本がきれいになって戻ってきた気分になれます。。

図書館に行く度に、借りた本と一緒に少しずつ消臭していこうと思います。
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