TENZANBOKKA78

アウトドアライフを中心に近況や、時には「天山歩荷」の頃の懐かしい思い出を、写真とともに気ままに綴っています。

石彫りにハマっています

2021年09月29日 | 畑・園芸・工芸・片付け
9/25 初めての石彫り(前回のブログ)

9/26 納得いかず再チャレンジしました。

せっかくの第1作でしたが、ペーパーで擦って平らにしました。


こうすることで、何度でもやり直しができます。


2回目は、趣を変えようと、字を角張ったものにしました。


鏡で点検




彫ってみましたが、う~ん…


手直しをしたものの


思っていたのとちょっと違いました。



2回目も納得がいかず、ネットや本で研究しました。


今、難しいと感じているのは、彫りもですが、原稿を石に転写するところです。
本で研究したら、専門過ぎてますます難しくなりました。
何か簡単な方法がないかとネットで探したら、ありました!

それは石にポスカを塗り、その上に鉛筆で書いた原稿を裏返しに載せて擦ればいいというものです。
さっそくやってみました。

ポスカを塗り


原稿を鉛筆で書いて


裏返しにして載せ擦ったら


きれいに原稿が転写されました。
何という便利さでしょうか。

今度こそ納得の作品ができると彫ってみましたが



まだまだ原稿通りの線が出せませんが、今回はこれで良しとします。





1回、2回彫ったぐらいでうまくいくほど甘いものではありません。
うまくいかないからチャレンジしたくなります、今度こそは、と。
家の中でできる趣味としてボチボチ深めていきます。

次回は、趣向を変えて朱文に挑戦します。




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石を彫ってみました

2021年09月25日 | 畑・園芸・工芸・片付け
先日買っていた初心者向けの篆刻セットで、石を彫ってみました。
初めての篆刻です。

彫る文字を「篆刻篆書辞典」で調べてレタリングをしました。

(文字は「眉山」 読みは「まんやま」)

次に、印材の面をサンドペーパーで平らにしました。


この石はビックリするくらいに柔らかくて、すぐに削れました。

文字を石に写して


原稿を裏返してカーボン紙を使って写したのですが、薄かったのでペンでなぞりました。
細字のペンがなかったので普通ので書いたのですが、これは反省点です。

鏡に映して文字の確認をしているところです。


篆刻刀を使って彫りました。
その昔、木彫に凝っていた時期があったので、刀は抵抗なく使うことができました。



試し押し


手直し彫り


いちおう完成



思ったより線が太くなってしまいました。白文(文字の部分を彫ったもの)なので、太い線の手直しはできません。刀の彫り際の感覚がつかめたので次回こそはと思っています。

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今宵の月

2021年09月22日 | その他
昨夜はあいにくの天気で中秋の名月は見られませんでした。
そして今宵、きれいな月が昇りました。



ズームイン

(絞り:8、シャッタースピード:1/100、ISO400、三脚なし)


息子からも写真が送ってきました。
長崎の夜景と月です。



昨晩できなかったので、今宵の月を愛でている人は多いのではないでしょうか。
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不覚 毛虫にやられる

2021年09月21日 | 畑・園芸・工芸・片付け
9月20日は敬老の日ですが、祝ってもらうにはまだ若すぎると、早朝より日が暮れるまで野良仕事に精を出しました(別に無理をしているわけではありません)。
前回は半袖で作業をしてひどいめにあったので、今回は長袖・長ズボン、帽子、手袋と完全防備で作業をしました。

イチジクの枝の剪定




前回は、この切り口の樹液が皮膚につきかぶれをおこしたのでした。二度と同じヘマはしまいと慎重に作業をしました。枝の切り口にはトップジンMペーストを塗り作業は完了。

次に、ゴーヤの棚の撤去。


ゴーヤ棚を撤収していていたとき、腕に違和感を感じたのですぐに袖をまくって確かめました。何も変わった様子はありませんでした。作業を再開したらまたもや腕に痛みを感じたのです。これは何かあると感じ、腕を水道水で流し様子をみました。しばらくすると赤い発疹が出てきたのです。

発疹がでた腕


洗面所で、上半身裸になり確認していたらお腹のところに黒いものが見えました。とっさに手で払いのけたらそれは毛虫でした。

洗面台に落ちた毛虫


毛虫…しかもチャドクガの幼虫ではありませんか。身体に毛虫の毛が残っているかも知れないので、粘着テープを赤くなった所の周辺にペタペタくっつけてからシャワーを浴び、身体に残っているかも知れない毛を洗い流しました。幸いなことに、8月に皮膚科でもらってい虫刺されの薬があったので、それをすぐに塗りました。

よく利く薬



応急処置を終えたら、仕事の再開です(私はまだ若い)。

庭の伸び放題の芝生を除草機で一気に刈り上げました。





途中、なにげに梅の木に目をやると


下の方の葉っぱが食べられています。
近づいてよくよく見ると



チャドクガの幼虫がびっしりでした。



一気に怒りがこみ上げてきて、ふだんはあまり使わない殺虫剤を散布。



数分後、ぽたぽたと落ちてきた毛虫を見て、殺虫剤って効くもんだなと、妙に感心してしまいました。



毛虫退治後、芝刈りを再開し作業完了。





この頃、腕を見たら、発疹の赤みが増していました。



災難が続いています。今回の反省点は、作業前の周囲の観察です。よく観察し、小さな変化を見落としてなければ、毛虫被害は防げたかも知れません。
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秋ナス無残…

2021年09月15日 | 畑・園芸・工芸・片付け
家庭菜園にナスを1本だけ植えていました。
夏の収穫の後は、暑さでバテ気味でしたが、酷暑も和らいだこの頃、再び花を咲かせて少しずつ元気になってきていました。
秋ナスを楽しみにしていたのですが、今日見ると、一日にして葉っぱが激減していました。
台風の余波?

落ちていたナスの花


そんな馬鹿な…
よくよく見ると大きなイモムシが付いていました。

問題です。次に写真の中にイモムシはどこにいるか分かりますか?



正解は


なんとも大きなイモムシです。


1匹だけだと思っていたらまだ、います。分かりますか?





茎かと思ったら黒いイモムシです。



まだまだいました。
3匹目はあまりにも大きくて見落としていました。



これは簡単ですね。




どれも気持ちが悪いくらい大きいです。
おかげで、葉っぱが食い荒らされ







これで光合成ができるのか…

かわいがっていたナスをやられてショックです。
駆除しました。
小さな青虫なら、スグニテデトールなのでしょうが、あまりに大きいので
センテイバサミデトールを使いました。

新たな支柱を立て、追肥をし、ナス君の回復力に期待するばかりです。

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上高地散策

2021年09月13日 | 山(県外)
今年も涸沢には行けませんでした。
「退職したら涸沢へ…」

その夢は、季刊誌「のぼろ」にも掲載されていたのですが…


先日、ワクチン接種などを条件に行動緩和の方針も出されましたが、時期は未定です。
夢は来年に持ち越しです。

募る思いの慰みに、6年前にいった上高地の写真をながめています。


上高地散策(2015年8月1日)

大正池ホテルのレストランから見た大正池


天気は快晴!
バスで上高地バスターミナルまで行き、そこから梓川沿いに散策しました。

河童橋


穂高

岳沢には雪が残っています。

ここから、梓川右岸道を歩いていきました。


岳沢湿原






そして岳沢との分岐


あの日(35年前)、ここを岳沢ヒュッテを目指して登っていったのかと懐かしさがこみ上げました。
そういえば、あの時一緒に上ったTANEさんも、後日の同期会で分かったことですが、偶然この日に上高地を訪れていたそうです。

さらに川沿いに進んでいきます。




さわやかな散策道が続きます。


明神橋


穂高神社奥宮


「穂高神社写真コンテスト」の入賞者の作品展があっていました。


明神池


巫女さんを乗せた船が水面をスーッと…


嘉門次小屋


名物のイワナの塩焼きがおいしそうでした(見るだけ…)。


明神館


ここから折り返し、帰りは左岸道を歩きました。
午後3時半を回っていましたが、多くの登山客とすれ違いました。
どこまで行くのだろう?徳沢?

河童橋を過ぎ、上高地帝国ホテル




田代湿原




大正池


この日のお泊り「大正池ホテル」




美味かったビールの名残

ここまでです。

夢は来年に持ち越しですが、体力の維持が課題です。
そのとき、余力があれば北穂高にと思っているのですが、後にずれ込むほど難しくなります。

思い出の上高地散策でした。






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イチジクにかぶれる

2021年09月10日 | 畑・園芸・工芸・片付け
1週間ほど前、急に右肘に水ぶくれができました。直径1㎝ほどのドーム状になり潰れました。それで終わりと思っていたら第二、第三の水ぶくれが出来はじめたので皮膚科を受診しました。


(お見苦しいですが、一番右は既に潰れています)

すぐに受診できると思っていたら、コロナ渦だけあって簡単には中には入れませんでした。


(玄関先での受付の様子)

玄関先で手指の消毒、検温、そしてここ2週間の行動について質問がありました。
「県外に行っていないか」
「県外の人と、本人および家族が会っていないか」
3つ目の質問が意外で、
「市内にあるO医院に行っていないか」
と、問われたのでした。
すぐにピントきました。それは、O医院では先日クラスターが発生していたのです。感染者の一人がそこの医師ですが、なんとマスクもせずに診察にあたっていたそうです。また、その医師はワクチンも接種していなかったそうです。患者を守るべき医師が、自らの不注意で感染源になってどうするのかという話です。
そして症状を質問紙に記入し、順番がくるまで駐車場待機です。
車の中で順番を待ちました。

やっと受診。
私の腕を見て、ドクター曰く
「かぶれですね」
水ぶくれの中身はリンパ液で、悪い物ではありません。
でも、かなりひどいかぶれですねとも言われました。
何かの植物にまけているとのことでした。
塗り薬と飲み薬を出しましょうと言うことで、診察は1分ほどで終わりました。


(待合室で待つのは会計の時だけです)


さて、何にまけたのだろう?

白内障の術後で、ほとんど外出もしていなかったのに…
あるとすればイチジクです。
そんな馬鹿なと思いながらもネットで検索すると、あるわあるわ、イチジクの葉っぱや白い樹液がかぶれを引き起こすのは常識みたいに書いてあって、それを知らなかった私が馬鹿だったと言うことになります。

イチジクはこれまで、剪定、草取り、収穫と何度も関わってきましたが、確かに作業をするときには長袖でした。今回は、術後の安静期で、軽い気持ちで普段着、夏なので半袖でイチジクを採りに行ったのです。
ところが、手術のため長いこと放置していたらイチジク園は大変な状況でした。

実の半分は熟し過ぎて腐れ、熟した実には虫たちがこの世の楽園とばかりに大挙して押し寄せていました。
番人が居ないのをいいことに、やりたい放題でした。

虫たちの楽園 '21








まともなイチジク


イチジクをちぎるだけのつもりが腐れたイチジクの処理もしました。畑が不衛生にならないように、枝をかき分け、深いところにある熟しすぎたイチジクをもぎ取りました。そのときに腕が擦れたのだと思います。発病はその数日後でした。

収穫したイチジク




熱を通しました。例の「煮イチジク」です。






今回の件はいい勉強になりました。
イチジクはかぶれるということ。
簡単な作業であっても長袖・長ズボンなどそれなりの服装でないとダメだということ。

たかがイチジク、油断でした。白内障の術後、普段着(半袖)で、軽く収穫のつもりが大事になりました。

「弱り目に祟り目」よくいったものです。
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手術を決めた理由

2021年09月07日 | その他
白内障の診断を受けたのは昨年、2020年の3月末でした。
ショックでした。
自分自身が白内障はお年寄りの病気だと思っていたからです。
しかも、手術をした方がいいと言われたのです。

白内障の初期…
でも、日常生活での困り感はなかったので、手術をするのをためらいました。

別に今のままでも困ってはいない。
もっと進んでからでいいのではないか。
何よりも、目にメスを入れるのが怖い…




手術は、これまで2回しました。
そのときは、病気が日常生活を苦しめ、この痛みから解放されるのであればと、進んで手術を受けたのでした。

今回の白内障は、癌などのように命に関わるような病気でもないし、自覚症状や困り感もなかったので、手術をしてもしなくてもいいような感じでした。

診断された1年半前は、コロナ感染の広がりもあり、病院に行くのを控え、そのままにしていました。


今年の3月、年に1回の特定健診の折、内科医の問診で白内障であることを告げたら、「眼科医が手術の話をされたのであれば、手術は早いほうがいいですよ」と言われたのでした。
理由を尋ねると
「若い方の方が(目の)組織も柔らかく手術がしやすいことと、白内障を放置しておくと、網膜が光が入らないことになれ見る力が弱くなり、手術をしても視力が回復しない場合があります」とおっしゃったのです。

「白内障が始まっているのであれば、いつかはしなくてはならない手術、早いほうがいいですよ」と。

特定健診で白内障の手術を勧められるとは思ってもいませんでしたが、親身に私の目のことを心配してくださった内科医の先生のお話で手術をする決心したのでした。

手術を終えての感想ですが、思い切って手術をしてよかったと思っています。
近視がひどく、入浴するにも眼鏡が必要だったのが、眼鏡なしで室内生活を送れるようになりました。運転時には眼鏡をしますが、度の軽いレンズです。

長年染みついた生活習慣で、朝目覚めると、枕元の眼鏡を探そうと手が動きハッとします。
その度に、もう眼鏡はいらなくなったんだ…と、手術後の新しい生活スタイルに嬉しさを感じています。
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白内障…

2021年09月05日 | その他
昨日のブログは3週間ぶりの投稿でした。
実は8月の後半に白内障の手術を受けて、しばらくおとなしくしていました。

8月18日に左目、25日に右の手術です。

白内障というとお年寄りというイメージがあるのですが、自分もその領域に入ってきたということでしょうか、職場では病名を勝手に「若年性の白内障」だと言い、見栄を張っていましたが。

その白内障のパンフレット


使われているお年寄りのイラストに抵抗があったのですが、他人から見れば私もこのイラストの人と大差ないのかも知れません。

さて、白内障の手術ですが、身近なところで耳にするのでたいしたことないと思っていました。ところが、いざ自分が受けてみるとそれはそれは大変でした。
眼球は麻酔をしているので痛くはないのですが、あまりの眩しさに苦しみました。目薬で散瞳(瞳が開き光がマックスに入る状態)した上に、まばたきができないようにテープやら器具で固定され、目の真上でライトが点灯するのです。
思わず声を上げました、「この状態でですか?」と。
執刀医の「そうです」の答えに、おののきました。
麻酔をしているのは眼球だけ、意識はしっかりしているので、それはそれは恐怖の時間でした。

逃げることのできない眩いばかりの光の中で、ぐるぐる回る銀河のようなものが現れては消え、そしてまた別の銀河が現れるのでした。目の中で大変なことが行われているのが自覚できるのです。手術が終わったときには汗びっしょりでした。

3日入院しました。
ベッドで安静です。入院生活の楽しみといえば食事です。


味付けは薄めですが、おやつ付きで充実していました。

入院初日の夜にお刺身が出たのですが…


刺身を見ると条件反射的にお酒が欲しくなるのですがお酒はつきません。このとき改めて入院しているということを実感しました。目にメスを入れているので、血管が開くアルコールは厳禁です。
刺身をおかずにご飯を食べて、しみじみと病人である事実をかみしめました。

翌日に眼帯が外れました。
恐る恐る目を開くと、眼鏡なしで見えることに驚きました。しかも世の中が明るいのです。
困ったことといえば、3日間、入浴はもちろん、顔洗いや洗髪ができないことでした。夏場に風呂に入らない、入れないというのは常念山脈縦走以来のことでした。

1週間が無事に過ぎて、8月25日。
今度は右目の手術です。
2回目なので要領は分かっているのですが、要領が分かっている分あの気持ち悪い手術をするのかと思うと気が滅入ります。早めの昼食を終え、手術までの時間を紛らわせてくれたのが甲子園(高校野球)でした。ちょうどこの日は地元の長崎商業の3回戦が午後1時20分プレイボールでした。一進一退の緊張したゲーム展開に手術のことも忘れて見入っていました。



5回の攻防が終わったときに病室のドアがノックされ、手術の順番になったことを宣告されました。
ついにきたか…

試合の続きが気になったのですが、結果はニュースで聞けばいいやと気持ちを切り替えて手術室へと向かいました。

あの眩しさは何度やっても慣れるものではありません。動物は眩しいものを見ると思わずまばたきをします。反射的に瞳孔をすぼめ目に入る光を減少させます。その2つの防衛機能を強制的に奪われた白内障手術はある意味拷問です。

「終わりました」のドクターの声で解放され病室に戻りました。
テレビをつけると甲子園の続きがあっていました。しかもまだ6回の裏でした。

ああ、長い時間眩い宇宙空間をさまよっていたと思っていたら、わずかの時間しか経過していなかったのです。


この後はベッドに横になり、耳で試合を観戦、いや聴戦しました。


激戦でした。
終盤に2点取られ勝負あったかと思ったら取り返し、9回裏には1アウト満塁の絶体絶命のピンチを乗り越え、延長10回に1点勝ち越すもその裏に逆転サヨナラという熱闘でした。
地元の長崎商業は敗れはしましたが、すがすがしさが残るいい試合でした。

例によって、翌日眼帯が外れ、両眼で見られるようになりました。
退院し、デスクワークも再開しました。
1週間後の検査も順調で、もう少しすれば軽い運動もできるようになります。

この後久しぶりに、実に久しぶりの上山を歩きに行きます。








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石を彫りたくて…

2021年09月04日 | 畑・園芸・工芸・片付け
おでんではありません。
初心者向けの篆刻セットを買いました。


自宅で過ごす時間が増えたので、以前から興味があった篆刻に挑戦してみようと思い立ったところです。
今は石に刻む篆書の練習をしているところで、実際に彫りだすのはもう少し先になりそうです。
六十の手習い、どうなることやら…
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