TENZANBOKKA78

アウトドアライフを中心に近況や、時には「天山歩荷」の頃の懐かしい思い出を、写真とともに気ままに綴っています。

氷の世界 多良岳へ

2014年02月22日 | 山(県内)
先週に引き続き山に行きました。
先週は、雲仙か多良岳か迷った末に雲仙に行ったので、今回は多良岳です。
今週は、寒さも緩み暖かかったので雪はないだろうと軽い気持ちで行ったら、とんでもない。
そこは氷の世界でした。(ちょっと大げさか…)


多良岳です。北側の斜面には透明の氷がびっしりと木々に付いていました。


座禅岩です。この角度からは天狗の横顔に見えます。しかも今日は恐ろしい牙付きです。


六体地蔵のある崖にはきれいなつららができていました。


六体地蔵です。


霧氷?樹氷?氷? 木の枝には透明の氷が付いていました。




昼頃にはこの氷がカラカラと落ち出しました。
風が吹くと大量に落ち、ガラガラガラッと斜面を音を立てて流れていきます。(小さな雪崩のよう)
大きい塊が頭に落下するととても危険です。



途中であった人の話では、先週はもっとすごかったそうです。経ヶ岳が真っ白だったそうです。
寒さが緩んだ今日でこの状態なので、その「すごさ」が想像できます。
金泉寺の山小屋の管理人さんが、今日は経ヶ岳に行かない方がよいとアドバイスしてくださったそうです。
理由は、木々の氷が落ちてきて危ないとのことでした。納得できます。
恐ろしいほどの氷の世界でした。





コメント (2)

アトレーキャンピング 雪道を行く

2014年02月16日 | 

上の写真は2月12日(火)のものです。うっすらと雪化粧した雲仙の山々を見て血が騒いでいました。
いまだに雪を見ると興奮します。「週末には登らねば…」と仕事を精力的に片付けました。

そして、昨日。
多良岳にするか雲仙にするかずいぶん迷いました。
家を出た時点で、北の多良岳は晴れ、雲仙方向はすっぽりと雲の中…。
しかし、多良は五家原岳の山頂部しか雪が確認できません。
雲仙は天気が悪いけど雪はいっぱいあるだろうと、雲仙を目指して南下しました。

高度を上げるにつれて、道にはたくさんの雪。アトレーで初めてチェーンです。
チェーンは、アトレーに乗るようになった3年前から買って雪道に備えていました。
(ネット「イエローハウス」で2980円、安いけど機能は十分でした)

雪道の運転には慣れているつもりでしたが、今回はかなり勝手が違いました。
今までは普通車の前輪駆動です。
アトレーは後輪駆動なので、後輪にチェーンを巻きますが、舵取りがかなり不安定でした。
もう一つの理由は、軽はやはり重量が軽いので、その分タイヤと雪面の摩擦が小さいように感じました。
慎重に、慎重に雲仙を目指しました。


ついに限界。路肩に止めてチェーンを巻きました。


アトレーのタイヤチェーン、初デビュー。


轍の跡をたどります。楽勝!


だんだんと雪が深くなります。
ほんとうに大変だった所は、とても写真を撮る余裕はありませんでした。


仁田峠の循環道との分岐付近。本日は雪のため循環道は閉鎖。


ガードレールのつらら。


幽玄の世界へと誘うアトレーキャンピング、よく頑張ってくれます。


以下は、山の写真です。池ノ原園地、仁田峠、妙見岳、国見岳別れまでの往復です。
天気が悪く視界がきかなかったので普賢岳には行きませんでした。賢明な判断でした。風も強く、稜線上は風速10m/秒を越える強風も吹いていました。 










帰りには、除雪も進んでいました。しかし、吹越や田代原の別れまでのチェーン規制は解除されていませんでした。

除雪車

前回のブログで紹介した、「ガンバレ日本!」応援オブジェ。諫早市森山町、横田のため池。






コメント

ジャンプ競技、おめでとう銀メダル! 小さな町も応援していました

2014年02月15日 | エッセイ


昨日の羽生選手に続き、ジャンプの葛西選手もメダル獲得。
結果がすべてではありませんが、日本選手のメダル獲得のニュースが流れると明るくなりますね。
暗いニュース、心配なニュースが多い中、オリンピックでの選手たちの活躍には勇気づけられます。
結果もですが、例えばフィギュアが終わっての羽生、町田、高橋3選手のインタビュー、コメントもまたすばらしかったですね。

冒頭の写真は、諫早市森山町の横田にあるため池のオブジェです。
地元のグループ「土曜会」の皆さんの手作りです。
その時季時季にあったオブジェで楽しませてもらっています。
今回はソチオリンピックでした。
オリンピックをを盛り上げることと、「ガンバレ日本!」の気持ちを込めて作られたのでしょう。


台座の「馬」は、今年の干支です。正月には立派な馬のオブジェが飾られていました。
土曜会の皆さん、ありがとうございます。
コメント

北風の中 凜として

2014年02月13日 | 上山の四季
前回のブログで使った写真のオリジナルサイズです。
北風が強く寒い一日でしたが、青空に向かって凜として立つ木々の姿が潔かったです。
その足下には、楚々として水仙の花が咲いていました。




久しぶりに青い空を見ました。
コメント (1)

上山 南口コース

2014年02月11日 | 上山の四季
いくつかある上山へのアプローチですが、今回は南口コースを紹介します。
天気がよかったので、ちょっくら登ってきました。




県立総合運動公園の芝生広場の裏手に登山口があります。(上の地図の2番)


登り口。山頂まで900mの案内標識。


途中の道です。石段あり、急登ありで変化に富んでいます。






季節の花が咲きますが、今は椿です。


かわいい蕾を見つけました。


山頂の広場と展望台です。(地図7番)




前回の地図に載っていた三角点がこれです。


展望台からの眺めです。
南西の方向に雲仙の山々。うっすらと雪化粧していました。


北東に多良岳。月に1回は登るようにしています。


諫早市街。有明海にそそぐ本明川が見えます。


西に、琴の海と称される大村湾も少しだけ見えます。


今日は風は強かったものの、すばらしい青空でした。

白の建物が国体に向けて完成したばかりの、長崎県立総合運動公園陸上競技場です。
今年の10月12日に長崎がんばらんば国体の開会式が行われます。
みんな見にきんしゃい。(諫早の方言)

コメント

上山(じょうやま) 122.4m

2014年02月10日 | 上山の四季

(上山から見た多良岳)

私のトレーニングコース上山の紹介をします。
諫早市の中心部に県立総合運動公園があります。
サッカーJ2のビファーレン長崎のホームグラウンドでもあります。
テニスコート、サッカー、野球、プール、芝生広場、陸上競技場、そして隣には体操で有名な内村航平体育館などがあります。

さて、上山ですが、この運動公園のすぐ裏手にあります。


芝生広場、奥の小高いの(左側のピーク)が上山で標高122.4mです。

登り口は大きく4つあります。

南口…運動公園の裏手からのルート 山頂まで900m
東口…市勤労身体障害体育センターの駐車場からのルート 山頂まで1050m
北口…天祐寺横の大きな駐車場からのルート 山頂まで700m
西口…運動公園西の上山公園からのルート 山頂まで1200m
他にも、宇都町の方からのルートやつつじ園経由のルートなどがあります。
おすすめは南口から北口への縦走です。

下の地図は、諫早市が出している本明川洪水避難地図(洪水ハザードマップ)に、自分で磁北線を引き、等高線を色分けした物です。
縮尺は1万分の1ですので、見やすいです。赤で入れているのが道です。
もっとも、上山に地図を持って登っているのは私ぐらいでしょう。
山頂までの所要時間だいたい15分くらいです。西口からは20分です。

コメント

上山 久しぶりに歩きました

2014年02月09日 | 上山の四季

(私のトレーニングコース「上山」)

久しぶりに歩きました。
息が上がりましたが、実に爽快です。
脳が活性化しました
俄然意欲が湧いてきて、いろんなことに意欲的になりました。

「忙しいけど体を動かさなければ」と、頭ではわかっているのですが、実行に移すの難しいです。
何かのきっかけが必要です。

そもそも、私は定期的に歩いて体を鍛えていました。
家の近くにある標高120mの上山(じょうやま)です。

ところが、1年前に足首の靱帯断裂のけがをして、3か月運動ができず中断していました。
すこしずつリハビリをしてやっと元の状態に近づいたかなと思っていたとき、トレーニングコースである上山でなんとスズメバチに襲われました。
3カ所も刺され怖い思いをしました。ブログ中断中の昨年9月16日敬老の日の出来事です。
その後、いろいろな理由を口実に歩くことから遠ざかっていました。
(ただ、スズメバチの一件で、山が怖くなり眠っていた自転車を復活させたのは収穫でした)

一昨日(金曜日)、仕事の大きなプロジェクトが終わりました。
それまでは確かに忙しかったのですが、それをトレーニングをしないことの言い訳にしていました。

昨日は完全休養し、今日、何となく歩いてみようという気になりました。

久しぶりに歩いて、実に爽快。仕事のことは考えないつもりでしたが、歩きながらいろいろなアイデアが浮かんできました。
もっと早くこんなアイデアがあったなら、プロジェクトに生かせたのにと思えるようなアイデアが次々に。(次回に生かします)

よく言われることですが、歩くことは脳の活性化につながるということを実感した久しぶりの上山トレーニングでした。




標高120mの頂上からの眺め、諫早の町が一望できます。



コメント

究極の軽キャンピング4 夢を乗せて

2014年02月05日 | 
SUWV関係者のみなさまは驚かれることでしょう。
アトレーキャンピングに載せている自転車、見覚えはないでしょうか。







実は、自分でも驚いているのです。
「よくまあ…」と。
これぞこれ!「究極の軽キャンピング2」で書いていた、片倉シルクキャンピングそのものです。
35年前の自転車を昨年復活させました。(シルクキャンピングについては後日詳しく…)

アトレーキャンピングの荷室(自慢の自作フルフラットベッド)にシルクを載せることで、新たなアウトドアのフィールドが広がります。
多良岳を取り巻くように広域林道が走っていますが、そこを早速昨年の秋、シルクで走りました。
山道のアップダウンだったのでけっこうきつかったのですが、久しぶりにあの風になる爽快さを感じました。















歩くのが一番いいのでしょうが、自転車で走ることによって、車だと見落とすような風景にたくさん出会えました。

ちょっと大げさですが、私のアトレーキャンピングはいろんな夢を乗せて走ってくれます。


コメント

究極の軽キャンピング3 大人数の場合

2014年02月04日 | 



(おやつタイムの1コマ)


単独行ならアトレーキャンピングで十分なのですが、仲間と一緒の山行となると車中泊というわけにはいきません。
でも大丈夫。仲間と言っても元ワンダラー。
テントがあります。
下の写真は、祖母山に行ったときのものです。
祖母山麓尾平青少年旅行村「ほしこがinn尾平」の庭にテントを張って泊まりました。
施設に泊まっている人たちが私たちを見て、うらやましそうにしていたのが印象的でした。
私たちの野宿を見て、昔を思い出したのでしょう。


私たちの横を人がいっぱい通って行きました。



こんなときはカセットプロパンが手軽でとても役立ちました。

参考までに、料金はテント持ち込みで一人700円でした。風呂は施設のを自由に使えます。登山中の駐車料金込みです。
施設のバンガローを使っても同じ値段です。
バンガローは10人くらいは入れそうでした。車横付けで、炊事場も併設です。

最後に、祖母山の登山基地「ほしこがinn尾平」の紹介です。

「ほしこがinn尾平」の全景

おしゃれな玄関
談話室もあり、風呂上がりにくつろげます。ネットや山の資料も多数ありました。

コメント (1)

究極の軽キャンピング2 その原点

2014年02月02日 | 
板1枚敷いただけの、この上なくシンプルな私の軽キャンピングカー、アトレー(前回紹介)。

その原点は、学生時代にありました。
私は、ワンゲルでありながら、自転車で移動しながら山に登っていました。









北海道をこんな感じで、自転車に衣食住を積み込んで旅をしていました。
羊蹄山、大雪山などの山に登るのですが、山と山のつなぎは自転車でした。
キャンプ場や公園、橋の下、バス停、駅の軒先など行く先々で野宿をしながらの旅でした。
それが身についているものですから、ホテルや民宿に泊まるよりも、アトレーでのシンプルな車中泊の方がワクワクして楽しいです。

学生時代愛用していた自転車が片倉のシルクキャンピングでした。
それをもじって「アトレーキャンピング」と命名しています。
コメント