景気悪化感ををあおるようなニュースが多くなって、心理的な経済圧迫が重く
なってきています。
消費、購入という行為は、持っている現金と購入動機という心理的要素も比重が
大きいので、景気感後退のニュースの乱立は現実を知る必要はあるかと思うが
あまりにも多いと消費にバックギアが入りそうになります。
今日だけでもニュースに、ガソリン180円代突入、日産が自動車代の値上げ、
たまごの値上げなど物価上昇の記事が多い。
サブプライム問題、原油高騰、食料問題などが発端となって走っているこの
景気失速。連鎖的な要素があり、これまでの一時的な景気後退、日本だけの
問題でなんとかなるという次元のものでもないので、根が深い。
半年前まで企業体力、金融の持ち直しなどの印象もあったが割りと簡単に
崩れそうな感もある。
一つ一つの企業が筋肉体質にシフトするよう活動することが肝心かと思うが
この失われた10年で企業努力というものも詰めるところまで詰めているので
どう改善できるのか、良い知恵がわかないが、企業がクオリティ高いものを
産出し価値あるものを提供し消費の活性化につなげればなんとか持ち直す
ことができるのではと思う。これは細分化すると個人の消費、収支にも
いえることだと思う。そういうものを重ねていると収益改善に繋がるのかと
思う。漠然としているが基軸となる策を自分でも持つことが必要。