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ソフトウェア開発の周辺状況の変化

2008年07月29日 23時55分31秒 | ビジネスネタ
コンピュータ資産の変化にともなってソフトウェアの開発状況も大きく変化しよう
としている。

汎用機、C/Sなどのレガシーシステムの資産は、現存するもののその範囲が
狭まりつつある。かたや、Webアプリのブラッシュアップも進み、サーバー
サイドのシステムを主流としてここ4,5年の開発というものは、規模を拡大
してきた。

そこにオープンソース、JAVAを中心にコストパフォーマンス、メインテナンス
性を重視したシステム化。そこには、スクラッチ開発だけでなく、パッケージの
導入やそのアドオン開発の頻度の増加も含まれる。

日本は、企業の業務体系を変えることに抵抗感が大きく、システムにあわせて
企業の組織、運用を変えることが容易でない。その流れで、システムも1品もの
や、パッケージのカスタマイズが一般的である。

しかしながら、システムへの費用対効果がこの市況を反映して最大限に求められ
るようになると、システム資産、ソフトウェア資産のアウトソース化も進むので
はないだろうか。ASPサービスはそのはしりでもある。

そこにコンプライアンス、情報セキュリティの観点も強化されるとシンクライアント
化が進み、その一環としてSaaSが業務運用へ現実みが帯びてくる。
そうなるとソフトウェアそのものが、システム的な資産からサービスへ変貌する
のではないかと思う。

PC、PDA端末、携帯などH/Wの環境が法人、個人においてもオーバースペック
でもあり、これまでのOSの重みとのいたちごっこもある程度のところで
終息する感もある。スペック的に低いコストの端末でも十分に業務はこなせる。
そこにソフトウェア資産がサービスとして提供されれば、企業の巨額なシステム
投資額を考えると業務運用をサービスにあわせられるところも出てくるのではと
思う。
また企業の風潮として業務運用をサービスにあわせる傾向が一般的になると、
日本の企業文化も、ある面パラダイムシフト的な移行を迎えることができる。

これだけシステム開発の部分で投資に対し満足度があがらない実状があるとする
とサービスとしてのソフトを使う風潮も定着するのでないかと思う。
徐々にであるが、WebAPIなども強化されつつあり、RIAでのクライアント
サイドでの満足感も上がれば、イントラシステムでの需要も高まるような気がする。

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