![]() | 甘い罠 (文春文庫)マイケル ローリ文藝春秋このアイテムの詳細を見る |
甘い罠を読んだ。
久しぶりに本を読む。SaaS、クラウドコンピュータ、セキュリティ関連の本を
立て続けに読んでいたので、久しぶりに小説のようなものを読みたくて、ブック
オフで探した。
たんたんとした街の雰囲気と臭い的なものが淡々と書かれているような本を
読みたくて、そのような感じがしたので、読んでみた。
探偵のありがちな自分の周辺に起きた事件、友人が殺されたが為に事件に
関与して、解決に向けて立ち向かう主人公の姿が書かれている。
ストーリーの面白みについては、ダイナミックさにかける。
操作の途中、途中で起こる事件などへの描写が今ひとつ自分への働きかけにかける。
犯人もありがちな、主人公の身の周りに突然現れた、女性が主人公の気を引き
愛情的なものをいだき、そこに幸せの一面を見る。がしかし、結果的には
そのものが、犯人。よくある結果だったので、面白みにかける。
最後は惰性で読んだ感があり、読後の印象も弱い本であった。