突破力!(仮) (PHPビジネス新書)堀 紘一PHP研究所このアイテムの詳細を見る |
内容としては、簡単で読みやすい平易な文章なので、あっさりと1日で読めました。20代、30代のビジネスマンに対し仕事、人間関係、日常生活にまつわるテーマまでひろって、その年代のもつ障害や壁についてサジェスチョンしている内容です。まだこれからのビジネスマン向けに書かれているので私の年代からするともう読んでもという感はあったのですが、立ち読みしているうちに、その内容が面白かったので思わず購入してしまいました。仕事についての壁の越え方については、若い世代に真剣に問題をとらえ、焦らず着実に仕事を積み上げ自身の実力向上に向けてものごとを捉え、考えるようにという志向をもつこと。いろなん問題を他責にするばかりでなく、冷静に事象を捉えまずは自分に対し落ち度がないか、自責がないか考え行動することが肝心ということを記してあります。若い時代にはこのようなハードルを越えてきた人材が50代、60代で充実した人生を送れるというようなことをテーマとして書いている。現在の自身のアクションと思考について考えると他責にして、自分の外部に目標未達成の原因を求めるようなところも散見する。この本を読んだ後、妙な理屈、経験で自身をコントロールしようとする部分が解消されたような開放感があった。時にはこのようなマインド系の本を読んでみるのも良いなと感じるのでした。