SOA実践ガイドブックNorbert Bieberstein翔泳社このアイテムの詳細を見る |
サブタイトルが業務/IT両部門が協調して柔軟なビジネス基盤を実現する指針とあるようにSOAに関する企業のIT,業務部門と開発側の基本姿勢を中心に書いてあります。この本を読んで正直、自分としては具体的なSOA構築、実践の指針は1回読んだ位ではイメージを固めることができませんでした。
SOAを実践するためのIT,業務部門の企業姿勢、SOAの特性、アーキテクトの分析と調査、実行計画、セキュリティ管理、運用等書かれてはいるのですが、これまでのシステム開発の延長の部分が多々あり、今現状でも一部はこの本の記述のとおりでもあるので、SOAとしてのメリット、システムのイメージ等が私レベルでは理解するのには何回か読まないと難しかなと思います。
現在でも既存システムで使われてる手段、手法等の記述もあり、何がSOAで何が新のかあまりはっきりとした書き方ではなく、一部では、似たような記述内容を幾度か、くどく説明してる部分もあります。
SOあとしてのシステム的な具体的イメージがついていないので、周辺事情、システム構成の概要程度を今一度ゲットして浅い知識を整えた上、再度見直しをかけてみようと思います。(そのまま本棚の飾りとならないように)