発行人日記

図書出版 のぶ工房の発行人の日々です。
本をつくる話、映画や博物館、美術館やコンサートの話など。

家に帰れば高島礼子

2016年09月03日 | 日記

 高島礼子は美しい。はじめてテレビで見たとき、こんなきれいな人がいるんだなあと思った。「きれいな女性がいるんだなあ」「なんてかわいいんだろう」と思う女性はよくいるし、テレビや映画には、そういう人が出るものなんだろうけど、年月とともに劣化したり、えーっがっかりだよーと思うことは少なくない。高島礼子はそんななか、長い時間、あんまりがっかりさせられていない気がする。映画「極妻シリーズ」とか、「プライド」に出てくるクラブ(昔のディスコじゃなく)の美人ママとか、「K-20怪人二十面相・伝」の大泥棒の妻で詐欺師とか「SPACE  BATTLESHIPヤマト」 (実写版、キムタクが古代進)では、なぜか佐渡先生とか。安定美人女優ってこういうことだよなあ、と思って見てた。

 天神のビル屋上の大看板が、いつのまにかサラダオイル小麦粉から住宅メーカーに張り替えられていて、そのキャッチフレーズから思い浮かんだのが表題である。察するに、どんな住宅のブランドよりも豪華である。実際には、家にいると高島礼子が帰ってくる、という場合が多かったのかも知れないけど、どんなシチュエーションを想像しても、家に高島礼子がいる、とか、高島礼子が帰ってくる、というのは豪華きわまりないと思う人がほとんどなのではないか。

 でも、高島礼子よりもほかの女の人と薬の方が良かったということが起こるのが人生の不思議である。それが行きたい方向だったのか。結婚相手だった男性タレントのことはよく知らない。

 東急電鉄は、まあいいか、となあなあにせず、さっさと訴訟を起こして「東急」という芸名を使わせないようにしたことは、まったく先見の明だったと思っているに違いない。

 

 家庭がちゃんと暖かくて楽しくて居心地がいいのなら(あまりそうでなくても、そうなってほしいのなら)テレビで「家に帰れば〜♪」の歌が流れたりしたら、「うちは『家に帰れば◯◯◯子』だよ」と、配偶者なり子どもなり家族の名前をキャッチフレーズに入れて言ってみる、というのはどうだろうか。

コメント
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