発行人日記

図書出版 のぶ工房の発行人の日々です。
本をつくる話、映画や博物館、美術館やコンサートの話など。

11月のあれこれ。冬に向かって匍匐前進

2020年11月12日 | 日記
◆おちおち熱も出せないし咳もできない。発熱に自由を! 咳込みクシャミ権の保証を! と思うが私は風邪をほとんどひかない。
◆(それはあんたが〇〇だからだ、とは言いっこなしで)
◆気力で風邪を治すのは困難だが、気力で風邪にかからないのは容易である。その実験を何十年も続けている。私ひとりのサンプルでは立証にならないことは承知である。 
◆失恋したショックで高熱を出すとかが可愛い齢はとうに過ぎたし、有給休暇のない世界に住む者にとって、風邪をひくと即減収という世知辛い現実が待っている。だから風邪はひかないと決めた。
◆一方、普通の風邪をひいたら命に関わる疾患を持つが無菌室でなく普通に生活している人々が少なくないのも昔から承知している。また、風邪で休めない代わりのいない重要な仕事に就いて、毎年毎日気をつけている人々ももとからいる。そういう人を真似ればいい。
◆私が風邪をほとんどひかなくなったのは、弁当工場を見学してからだと思う。HACCP(ハサップ)と呼ばれる厳しい衛生管理を目の当りにすると、コンビニの弁当が傷みにくいのも納得である。以来家庭での調理に手袋はしないが帰宅したら「必ず」調理まえは「丁寧に」手を洗うようになった。食あたりに限らず多くの感染症が口から入るから手をよく洗うと風邪にもかかりにくいのだ。
 今年は、風邪やインフルエンザや新型コロナも含め、罹ったり亡くなったりする人は、少なくとも我が国においてはトータルで減ると踏んでいる。以前より手をみんなが洗うから。
◆今の願いは、クリスマスコンサートが中止にならないこと。


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