発行人日記

図書出版 のぶ工房の発行人の日々です。
本をつくる話、映画や博物館、美術館やコンサートの話など。

アジア太平洋フェスティバル

2011年10月10日 | 物見遊山
◆楽しいおまつり
 アジア太平洋フェスティバル最終日。午後からマリンメッセに出かける。博多駅から大博通りを北へ北へと進むと、コンベンションゾーンとなる。
 ここは、2005年5月の宇宙フェアとか、2010年2月の生物多様性EXPOとか、何だか楽しいイベントが多い。
 あちこちでバザーやくじ引きが行われ賑わっていた。旅行会社や航空会社、国内外各地の観光協会などや、アジアやハワイの食べ物やおみやげもののブースがあった。
 ココナツミルク缶やスイートチリソースなどのエスニック食品安し。ライスペーパーがあれば背負って帰ろうと思ったが、残念ながらなかった。
 いわゆるストールなどの巻き物が、ここ数年流行っているせいで、よく人が見ていた。パシュミナを買おうかなと思っていたけど、好みのものがなかった。ああいうのは初日午前中に来ないとダメなのね、きっと。
 中国雑技やNHK番組の収録や、台湾先住民族の舞踊などを見る。NHKは小松政夫の博多屋台にゲストがやって来るというローカル番組。
 実は昨夜見たばかりの、高倉健主演の「居酒屋兆治」のDVDに小松政夫が出てたので、あららと思う。

「居酒屋兆治」
 出て来るのは、大原麗子、東野英治郎、伊丹十三、池辺良など、もういない人たちも含めた超豪華キャストだ。
 函館で、造船所勤めをやめて居酒屋をやってる人とその周辺の日々という話。
 お互い結婚して子供もいるのに、元カレ(健さん)に未練たっぷりの女性(大原麗子)が、他の男と駆け落ちするは、家を火事にしたあげく家出するは、雨の日に、仕込みをしている健さんの店に来て、困惑する健さんを置いて雨の中出て行き、隠れて出て来ないは、健さんの居酒屋に、何度も無言電話をかけるは(以下は本編をどうぞ)はっきり言って困ったちゃんです。でも美しいんです。
 この映画を見たら、自分に女の子がいたら「いいですか、実らない恋はゴミです。さっさと捨てるんですよ」と、小さい頃から言い聞かせるべきだと思うに違いありません。

◆おみやげは駅弁
 九州各地の駅弁も売っていた。人吉旅情弁当を買って帰り、帰宅して食べる。竹皮で作られた弁当箱に、エビとハンバーグと芋天とマスの甘露煮がついた弁当が入っていた。安心して食べられるおいしさである。 

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