第2巻、エピソード4「思惑通りと想定外」の続き。
まずはざっくりとしたおさらい。
広島で観光中に若い女性「狩集汐路」(かりあつまりしおじ)に強引に
祖父の遺言開示に付き合わされた久能整(くのうととのう)。
汐路は、過去から財産争いで殺し合いがあり、自分たちの親4人(祖父の直系の子)も自動車事故で全員死亡、
孫4人が相続をめぐって殺し合いをするのだと言う。
第2巻はここまで。
*
エピソード4-2 相続人の事情
久能は汐路の強引さに負けて広島に泊まる。
狩集家の様子や、孫4人(汐路、新音、ゆら、理紀)に一つずつ割り当てられた蔵の中にあるものが注目される。
汐路が朝、屋敷内の祠をお参りしていたら植木鉢が落ちてきた。これも相続争いの一環か。の他
汐路の蔵には各月の着物を着た日本人形が9体(3体足りない)
新音(ねお)の蔵には真贋入り混じった陶器があった。
狩集家は代々弁護士を務める車坂家、税理士を務める真壁家が寄り添っており、
車坂家の孫、朝晴(あさはる)が4人に加わってなぞ解きを進める。
贋作陶器から調べ始める汐路、久能、新音と朝晴。
そんな中、ゆらは座敷牢のあっる蔵に閉じ込められる。
*
エピソード4-3 落とされたものは
4人目の孫は理紀之助(りきのすけ)、蔵には鎧兜の他、朽ちた日本刀が多数あった。
朝食前に油が塗られた階段から何人かが落ちる。
ゆらは蔵から助け出される。
真壁家の孫で新音と恋仲の絹代が登場。しかし狩集家と真壁家の結婚は許されないらしい。
翌日久能は汐路の蔵で「鬼の集(つどい)」の芝居のチケットを見つける。
久能はまた前日落ちてきた植木鉢の細工を見破り、汐路が一連の事故を装っていたと見破る。
殺し合いなどなかった、父を亡くした汐路の妄想が産んだものだと断定した久能は帰京を決意したが、
コインランドリーに向かう途中で車にひかれそうになり、疑問に思う。
汐路の父が熱心に見ていたというアルバムを見た久能は「ある事実」に気づく。
*
エピソード4-4 鬼の集
孫4人と朝晴を集めた久能。
過去に相続争いで死んだと言われる人たちの共通点とは、「天パ、色白、茶髪」だった。
「鬼の集」のダイジェスト版朗読劇によれば、かつて「鬼のボス」と部下の二人は、
麻農家の狩田家に雇われたが戦乱に乗じて狩田家を乗っ取り、主人たちを使用人もろとも惨殺した。
しかし、一人の娘を一体の人形とともに取り逃がして復讐の恐怖に苛まれ、鬼のボスに似た容姿の子孫を次々と殺した。
果たしてこれは単なるフィクションか、狩集家に伝わる文書からヒントを得たものか、
脚本家は狩集家に住み込んでいる汐路の祖父のいとこのまりさんの弟だった。
蔵の床下を掘ると人骨がわんさかと現れた。鬼の集いは古文書が発端だったようだ。
狩集家、車坂家、真壁家に伝わる言い伝えも果たして本当なのか。
*
エピソード4-5 殺すのが早すぎた
4人と久能は汐路の父たちが起こした自動車事故を調べ直し、ゆらが蔵で見つけた汐路の父の手帳をヒントに
謎解きを進める。
そして、かつて鬼に追われ人形を持って逃げた一人の娘の子孫の居場所を突き止めたと推測。
久能は、その居場所が書かれたUSBメモリの在処が分かったと全員に告げる。
USBメモリを掘り出し、そこに書かれた子孫の住所を放火しようとした男、それなんと朝晴だった。
朝晴は汐路の父たちを殺してしまったために見つけられなかった、人形を持って逃げた娘の子孫の居場所を
相続争いを仕掛け、久能らを利用して明らかにしようとしていたのだった。
*
いよいよ物語はクライマックスへ。
第4巻に続く
まずはざっくりとしたおさらい。
広島で観光中に若い女性「狩集汐路」(かりあつまりしおじ)に強引に
祖父の遺言開示に付き合わされた久能整(くのうととのう)。
汐路は、過去から財産争いで殺し合いがあり、自分たちの親4人(祖父の直系の子)も自動車事故で全員死亡、
孫4人が相続をめぐって殺し合いをするのだと言う。
第2巻はここまで。
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エピソード4-2 相続人の事情
久能は汐路の強引さに負けて広島に泊まる。
狩集家の様子や、孫4人(汐路、新音、ゆら、理紀)に一つずつ割り当てられた蔵の中にあるものが注目される。
汐路が朝、屋敷内の祠をお参りしていたら植木鉢が落ちてきた。これも相続争いの一環か。の他
汐路の蔵には各月の着物を着た日本人形が9体(3体足りない)
新音(ねお)の蔵には真贋入り混じった陶器があった。
狩集家は代々弁護士を務める車坂家、税理士を務める真壁家が寄り添っており、
車坂家の孫、朝晴(あさはる)が4人に加わってなぞ解きを進める。
贋作陶器から調べ始める汐路、久能、新音と朝晴。
そんな中、ゆらは座敷牢のあっる蔵に閉じ込められる。
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エピソード4-3 落とされたものは
4人目の孫は理紀之助(りきのすけ)、蔵には鎧兜の他、朽ちた日本刀が多数あった。
朝食前に油が塗られた階段から何人かが落ちる。
ゆらは蔵から助け出される。
真壁家の孫で新音と恋仲の絹代が登場。しかし狩集家と真壁家の結婚は許されないらしい。
翌日久能は汐路の蔵で「鬼の集(つどい)」の芝居のチケットを見つける。
久能はまた前日落ちてきた植木鉢の細工を見破り、汐路が一連の事故を装っていたと見破る。
殺し合いなどなかった、父を亡くした汐路の妄想が産んだものだと断定した久能は帰京を決意したが、
コインランドリーに向かう途中で車にひかれそうになり、疑問に思う。
汐路の父が熱心に見ていたというアルバムを見た久能は「ある事実」に気づく。
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エピソード4-4 鬼の集
孫4人と朝晴を集めた久能。
過去に相続争いで死んだと言われる人たちの共通点とは、「天パ、色白、茶髪」だった。
「鬼の集」のダイジェスト版朗読劇によれば、かつて「鬼のボス」と部下の二人は、
麻農家の狩田家に雇われたが戦乱に乗じて狩田家を乗っ取り、主人たちを使用人もろとも惨殺した。
しかし、一人の娘を一体の人形とともに取り逃がして復讐の恐怖に苛まれ、鬼のボスに似た容姿の子孫を次々と殺した。
果たしてこれは単なるフィクションか、狩集家に伝わる文書からヒントを得たものか、
脚本家は狩集家に住み込んでいる汐路の祖父のいとこのまりさんの弟だった。
蔵の床下を掘ると人骨がわんさかと現れた。鬼の集いは古文書が発端だったようだ。
狩集家、車坂家、真壁家に伝わる言い伝えも果たして本当なのか。
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エピソード4-5 殺すのが早すぎた
4人と久能は汐路の父たちが起こした自動車事故を調べ直し、ゆらが蔵で見つけた汐路の父の手帳をヒントに
謎解きを進める。
そして、かつて鬼に追われ人形を持って逃げた一人の娘の子孫の居場所を突き止めたと推測。
久能は、その居場所が書かれたUSBメモリの在処が分かったと全員に告げる。
USBメモリを掘り出し、そこに書かれた子孫の住所を放火しようとした男、それなんと朝晴だった。
朝晴は汐路の父たちを殺してしまったために見つけられなかった、人形を持って逃げた娘の子孫の居場所を
相続争いを仕掛け、久能らを利用して明らかにしようとしていたのだった。
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いよいよ物語はクライマックスへ。
第4巻に続く
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