ネット無料、いくつかの疑問

全米でネットが無料に？＝デジタル格差解消狙い－来週採決(時事通信) - goo ニュース

まあ、ネットの場合は紙面と違って「段」がありませんし、
見出しサイズもそうはバラエティに富んでいるわけではないですが、
いわゆる「ベタ記事」の類でしょうか。
わずか５行の記事なので詳しいことはよくわかりません。

どこまでが無料なのか、ということがその疑問の最大です。

例えば、私んちでは、ＮＴＴのＯＮＵ（光終端装置）を借りてますし、
光回線ももちろんＮＴＴのもので、この使用料を払っています。

そのほかにプロバイダ料金を払っていますし、
プロバイダの有料オプションサービスもあります。

ユーザから見たネットにかかる費用で考える出銭
（でせん、出費、支払う金額のこと、俗に「でぜに」と読む）は、
これだけですが、サービス提供側にはユーザから回収する費用だけではない
別の費用があるかもしれません。

いずれにせよ、無料ということはユーザ負担＝０ということでしょうから、
それらの費用をだれがどういう形で負担するのか、気になります。

また、無線ブロードバンドインターネット通信といっても、
無線ゆえの問題点もあるわけで、どういう形で実現するのか気になりますね。

日本でも無料の無線インターネットアクセスポイント、フリースポットがありますが、
あれを全国展開しようとするのでしょうか。

有線との使い分け、棲み分け、地域分けはあるのか、有料のサービスは残るのか、
などなど、疑問は残りますが、とてもこの記事からは読み取れません。

もし可決されるようなことがあれば、どこかで解説されるでしょうから、
それを待つしかないかもしれません。