ITニュース、ほか何でもあり。by KGR

ITニュースの解説や感想。その他、気になる話題にもガンガン突っ込む。映画の感想はネタばれあり。

本質がなおざりにされていては、

2005-03-28 10:37:55 | Weblog
ライブドア・フジ、異例の協議継続表明 出口模索か (朝日新聞) - goo ニュース

時おり新しい登場人物が出たり、依然としてニュースの小出しが続くが、はっきり言ってもう飽きてきました。
本質的な議論がなされず、買収テクや用語の解説、間の抜けた芸能人のコメントなどどうでも良い。

せっかくマスコミメディアのあり方を見つめ直すチャンスだったのに、既存権益の軋轢の中に埋もれてしまいそうだ。

一昨日、テレ朝の深夜番組で野球放送についての議論があった。

その中で、解説者、解説についての議論で、
ある人は、解説、アナウンサーともしゃべりすぎだと言い、ある人は選手の人となりや背景までも解説すべきと言う。
また、ある人は一切要らないと言い、別の人はあった方が良いと言う。
また別の人は初心者向けから、マニア向けまでを例えば日替わりでやればどうかと意見を出した。

特定のチームのファンでずっと試合を追いかけている人もいれば、ファールって何本打っても良いの?のレベルの人もいる。

結局、誰を対象に解説すれば良いのか、が悩ましい、と言う意見が大勢だった。
ここにこそTVの最大の利点であり、最大の欠点がある。
良くも悪くもターゲットはマジョリティなのだ。

一見、放送とは「あまねく、広く」のようであるが、実は「分散した大多数に向かって狭く絞られた」ものなのだ。
インターネットも「あまねく、広く」のようだが、こちらは「広く薄く、分散したマイノリティに向かってばらばらに」通信を行うものだ。

例えが良いかどうかは判らないが、幹線道路と裏路地のようなものか。

TVは皆が見たいものを放送すれば良い。
インターネットでは、一部の人が見たい、聞きたいものを沢山の種類ばらばらに流せば良い。

TVでは人気球団の放送しか出来ないでしょ。
インターネットなら全球団の放送も出来るよ。

それと連携で言えば、
例えばTVでは、今までどおりのカメラ割り、解説にしておき、
インターネットのリアルタイムス放送で、
球場音のみ、
ホームチーム応援解説、ビジター応援解説、
攻撃側中心解説、守備側中心解説、
初心者向け解説、人生ドラマ的解説、うんちくひけらかし解説、
等々特徴のあるターゲットを絞った解説が選択できると、今までとはまったく違った放送になる。

PCでTVを見ている人ってかなり多いんですよ。
インターネットとTVを同時に見聞きするなんて、そんなにすごいことではない。普通です。
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