旧山武郡山武町(さんぶまち)は千葉県のほぼ中央部、九十九里平野の外れに位置した町です。東は松尾町、西は八街市、南は成東町及び東金市、北は芝山町及び富里市に隣接。町の東部は平坦な地形ですが、西部は丘と平野が入り乱れる特殊な地形。九十九里平野と下総台地のほぼ境目にあり、谷津田といわれる谷あいの土地に作られた田が目立ちます。「山武杉」で知られる林業が盛んですが、過疎による後継者不足が課題となっています。「町の木:スギ」「町の花:山百合」を制定。更に四季の花として「春:スイセン・夏:アジサイ・秋:ビジョザクラ・冬:サザンカ」を制定。
旧キャッチフレーズは「杉の町 さんぶ」
明治22年(1889)、町村制の施行により、武射郡睦岡村、日向村が発足。
1897年、郡制の施行により、山辺郡・武射郡の区域をもって山武郡が発足。
1955年、睦岡村、日向村が合併、山武郡山武町が発足。
2006年、山武郡成東町・蓮沼村・松尾町と合併、山武市となりました。
昭和39年1月1日制定の町章は「山武町の頭文字「山」を図式化し、中央に山武杉の成育を象徴したもの。」旧公式HPより
上水道関連は、町章付き「仕切弁・空気弁・急速空気弁・双口消火栓」
旧町役場の敷地内に設置されていた「防火水槽」。消防徽章だけで自治体を表すものはありませんが、洒落たデザインだったので。
「INPEX (国際石油開発帝石)」の文字が書かれた「水取器」のハンドホール。
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旧山武郡蓮沼村(はすぬまむら)は千葉県の房総半島北東部に位置した村です。北は横芝町、南西は成東町、北西は松尾町に隣接。寿永年間(1182~1185)、上総介平広常が誅せられた時、その孫光宗は家老由井隼人はじめ従者27人とともに海岸伝いに当地まで落ちのび、河中の小島に仮家を建てて居住。50年後の暦仁元年(1238)、光宗は永住の計画をたて、やがて子孫が繁栄して本村が形成されたと伝えられています。村域は九十九里平野の真ん中に位置し、起伏は全くないといっても良い平坦な地形です。「村の木:マキ」「村の花:ひまわり」「村の鳥:千鳥」を制定。
1889年、町村制施行に伴い蓮沼新田,平野新田が合併して武射郡蓮沼村が成立。
1897年、郡制の施行により、山辺郡・武射郡の区域をもって山武郡が発足。
2006年3月27日に、山武郡成東町・山武町・松尾町が合併し、山武市となりました。
残念ながら蓮沼村独自のマンホール等は全く見つけられず、上水道関連の蓋も無し。とりあえず「村の木:マキ、村の花:ひまわり、村の鳥:千鳥」のカラータイルがありました。
昭和43年6月1日制定の町章は「蓮沼村の「ハ」の字を日の出に、三本の線を水平線として図案化しました。洋上に日の出を表現し、発展する蓮沼村をイメージしたものです。」旧公式HPより
閉庁の記念碑でもあればと思いましたがそれも無く、ここまで何もないと落ち込みます😓
撮影日:2019年3月19日