市原市月崎にある小湊鉄道線「月崎(つきざき)駅」。大正15年(1926)9月1日に開業した駅です。 立ち寄り地として全く予定していなかったのですが、たまたま通りがかりに見た景色に惹かれ、急遽、立ち寄る事に決定。
駅前の案内には、市原市田淵の地球磁場逆転地層、いわゆる「チバニアン」の最寄駅である旨が詳しく書かれています。 また、2017年5月2日に「本屋及びプラットホーム」が、国登録有形文化財になった旨も記載されています。立ち寄って正解みたい😄
なんとも良い雰囲気に気を良くして近くをうろついていると、電車が入ってくる様子。慌ててホームへ取って返し、デジカメの準備をしながら近づいてくる車体を待つ二人。
入ってきたのは「小湊鐵道」で運行する、養老渓谷駅行きの「機関車と里山トロッコ列車」。思わず「ラッキ~~~~!😍!😍」
後で色々調べたところ、この機関車は「小湊鐵道」で実際に走っていたものを再現したとか。いやぁ偶然ですが、良い物が見られました。これも日頃の行いが・・とご亭主殿😅
いつかこんな列車に乗ってみたいねと話しながら、去ってゆく「里山トロッコ列車」を見送ります。 線路の向こうに遠ざかる姿を見送る・・、それだけで小編の物語が書けそうな、そう私って実は中途半端な文学少女だったのです😉
折角なのでもう少しと辺りをうろついていると、小さなな通路のような隧道跡を発見。 もしかして上り線への通路として使われていたものでしょうか?なんだかよく分かりませんが、でもただ見過ごすには捨てがたい魅力があります。
蔦に覆われた建物は「旧保線員詰所」、建物を覆う苔は、実は人為的に壁面に貼り付けられたモノだそうです。旧詰所を利用した建物は、「いちはらアート×ミックス2014」の時に「森ラジオ」と名づけられ、この形になったと後で知りました。
「ここに行く」と決めた目的地も良いですが、偶然見つけた素敵な場所は又格別なもの。 本当はこんな風に余裕を持って、足の向くままに旅が出来れば・・きっと素敵なんでしょうがねぇ~、中々そこまで余裕が持てない貧乏性なんです。
訪問日:2019年3月7日