安曇野市穂高等々力、覆い屋の中「彩色:握手肩抱き双体道祖神」・「庚申仏塔」・「二十三夜塔」各一基。
上部に菊水、「等々力邑新町中 天保十二辛丑年閏正月吉日」の刻。男神の着物の前がはだけている様に見える彩色は、ちょっぴり悩ましい😅
寛延2年(1749 )生まれの「庚申・馬頭観音」は、黒髪逆立てたヤンキー風のおっちゃんに見える・・😲
安曇野市穂高等々力、「握手双体道祖神」・「大黒天」・「二十三夜塔」各一基 。
上部に菊花と「仲間中 天保十己亥年(1839)正月吉日」の刻。結い上げた髪がとてもよく似合う美形カップル。この程よい距離感が好印象ですね。
台座の横にはかなりの数の「更新仏塔」や「文字碑」等が整然と並べられています。この石塔群に限った事ではありませんが、今思えば、一つ一つきちんと画像に残しておけば良かったと戻らぬ後悔。
安曇野市穂高等々力、「握手肩抱き双体道祖神」・「二十三夜塔」・「大黒点」各一基。
上部に菊花、「等々力耕地仲間中 帯代金五拾圓 明治十八年乙酉八月建之」の刻。時代が新しいせいか、二神ともしっかりした顔立ちで衣類の形も綺麗に決められています。
ちなみにブログ作成に当たって色々と調べている際に知ったのですが、こちらの双体道祖神「相愛道祖神」としてちょっとした恋愛パワースポットになっているそうです。その理由は男女神のつないだ手の形がハートに見えるからだとか・・言われてみれば確かにそんな風に見える・・・💗
安曇野市穂高等々力、「握手双体道祖神」・「大黒天」・「二十三夜塔」各一基。「庚申仏塔」二基。
「等々力邑 天保二辛卯」の刻。握手像だと言われるから握手像に見える・・それくらい摩耗が進んでいます。
「大黒天像」・「庚申仏塔」
傍らに「庚申仏塔」・「念仏碑」各一基。
安曇野市穂高等々力、東光寺境内入り口に「握手双体道祖神」・「二十三夜塔」・「大黒天」・「庚申仏塔」各一基。
「文政二己卯年(1819)二月吉日 」の刻。仲良く並ぶ男女神は、ひだの綺麗な袴を身に着け、女神の髷と男神の冠につけられた纓(えい)は仲良く同じ方向に。
傍らに「庚申仏塔」他、多数の碑
安曇野大橋:親柱の「握手双体道祖神」。時代が新しいと衣冠束帯も十二単も整った形になっています。
これも近くの橋で見つけた親柱ですが、どのあたりだったか記憶があやふや。 双体道祖神を前衛的に演出するとこうなるのです😄
某TV局:朝の連続ドラマ「水色の時」の撮影用に作成された「握手双体道祖神」二基。
彫像者『須藤賢』氏の厚意によりこの地に設置された二基の「双体道祖神」。有明山にわずかに残る雪の色も優しく、アルプスを背にした素朴な佇まいは、観光地の道祖神らしい素敵な演出です。
安曇野の景色に溶け込む双体道祖神。百年、二百年後にこれを見る人は何を思うのでしょうね。明日もしつこく安曇野穂高の道祖神~其の四に続きます
撮影日:2016年4月19日