藤枝市(ふじえだし)は静岡県中部の志太平野に位置する市です。北は南アルプスを望む赤石山系の森林地帯から、南は江戸時代「越すに越されぬ」と言われた大井川の一部まで広がり、江戸時代には田中藩の城下町として、また東海道藤枝宿と岡部宿の宿場町として栄えてきました。静岡市、焼津市、島田市に隣接。「市の木:松」「市の花:藤」「市の鳥:鶯」を制定。
市名の由来は、江戸時代の若一王子神社の社伝に、源義家が奥州下りで「若一王子神社」に立ち寄った際、裏山の古い松の木に藤のつるが絡まり、藤の花が咲き誇っているのを見て詠んだ和歌【松に花咲く藤枝の 一王子 宮居ゆたかに いく千代をへん】に由来すると言われています。
市庁舎の玄関部分、吹き抜けの窓には一面の藤の花のステンドグラスが施され、それは見事です。
また「サッカーの町 藤枝」としても知られており、少年野球が全盛であった大正時代に、旧制志太中学校の校技として採用されたことに始まります。
キャッチフレーズは「元気供奏・飛躍ふじえだ ~元気つながる、笑顔ひろがる。~」
明治22年(1889)、町村制の施行により志太郡藤枝町・葉梨村・稲葉村・青島町・大洲村・高洲村・瀬戸谷村・広幡村が発足。
1954年、志太郡藤枝町・葉梨村・稲葉村・青島町・大洲村・高洲村が合併、藤枝市が発足。
1955年、志太郡瀬戸谷村を編入。
1957年、志太郡広幡村を編入。
2009年、志太郡岡部町を編入、現在に至っています。
マンホールには市の花「藤」を背景に、「富士山」市の木「松」市の鳥「鶯」が描かれています。
「藤枝市浄化センター」展示マンホール
「藤枝市浄化センター」展示マンホール
市の木「松」、市の花「藤」、市の鳥「鶯」に市章がデザインされたおしゃれな消火栓。
昭和29年9月11日制定の市章は「市の花である藤に見られる高潔な気品を藤枝の姿として、永遠に汚れない清潔な市として躍進と発展を遂げることを願い制定されました。」公式HPより
市章のみ、もしくは自治体名に、それぞれの用途が記載された、いわゆる規格蓋。 消火栓、防火貯水槽、仕切弁。
樹脂弁(腐食性環境や金属などが使用不可能なラインにおいて使用できるプラスチックで構成されたバルブ)。
撮影日:2011年11月14日&2016年12月11日&2018年11月06日
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2018年8月11日、第8弾として全国76自治体76種類(計364自治体418種類)のマンホールカードの無料配布が開始されました。藤枝市のマンホールカードは「藤枝市郷土博物館・文学館」で頂けます。
2015年に設置開始されたマンホールには「市の花:藤」「市の鳥:うぐいす」「市の木:松」「富士山」がデザインされています。本音を言えば何故シールタイプにしたのか・・マンホール大好きな私としてはかなり不満。
【わがまち藤枝を連想する、市の花「藤」、市の木「松」、市の鳥「うぐいす」、背景には静岡県を象徴する「富士山」がデザインされています。 「藤」は平安時代の武将八幡太郎源義家の歌にも詠まれており、「藤」は昔から藤枝の地と縁が深いのです。 「松」は東海道の松並木、日蓮上人のお手植えの「久遠松」があります。 街中では「うぐいす」の鳴き声が聞こえ、その姿を見ることができます。 カードのマンホールは蓮華寺池公園前交差点内に設置されています。 公園内には他のマンホールもあり、公園内を散策することで、マンホールや景色、花を楽しみながら、藤枝の魅力を感じることができます。】
訪問日:2018年11月6日
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