車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

勝山~町歩き其の一 in 岡山県真庭市勝山

2022年03月28日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・岡山県

出雲街道の宿場町・城下町として栄えた勝山。土蔵に白壁、格子窓の古い町並みが残ることから、昭和60年に岡山県初となる「勝山町並み保存地区」に指定。特に何か特別な目的が無くても、ただ歩くだけで心がホッとするような、不思議な優しさを感じさせてくれる「勝山の町歩き」。さて、今日はどんな素敵に出会えるのでしょう😊

明和元年(1764)、『三浦明次』の勝山入部により建てられた武家屋敷群の一つ「勝山武家屋敷館:渡辺邸」。有能な家臣の1人であった『渡辺唐兵衛』は家老格の名門で、当時、百六十石取りだったと伝えられています。

長屋門を入ると母屋、土蔵、井戸などがあり、土蔵には甲冑、槍、衣類、古文書などが展示されているそうです。町歩きの後に時間があれば入館予定。

白壁、黒壁に挟まれた三浦坂をまっすぐに進むと、右手に醤油蔵を改装したアートスペース「勝山文化往来館:ひしお」の建物群が見えてきます。

「ひしお」という名称は、かつてこの場所にあった古い醤油蔵が作っていた「醤(ひしお)」から付けられたもの。木をふんだんに使い、古い瓦を再利用、建物上部に土壁を塗った、和風でいながらとてもモダンな外観。

勝山藩主三浦家の菩提寺、浄土宗寺院「安養寺」の山門。

山門前に置かれていた二体の童地蔵。そんなに古いものではないと思われますが、とても優しい表情で参拝者を迎えてくれます。

山門の屋根から下界を見下ろすのは、口元から牙をのぞかせる鬼。中々に良い面構えで、三浦家五代から十代までの墓所を護っています。

室町時代に始まったとされる「高瀬舟発着場跡」。今でも、旭川沿い約700mに渡って往時の面影が残されているそうです。

旭川の中州によって作られた水辺に下りられるように、各々の家の裏口に作られた玉石積みの石段。川端の町並みでは全国の各地に見られる独特の風景です。

勝山町歩き、もう少し続きます🌸

訪問日:2013年4月23日


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ご当地マンホール in 岡山県... | トップ | 勝山~町歩き其の二 in 岡山... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

神社仏閣・名所・観光・岡山県」カテゴリの最新記事